マルタ・サギーは探偵ですか? 5 (5) (富士見ミステリー文庫 54-7)

嗚呼昨日のことのように憶えています—それは去年の12月—
サブタイトル「恋の季節」
帯の煽り文句「超ドンカンな名探偵が恋に目覚めるっ!?」
カラーページ「本当に綺麗ですね。なにか魔法でも使ってるんですか?」
(*ノノ)な展開かと思えば最後の最後でとてつもない奈落かつあっけない幕引き。
ギャーと叫んだ日のことを。
5月末のある日。新刊のあらすじのあまりの超展開ぶりにポカーンとした日のことを。

そんな続編。
つかカラーページ+登場人物紹介+本編最初の1ページ(正確には14文字)で
がつんとやられ涙腺ががっつりがっつり刺激されておりました。
丸太がしっかりしすぎている(゚д゚) (笑)がつくレベルで。
やっぱり泣き虫探偵は健在だった。
ヘレナル ビンスタインってなんだってっけ。ヘレナだったらマスカラのあれやけど、えー
とか思いました。切るところを間違えている(゚д゚)

「ナギサーさんずいのアレー」がまさかここでこんな役を果たすことになるとは。
愛田さんはいい子だ。アウレカはやばすぎる。いい奴過ぎる。
海に行こうかの章のオスタスのことを信に話すシーンはちょっと泣いてしまった。
7年分なかったことになったのところはなんかポムグラのチェインバーレンさんと
別れるところを思い出した。あの人を愛してるとか7年間の執念とか。

6巻早く読みたいな。5巻は今までのマルタの中では一番好きかも。