女の旅じたく

エッセイ。
旅行時の収納裏ワザではなく軽装の旅勧め本でもなく、旅行の前準備で右往左往したり何を持っていくか考えたりいかに荷物が少なくするかを考えラベルグッズやネット予約や路線検索に感心したりする内容の本。

わたしはライブとか行く時は基本的に泊まり前提なのですが「荷物が少なすぎて逆に不安になる」ことがたまにある。自分が知らないだけでなにか大事なものを忘れているような気になるのだ。まあ大概そんなものはないんだけど

最近はこういう本も出ているので迷子的にありがたいです。絶対持っていく。
京都歩く地図帳 ’09-’10 (Jガイドマガジン)
るるぶで必要な部分はコピーしてこれにはさんでいく。あとは地元では乗換えの概念がないに等しいので「○○駅で降りて○○線に乗り換える」とかいうのを全部ノートにメモっていく。あと本は絶対1冊2冊は持っていく。読まなくても持っていく。読み終わったら新しいのを買う。

たまには他のブログから書くネタをいただきます。

新刊情報の取得方法 - 私日記
もう木曜日か - 私的ファイル deltazulu 記録再開

2年前にも似たようなこと書いてたけど割と現状変わってるのでだらだらと書く。
最初に書いとくとオチはありません。

新刊情報は本やタウンラノベの杜辺りから拾ってます。
ラノベだけだったらラノベの杜だけで事足りるとおもう。本やタウンは主に文庫落ち情報とマンガ。
あとは作家公式ブログとかで。

文庫はともかく一般文芸で単行本のほうは、多く揃ってるのは紀伊国屋ぐらいなので出てからしばらくして気付くことが多いです。地元で売ってるのは本読みでなくても知ってる人1とか本屋大賞的に有名な人ばかりだ。
単行本は図書館に頼る。金銭的な面が多いけどわたしの本棚は主に文庫を収納することが前提なのであのサイズが入るスペースは少ない。そのためすごくほしい本だけ買う。

文芸雑誌は大体目次だけ見てる。好きな作家のインタビューとかあったら読む。
ダヴィンチは気になる特集の時だけ買う。かつくらは毎号買う。
PR誌の書評ページも最近はよく読む。「マイナークラブハウスへようこそ」とか「船に乗れ!」とかはここで知ったので知らない作家に目を向けるのにちょうどいい。好きなPR誌はポプラ社のasta*です。

あと今ぐらいの時期に女性誌2で読書特集をやってることを知ったので、気になる特集があったら買う。
年末に多く出る「この○○がすごい」は買わないんだけど「このライトノベルがすごい」は買ってます。8割ぐらいはインタビュー目当てです。
ラノベだと紙媒体で作家インタビューとかエッセイとかが載ることは少ない3
雑誌で特集組まれても短編掲載とかシリーズ特集とかなので……

あと最近は読む本に人の意見を取り入れている。(←大きい違い
好きな本の方向が似てる人とか、いつも気になる本を読んでる人の意見を参考にする。読む。

ラノベの場合は今もやっぱり知らない人の場合は表紙に頼ってる。
新刊は毎月いろんなレーベルからいっぱい出るので、ある程度は表紙でふるい落とす。
特に少年向けレーベルの場合は、胸にバスケットボール装備してたりぱんつはいてないひとが表紙を飾る本にわたしが好きな要素が詰め込まれてるとは思えないのだ!
そういう意味ではしゃっぷるはわたしの中では「表紙で損してる本」です。

SH@PPLE〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)

あれは竹岡葉月じゃなかったら「ああこれは萌えコメなんだな」と思って全力でスルーしてる。
そうじゃなくても1巻買うときはそわそわした覚えがある。

そんなわけで知らない作家のシリーズに手を出すとき見る順番は表紙→(あらすじ)→(カラーページ)→最初数ページが重要です。気になった本全部買えるほど裕福な財布をしていないのでよく考えます。
途中()がついているのは、少女向けレーベルはカラーページがあるのは稀だったり、ビーンズ文庫のシリーズ1作目は話半分であらすじを読まないとJAROの罠4にはまるからです。

行く図書館がひとつ増えていっぱい本借りて、でも買う本の量はそんなに変わらないので「優先順位が高い本が積み重なっている」ことが割とある。そんな時に「ちょっと気になるラノベ」を見つけたときは「買って即読むぐらいの引力がある本か」を考えて大概棚に戻してる。読みたい本がいっぱいあるときに「ちょっと気になる」程度の本を買っても大概積んでしまう。そして優先順位が高い本を読み終わるころには1ヶ月とか余裕で過ぎている。次の新刊が来ている。なんか次のきっかけがないと読まない。

新人賞受賞作品チェックはラノベ限定だ……とおもう。
一般文芸の場合、帯に「脅威の新人!」とか書かれてない限りそれが1作目なのか5作目なのか分からないし知らないので。

  1. 村上春樹とか東野圭吾とか []
  2. CREAとか []
  3. 電撃の缶詰のコラムの部分、好きな作家さんの月は超読む []
  4. 「嘘・大げさ・まぎらわしい」→想像してたのと違うヽ(`Д´)ノ []

GOSICK: 文庫: 桜庭一樹 | 角川書店・角川グループ

ムックどおりなら武田日向さんの挿絵は続投のようだけど、以後言及されてないのでどうなりますやら。

あと壁井ユカコさんの北海道新聞インタビューを受けてたのがネット上にあった。
確か野性時代で壁井さんの写真付インタビューがあって、このラノベ作家がすごいのときの有川浩壁井ユカコ対談のときの写真が印象に残ってたので「雰囲気がすごく変わった!」と驚いた

14f早く読もう……(まだ積んでる

鬼ヶ辻にあやかしあり〈3〉座敷の中の子 (ポプラポケット文庫)

3巻は白蜜姫がコレクションを増やしてうきうきする話ではなかったけどこれはこれで!
79ページが良い。ていうかこのラストはとても予想外だった。
あと幽霧に姫が自分の目玉をほじくりだして渡すところがとてもびびった。
えええええええっておもった。しんぞうにわるい。

その髪はざわざわとさかだち、つりあがった目は金色に燃えていました。愛らしかったくちびるは残忍にめくれ、小さくもするどいきばがむき出しとなります。

(P82)

自分が自分であることをほこりを持ち、心おもむくままに無邪気に、ときには残酷にふるまう。だからこそ姫はこれほどまでに異質で、おそろしく、美しく見えるのでしょう。

(P93)

星間商事株式会社社史編纂室

WEB連載していたもの。
コピー本作りが上司バレしたところまで読んでたんだけどいつの間にやら存在を忘れていた。

星間商事に勤める幸代は企画系の部署の一員として郊外の大型ショッピングセンターを手がけ、成功させた。類似企画の責任者にならないかと打診されたが固辞した。幸代は出世欲がなくそれなりの給料で構わないが夜や週末は必ず体が空く仕事をしたかった。そして左遷部署扱いの社史編纂室に飛ばされた。60周年記念社史となるはずだったものは創立60周年を過ぎた今も完成されていない。本間課長(あと1年で定年)が退職するまでにできあがれば……という雰囲気になっている。

幸代は腐女子(※自称したことはない)である。GW・お盆・年末はコミケやらイベントに赴き、プライベートな時間は同人誌作成やら友人ら3人でやっているサークル「月間企画」サイトの運営やら通販処理に大部分が割かれている。ちなみに放浪癖のある彼氏(洋介・コピー本の製本を手伝ってくれたりする)と同棲している。

・社史作成中のなか誰も語ろうとしない高度成長期の星間商事とサリメニ国の繋がり(陰謀めいたターン)
・原稿とコミケと私と足抜けする友人
・会社のコピー機を使ってコピー本を作っているところを上司にバレた!
・ごまかせたと思ったら自分もコミケに出たいとか言い出したり、上司や同僚に自作を朗読される
・作中作として幸代作のBL小説(年下攻めのリーマンBL)と本間課長の謎小説
・恋愛あれこれ

みたいな内容です。

陰謀のターンは風呂敷を広げすぎない程度で早々にたたまれるので、「左遷された実は有能職員が会社の闇を暴く!」みたいな小説ではありません。
BL小説のターンはキス以上の絡みはありませんが(ほのめかしはあります)、男同士がいちゃいちゃしてるのはあります。月間商事は「固定ファンがついている・イベント毎に新刊発行・30冊刷れば売り切れる・収支はイベント参加費印刷費で足が出る」程度の創作JUNEサークルでした。

サリメニ関係の小説が実にロマンチック。

「いや、これまでの人生の過半数の年月がオタクなんだから、もはや趣味なんかじゃない。人生そのものよ! つまり同人誌を捨てたあんたは、人生を捨てるということになる!」(略)
「むしろ捨てる! 今までの人生をリセットする! テレビで党首討論見て、与野党の政治家のじいさん二人にすら萌えを見いだすような自分を清算する! そんで女の幸せをつかむ!」
「女の幸せって?」
幸代は念のため聞いてみた。
「かわいいなってみんなに思われて、お姑さんにも気に入られて、子どもを二人生んで、カルチャースクールでフランス語か手話を習って、それを活かして家事の合間に少々の収入を得て、週末にたまに夫と二人だけでカフェでランチしたりすることよ!」

(P125)

それから、冬コミ用の新刊の内容について考えた。パソコンに向かって、数行打ってみる。
書くという行為があってよかった、と思った。むなしさややるせなさをいっとき忘れられる。

(P203)

夏っぽい小説で好きなやつをヒャッホウと並べてみた。
爽やかさが足りないのは仕様です。

アルビオンの夜の女王 -青薔薇姫と幻影の悪魔- (B’s‐LOG文庫)

舞台設定は19世紀のイギリス風。
アルビオン王国の< 青の薔薇十字団>を率いる銀髪の少女セシア。彼女は魔術事件や悪魔祓いをしているアルビオンの新しい"夜の女王"である。セシアの元に、双子の妹でありアルビオンの若き"昼の女王"クローディアから週末のハロウィンパーティのドレスが贈られて出席する。
問題はパーティで倒れた令嬢が船で帰宅中忽然と姿を消した。薔薇十字団は魔術事件に巻き込まれたと見て捜査をはじめる。事件の情報を求めてセシアはファントムと名乗る謎の悪魔を訪ね、ファントムは情報の対価に「物語の提供」つまりセシアの半生を語ることを要求する。

セシアは出生とか立場とかが割と複雑な感じですが(現女王の双子の姉であることは極秘事項)普通っぽい女の子です。戦う人なので守られヒロインではないし猪突猛進型でもないと思う。
セシアの契約者として吸血鬼(ルーシャス)とか人狼(アルカイン)とか改造人間(センレッド)とかいるんですが個人的に一番好きなのは(ファントム込みにしても!)執事のクレオヴィスです。ハイパー執事です。
「私は人の子です」と言っているけど< 黒>執事でも驚かないよ!

「神のような、奇跡の執事です。ハンドパワーでお体を癒せますし、真冬に枯れた薔薇園を蘇らせろと仰っても、五千人を呼ぶパーティを開きたいと仰っても、水からワインを作れと仰っても、必ずや実現してみせるでしょう!」

(P20)

という触れ込みで派遣されてきたのである。すごい執事なのである。軽く奇跡を起こせて予算管理も屋敷の手入れも完璧である。

「人狼殿はお嬢様たちと違って、拳一つで戦えるのですからいいではありませんか。文句を仰るなら、白百合姫とお揃いのメイド服を着ていただきますよ」
「ぐおおおおお……! くそ! なんで外れねえんだこの手!! 俺より力あんのか執事!?」
「いいえ単なるハンドパワーの応用です。さ、参りましょう。悔い改めようと努める限り、罪は許されるものですよ」

(P187)
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