ラブい話だった……
カリルとバトリーのその後の話なのですがラブい。ラブいといってもひたすら甘い話ではなく行く先には暗雲が立ち込めてたり重かったり予想外にえろかったりしました(といっても濃かったり露骨だったりはしませんが

あとがきにもありますがもうクルドにしとけよというのは思いました。クルドクルド。

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「続・大地をわたる声を聞け」は平成7年6月から平成8年7月にかけて、ちょっとずつ書いてきたものです
(中略)
「作家が自分の話を続編を私的な場所で載せるって、いんちきじゃありません?」と言われましたが、自分は書きたい(書き終わった)、でも出版社は本にする気はない、とゆー場合は、まあ、いいんじゃないですか。

あとがきより

これは大地をわたる声を聞けの続編ですが商業的には流通してない本です(絶版という意味ではなく
この話は10部だけ作られたり小林めぐみ公式であるところの「小林めぐみのホームページ」上で連載されたりしていたものが私家版(つまり同人誌)として発行されたものです。
私が持っている(今のところ)唯一のサイン本です。
今をさかのぼること7年ほど前、小林めぐみのホームページで遊んでました。まだまだダイアルアップ+テレホの時代のころです。当時は大地?は読んだことのない話でしたがこの機を逃したら手に入らないかもしれないとりあえず買っとけと、通販して本棚の奥で寝かせておいた本でした。

大地?のほうは上下巻ということもありばたばたばたっと展開展開集約という感じでしたが続大地はゆるゆると時間が流れていくような本でした。

フィンガーボウルの話のつづき (新潮文庫 よ 29-1)

何とも不思議な話だ……

吉田君は「世界の果てにあるような食堂に来る人」の話を書きたいと思っていて長く悩んでいる。
そこに奇妙な連作小説を予告して消息不明になったジュールズ・バーンのことを知る。
物語のはじまりのしっぽを掴んだ吉田君は……という話だったのが。

「奇妙な連作小説」というのはフィンガーボウルの話のつづきを言いあらわしてることばでもあるのですが、17の短編が入っています。
たとえばAという短編があるとして、これは吉田君が書いたものなのかバーンの過去作品なのか、それとも何の関係のない話なのかと先を読む。終わる。誰だーと思いつつも次の短編を読む。読んでたら別のBという短編の中で昔は俺もAっていうやつを書いたんだとかいうのが出てきてナンダッテーと叫ぶことになる。リンクが複雑。

物語の重要なキーワードとして出てくるもの
ビートルズ:ホワイトアルバム

「私は殺し屋ではない」と「白鯨詩人」と「ろくろく」が好き。

昨日のを書いて「ハッやさ竜はどうなんだろう!」と思いついたわけですが
び、びみょうだ……という結論に至る
一線を飛び越えた描写はないけどこれは男性が読んでも面白いものなのか?というところで疑問。

やさしい竜の殺し方 (スニーカーブックス)やさしい竜の殺し方〈1〉やさしい竜の殺し方 (1)

この本は何故か3パターンあって左からスニーカーブックス・スニーカー・ビーンズ
ちなみに私が読んだのは新書のやつ(スニーカーブックス)
最近のビーンズはこれに力を入れているのかビーンズエースはこれが表紙とかいいところをとりがち。
私は現世組よりご先祖様(主にセファイド)が好きだしなー

桜庭一樹読書日記—少年になり、本を買うのだ。

有栖の乱読みたいな感じなのか小説以外みたいな感じになるのかと思ってたら
桜庭一樹日記に有栖の乱読を混ぜたような本だった。
WEB上のも読んでないわけじゃないけどあれ読みにくいんだ……
さよなら傭兵とか狛犬はどこだ(仮)が妙につぼにはまったり欄外の本のあらすじ読んでこの本面白そうだ(フゴー(鼻息)と付箋をまたべたべたとつけてしまった。

クラフトエヴィングで上下巻の話って何だろう(ちょうきになる
明日から探索してみる。

TRICK*TRAPのあの人ってそんなに凄い人だったんだと今更ながらがくぶる。
TRICK*TRAPは前に関東遠征したときにはやきさんと一緒に行った本屋さんで
本屋というよりは書斎って感じでソファに座ってほほうと浸ってしまった。
なんか買って帰ろうと思ってこっちでは全く見かけない竹田君の恋人1個獲得。

桜庭一樹日記と2冊並べておいておくと背表紙が赤×ピンクだ

身代わり伯爵の結婚 (角川ビーンズ文庫 64-2)

ベタは素晴らしい

154ページから161ページまでが核弾頭。
フレッドがとても好きなので最初から最後まで出まくりな短編が読みたいです。
バカップル度は1巻とは比べ物にならないぐらい上がりました。

普段ライトノベルを読んでいる方が魔がさしてあっち方面を読みたくなったら@それさえも多分退屈な日々。を読んで。

ビーンズの今日からマのつく自由業はそれっぽい描写はあるものの
男性(というかちびっこ男子)読者もいるみたいなのでどうでしょうか。
(箱はマのつく水の底の次男の挿絵について思わず友達にメールを送ってしまったそんな思い出

余談:
活字倶楽部07秋号(10月25日発売)
巻頭大特集「乙女と隠れ腐女子のための読書案内」
対談:荻原規子×三浦しをん
(他の特集は大崎梢と深見真

ちなみに私は匂いがするものはOKでも事に及んでいるものはアウト。
三浦しをんと学園キノ2巻のあとがきのあれはアリですが。友人曰く「BLは女のためのファンタジー」

リングに入りました。
はてなライトノベルリング
リングとからぼあぺ以来です。リングバーは悩んだ結果最下部に設置。1カラムだとこういうとき困る

夏コミに1枚というか一筆噛みました。
1日目ホ36bです。多分榊一郎サークルだと思います。
お勧めラノベ紹介のペーパーの文学少女紹介文やりました。
↑メディアミックスされてないラノベ限定です。
近くを通りかかる人はぜひ。私はスペースどころか会場にもいませんが。(ライブ最優先

50文字ぐらいで、と言われたのでPOP書く気分でやりました。50って短いな。

QEDの新しいのは連作短編らしい@講談社ミステリーの館より。

『QED ?flumen? 九段坂の春』高田崇史
 千鳥ヶ淵の桜の下、花弁を握り締めて男が死んだ——。中学生の桑原崇は、聡明 な女教師・五十嵐弥生に思いを寄せるが、ほろ苦い思い出を残して彼女は消え崇の胸には一つの疑問が残った。それぞれの青春を過ごしていた、棚旗奈々や御 名形史紋の周囲でも起こる怪事件。すべての糸が、一本に美しくつながるQED初の連作短編集。

酸素は鏡に映らない (MYSTERY LAND)

これはどう見てもブギーポップスピンオフ。
この話で初めて上遠野浩平の話に触れる人から見たらかなり不親切な内容なんじゃないかなあ。私はすごい面白かったけど(*´∀`)

ブギーポップからはこんな人が出ます
オキシジェン(もしくは柊)・カレイドスコープ・寺月恭一郎(名前だけ)ダイアモンズ(名前だけ)

オキシジェンと健輔の話は凪の父ちゃんとイマジネーターの話みたいだ。

↓ネタバレ

ところで絵里香の先輩にして通称博士、ムーンリヴァーって末真さんなんだろうか

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