QEDの新しいのは連作短編らしい@講談社ミステリーの館より。

『QED ?flumen? 九段坂の春』高田崇史
 千鳥ヶ淵の桜の下、花弁を握り締めて男が死んだ——。中学生の桑原崇は、聡明 な女教師・五十嵐弥生に思いを寄せるが、ほろ苦い思い出を残して彼女は消え崇の胸には一つの疑問が残った。それぞれの青春を過ごしていた、棚旗奈々や御 名形史紋の周囲でも起こる怪事件。すべての糸が、一本に美しくつながるQED初の連作短編集。