逆さに咲いた薔薇 (カッパノベルス)

久しぶりに氷川透読んだー。密室は眠れないパズル以来だ。

梨枝は、シャーロック・ホームズや御手洗潔や火村英生にこれほど多くの女性が愛を捧げていることに、すなおに感心するよりほかはなかった(P49)

(゚д゚)ギク!となった。火村さんはいいよ……非喫煙者だけど煙草の自販機みたらついキャメルを探してしまうよ……

作中で、とある本の感想についてネット書評サイトの本文引用があるのですが、それがなんか妙にリアル。私が知らないだけでこの本とかこの感想サイト(ちゃんとサイト名も出てる)は実在するんじゃないかと思うぐらい。ミステリ系更新されてますリンクは実在するしなあ。
でその書評サイトについての地の文が面白かったので引用。

 立ち位置も、小説を読む際のスタンスも、作品へのアプローチも、評価を下す際の基本的価値観も、そして結論も、あまりに千差万別。これだけいろいろな読み方をすれば、いろいろな評価が出てくるのは当然過ぎるほど当然だ。
 だが同時に、それこそがネット書評の醍醐味なのだろうな、とも思う。各人がまったく自由に、思い思いのポジションから勝手気ままに発信する。それが保証されているからこそ、多様なコメントが可能になる。結果的に、アクセスする人間にとっても有意義なものとなる。(P157)

土方って単語的にはアウトなんだ……普通に言うし聞くから何か意外。差別的意味は一切含まずで。
(土木っぽい人とか土方の人とか土方焼けとか
お父さんはとりあえずまずカッとなりすぎだ。落ち着けばいうことは確かに親として普通で当たり前なこと言ってるのだけどそれが分からなければただのクソオヤジだわー

貴族探偵エドワード瑠璃の涙を流すもの (角川ビーンズ文庫 58-6)

ビーンズの挿絵でヒロイン以外の女子が表紙を飾るのは珍しいというのを見ましたが貴族探偵エドワードで女の子が表紙を飾るのは初めてじゃね?と思った。

最初30ページ主従が熱かった。ページは多くないのに濃かった。
もう一組の主従つか上司と部下は可愛いな!可愛い担当だ!
163ページが結構好きなんですが私何のスイッチが入ってますかこれ。

とりあえずひと段落、だが俺達の戦いはまだこれからだぜ!という感じ。

どこかで「ポリ白は名前の付け方がちょー直球」というのを見た覚えがあるのですが貴族探偵はそれをさらに上を行くちょー直球ぶりだと思います。今回はそれがさらに高まった……

ジェイドはいいなあ。ジオラルドのほうのジェイドではなく。
ジェイドが主役の話が読みたい。ジェイドの過去とかはいらなくて(本編の流れで出てくるならともかくジェイドは謎多きの方がいい)今現在で主役を張る話を。出過ぎるとあれだから短編がいいな。探偵組いない間の下宿での話とかいいな。ちょーときめくな。

封殺鬼—鵺子ドリ鳴イタ (2) (小学館ルルル文庫 (ルし2-2))

思ったより薄かった……
そしてやっぱりユミちゃんが達彦に見える……

桐子可愛いよ桐子
鬼2名過保護だよ鬼2名

桐子→志郎が非常にツンツンでいい。素晴らしい。これがいずれデレるのか。それがちょー楽しみだ。ていうかトンボぐるぐるで目回すのかまわすのか(*゚∀゚)=3

↑バレ
↓そしてここからはキャンバス封殺鬼最終巻を含んだネタバレ
ルの封殺鬼はどこまでやるんだろうね。桐子がデレるところまでか、結婚して子をなすところまでか。こどもができてしまえば志郎死亡カウントダウンだ。あの後桐子復讐って走ったんだったっけ。その後の展開が衝撃的で最初のほうあんまり覚えてないのだ……
いや何にしても志郎死亡もしくは敵討ちが遂げられた時がシリーズの最終巻というのはなんか寂しいなあ。

麗しのシャーロットに捧ぐ—ヴァーテックテイルズ (富士見ミステリー文庫 83-1)

イラストに騙された……
これが新刊で普通に平積みされてたときはスルーしたんですよ。
主にカラーページに因るのですが「百合姉妹のいる屋敷に仕えるメイドの話」だと思ったから。
なんだ普通に新刊で買えばよかったんじゃないか!(これはブクオフで買いました
血生臭かったりで非常に好みのほうでした。富士ミスなのに真っ当なミステリーだったよ……
ハッピーエンド至上主義の方にはまったくもってオススメできませんが。

ある屋敷で起こった3つの時代の事件。いずれにも「人形」が大きく関わってきます。
あれだよタイトル変えるなら人形館の殺人だよ……
積んである人形館の殺人@綾辻行人も早々に読もう……暗黒館が出るまでに読みたい。

レンタルマギカ妖都の魔法使い (角川スニーカー文庫 177-11)

私の中では猫屋敷祭りでした。
万能キャラは好きじゃないのであんまり多用はして欲しくない感じですが今回はやっべえええすげええ(*゚∀゚)=3という感じ。mixiかどっかで猫屋敷の双子の兄が出てきてそっちは神道やればいいんだとか書いたのがうっかり叶ってしまった。祝詞スキーなんです
1行の中でさらっとだけどレコンキスタとか出てきてまじ吹いた。
マギカはやっぱりいいわー。

後登場人物紹介のところで影崎の絵見て「こんな人だったんだ」って思った。
特徴らしいところはないのっぺりした顔っていう描写はあちこちで見かけたけど、特に根拠はなく茶色のトレンチコートで白髪混じりの5~60代を想像してた。どう見てもこれ黒髪だわ若いわ黒スーツだわ……

とりあえず狼さんの感想待ち。解読解読。

光炎のウィザード想いは未来永劫 (角川ビーンズ文庫 42-13)

何か色々激動でした……

まず裏表紙のあらすじにごふっとなった。
前のザビのゼストガとゼストガ母とリティーヤの短編でゼストガ×リティーヤで検索してやってくる人はいたけどまさか公式カップリングの一角を担うことになるとは思わず。いやまあ自覚なしっぽくもあり、決め付けみたいな感じでもあるので嘘あらすじになるかもしれないのですが。
ちなみに私はヤムセ派です。派といっても別に恋愛に発展はしなくてもよくて、どっちかというと微妙で絶妙な距離感の師弟のままのほうがもえるんですが。

↓バレ
ミカの正体は意外だった……いい意味で予想の斜め上。キツネは鬼畜。ユローナは悪役だけど格好いい悪役だ。こういう人は好きー。長生きして欲しかったなあ。

楽隊のうさぎ (新潮文庫)

何か気合の入ったPOPが立ってたから騙されたと思って買ってみたよ
引っ込み思案の中学生男子が成り行きで吹奏楽部に入って成長していく話。
私は小学校の時トランペット吹いてたので懐かしい感じでした。

ていうか「隔週週休2日制」って作中時間と私が中学校だった時、かなり同世代に近いものが。

図書館からメール来たる。予約本来たよとりにきてねというやつ。
化物語下巻が先来ちゃったy=-( ゚д゚)・∵;;

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・ARIAこの展開まじおわりそう。いやでもAQUAから数えると長いことやってるしここが綺麗に終われるポイントだろう。
・狼と香辛料コミカライズ版は巻頭なのにカラーページないんだと思ったらそこできますか。侵略者云々で群衆パート流れる流れるSH脳自重
・ケータイ小説にBLっぽいのが進出してる。ホワイトハートと一緒に並んでた。ぺらぺらめくってみたがすかすかということはなかった。吸血鬼×人間らしい。やっぱり横書きで読者の声曰くこれはBLじゃないぜ種族や性別を超えた恋愛物語だぜ(こんな感じ)

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とりあえずスニーカー(ていうかマギカ)とビーンズ色々購入。
コバルトとルは明日になるか明後日になるか。
スニーカー・ビーンズは発売日通り・電撃は本屋により1日フラゲ可・それ以外は大抵1日遅れ。ルは発売日買いしたことないから分からないー

ごきげんようがようやくロザリオを渡すだのなんだのと聞くので今回はぺらぺらできるならしてみようかと。何か封入されてるのかこれだけが例外なのかごきげんようはここ数冊シュリンクされてることが多い。

モリミーを買うかどうかが悩みどころおのれ毛深い子!
古典部はスルー。図書館待ち。

10月は色々と祭りだ。
ないだろうなと思ってた恩田陸の上と外の再文庫化。
ピニュと竹岡葉月新刊。マイフェアSISTERはとりあえず今回が最終巻。
後マイブックとか真っ白手帳系のものが出だしてるので季節を感じる。

(9/30追記: 1冊修正1冊チェック。記事上げ)

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