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携帯カメラで撮影。
随分と日が暮れるのが早くなりました。暗くなるのが早いよ……

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今日汽車で隣に座ったおばちゃんが2007ザ・ベストミステリーズを読んでた。それ今私も読んでる!読んでるよ!と妙に嬉しくなった。

十角館の新装版が売ってない……(暗黒館はあった。まだ買ってない)

晴れすぎた空の下で@志方あきこが歌いやすい
ただしハモリパート@機械と戦いになる。謳う丘@RAKA版もあんな感じで入れてほしいな。
どこが主旋律かは分からないが(全部でひとつだと思ってる)1人でも歌えるようにして欲しい。

銃姫(6) (MF文庫J)銃姫〈7〉No more Rain (MF文庫J)

3ヶ月ぐらい積んであったのを一気にむしゃむしゃと消化。ごちごち。
7巻は明日用においておこうと思ったのにがまんができなかったのだー。

5巻の悲惨な展開に次巻に手を出しかねていたのですが6巻は基本ギャグだわ……
なんかさらっとコミケが元ネタになってそうな話がぽろっと出てくるし(年2回あるアマチュアによる本の即売会)エルが黒いギャグを飛ばしている。

7巻はメイドとナースは最強という話(戦いにおける英雄的な意味で)
竜王はもっとあれげなキャラだと思ったのにふつうだ……

「過去をはるか遠いものだと思えるのは、いつだって勝手な人間だけよ。敗者は常に覚えている。それは、何年経っても何十年何百年経っても神話になることはないわ!」(7巻P91)

好きなキャラがギースとギャランヌとエルウィングなのでとりあえずギースの再登場を熱望。とりあえず誕生日まで待てないので8巻明日買ってきます。

カラフル (文春文庫 も 20-1)

生前の大罪で輪廻のサイクルから外された「ぼく」に大当たりと天使がやってきた。
今なら輪廻のサイクル復帰をかけて再挑戦できます。できますというか辞退はできません。ボスつまり万物の父の決定です。決定に逆らうことはできません。大当たりといってもあなたは楽園にいくわけではありません。もうすぐ死ぬ「小林真」という少年の体に入って生活をしてください。あなたが忘れた前世での罪を認識したらその時点で終了。あなたの魂は輪廻のサイクルに戻ります。

懐かしい……!
サイト名colorfulはこの本から取りました。
初めて読んだ時はまだ新刊棚にあったと思うので多めに切り上げて約10年前。
小林真と同世代でした。やっぱりあれですね、10代のときに好きになった本・物凄く好きだった本をもう1回読むときは気分10代。

「物心ついたときからそばにいた、ぐずで、ぶさいくで、頭悪くて、いくじなしで、病的に内弁慶で、友達もできない、だから年中おれのあとばっかついてまわってた、世話のやける、目の離せない、十四年間、全く目が離せなかった弟が、ある朝、なんてことない普通の朝に突然、ベッドの上で死にかけてた。しかも自殺だ。自分で死んだんだ。どんな気分になるか考えてみろ!」(P176)

何か書こうかと思ったけど貴様の不幸自慢をして楽しいかァ!という内容になりそうなので自粛自粛。うむ。学校は毎日行ってました。主成分本と意地で。

異人類白書

短編集。
いつも使ってる小さなねじ回しが急に見えなくなったり物陰に誰かがいるような気がしたりふと顔をあげると誰かに見られてるような気がするのは本当に誰かがいるためだ。それを異人類といい、研究しているのが奥多摩の大学の文化人類学専攻の紫門教授とその助手、吉元嬢である。
自分は触ってないねじ回しに足が生えてどっかに歩いていったという類のいい訳ではなく、私は妖精が見えるのウフフフという類の人ではなく、本当に異人類はいる。教授と吉元嬢はフィールドワークを通してコミュニケーションを取ったりもしている。
登場する異人類は「穴居人」「盲点人」「無人島人」「物陰人」「混戦人」「痕跡人」「風下人」以上7人

話には直接関係ないし伝聞のかたちでしか登場しないけど首相が気に入った。
実際こんな人が首相だったらどんな平和な国でもアウアウ!だろうけど。

 朝から今日のお昼はカレーだとか、今日の晩ごはんは絶対にカツ丼だと決めてかかったとき、人は絶対にそれを食べないと気が済まないときがある。
 それをして嬢は口が○○になっていると表現する。つまり吉元嬢は絶対に晩ご飯はきつねうどんでないと嫌らしい。(P188)

これ使う(゚д゚)今日は口がお好み焼きとか。

神曲奏界ポリフォニカ ペイシェント・ブラック 神曲奏界ポリフォニカブラックシリーズ6 (GA文庫 お 2-7)

マティアが可愛い(100ページ付近と198ページ付近と(めろーめろー
カラーページの最後のところで「あ、短っなんじゃこれはーー」と言い
終章でひっくり返った。なんという引き。なんという鬼引き。
それで色んなものが抜けてしまった。

来月のライオンスピンオフは絵師が違うらしい(とどこかのブログで見た。GA文庫のチラシは早々にどこかに雲隠れしてしまったので……

後うっかりSH脳が働いてしまいました。マナガとマティアを見ながら、ああアビスとエルの身長差はこんなものかなあと。

最愛の娘エリスの(ry

とりあえず黒ポリと向こうのその向こう側獲得。
黒ポリは先週ぐらいからゲット報告をなんかあちこちで見たので電撃みたいにあっちこっちで早売りになってるのかと思ったけど結局いつも通りでした。

asta*と本が好きをもらいました。カラマーゾフが5冊並んでいるのにときめき。
誕生日のプレゼントに2000円ぐらいまでだったら何でも買ったげるよと言われているので何にしようかと悩みつつ時期が時期だから私の男でも買ってもらおうかと思ったんですが、中々自分では手が出せないのでカラマーゾフ1巻と銃姫8巻にでもしようかと。ちなみに去年は海の底でした。
つか今年私からは何もあげてないので(友達の誕生日は5月だだー)クリスマスにでもピアスあげようかとか思ってます。

カーリー ~黄金の尖塔の国とあひると小公女~ (ファミ通文庫)

久しぶりに読みたくなったので……
小公女セーラ分を補給。大学生編もいつか出て欲しいな。
まあ多分銃姫完結とプリンセスハーツの2巻が先だと思うけど。

WithoutYou!

桜庭一樹読書日記—少年になり、本を買うのだ。

凝りもせず飽きもせず定期的に読んでいるような気がする。
大概湯沸かすとかそんな待ち時間に読み始めてそのままコーヒーが飲める温度に冷めるまでとか合間合間の時間を縫って最後まで読みきっている。

ここ最近はがっつりと分厚い本を読んでいないので有頂天家族にまだ手を出せていない。とりあえず夏の名残の薔薇を読んでくる。

思いやれども行くかたもなし—少年陰陽師 (角川ビーンズ文庫 16-26)

短編集。全部ザビからの再録でした。書き下ろしなし。彩雲国短編だと豪快にそれもう別物だよ言うぐらい書き直されたりするけどそういったものもなく。多少の変化を気付けるほど読みこんでもないので変わっているのかもしれませんが。

「百鬼夜行の蠢く場所は」が好きです。昌浩+もっくん(not紅蓮)、お付で六合。ラストで昌浩が吼えて終わりなところが。
昌浩が死に掛けない・彰子がピーチ姫にならない・十二神将が理を破ったり死にかけたりしない・ちゃんと話が終わるところがここ最近ではかなり新鮮……

「それはこの手の中に」が掲載されたころって珂神編終わってたっけ。
なんかやたらと困惑した覚えがある。

ていうかさらっと天后が登場人物紹介から落ちてるな。
天空はまあ出なくてもおかしくないけど同じく本編に出てない太裳が枠とってます。
天后は存在自体が惨い。公式カップリングには使われてたみたいだけどそれ以外は既刊20冊以上になるのに「?について嘆く」「謝る」以外で登場してない感じするし見せ場とかもないよなー。いつも看護係だ。

普段ラノベしか読まない人に薦めたい一般文芸のあれとか
普段一般文芸しか読まない人に薦めたいラノベのあれとか
そういうことを建前にして、友達に対して罠を敷設したい(゚д゚)そんな思い付きによる企画です。
ジャンルだけ限定で、あんまり頑張りすぎると飽きるので1回MAX3冊ぐらいにしたい。
続くようであればカテゴリ作ります(今は雑記カテゴリで

ライトノベル

とらドラ!1

とらドラ!1 竹宮ゆゆこ/電撃文庫

ラブコメである。
中身は普通(ただし属性:主夫)ながらあまりの目つきの悪さと、ぶっきらぼうかつ冗談軽口とも無縁な性格から誤解されることの多い竜児は、高校2年の始業式の日を迎えた。憂鬱な日であったがそれなりに「普通の子」として迎え入れられる。というのも元同じクラスが多かったに付け加え、初日から同じクラスの女子にこの上なくビビらされるということがあったためだ。
手乗りタイガーと呼ばれ畏怖される彼女、逢坂大河はお人形さんのような愛らしい小さな外見にとてつもない凶悪さ(視線の暴力や身体能力的なもの)が宿っていたのだった。
とある珍事を経て大河と竜児は共同戦線を張ることとなる。竜児の好きな人は大河の親友であり大河の好きな人は竜児の親友であったからだ。

大河の物言いや行動は乱暴なもので、良く言って近寄ると威嚇する野良猫、悪く言えばベリー自己中。だがそれがいい!という可愛いところがあり、めろめろです。

一般文芸

檸檬のころ (幻冬舎文庫 と 8-2)

檸檬のころ・豊島ミホ/幻冬舎文庫

とらドラの面々はとにかく注目を浴びる。畏怖羨望興味愛情に嫉妬などあらゆる感情が差し出され、クラスの中心にいる人たちの話です。檸檬のころはその逆。その他大勢名前なきモブキャラ・クラスに埋没した地味ーな人の話です。

連作短編で7つの話が入っている。舞台となるのは北のほうの、山と田んぼが多い遊ぶところといえばこことここと限定できるような田舎の高校。

私はお互いのテンション維持のための女子で群れることや恋愛ごっこなんかしないの音楽があればいいと言っている女子に突然訪れた恋。
同じクラスだからって話しかけられると思ってなかったクラスの中心にいる男子から話しかけられて、しかも話面白かったといわれ舞い上がる男子。同学年で2人だけ同じ高校志望で一緒に勉強して進学した、一度は繋がった手は1年も経てば何もなかったように離れた男女。

あの場所に行きたい、あれがほしい、ああなりたいと懸命に欲しいものに手を伸ばす。
必死に手を伸ばしても手は届かない。仮面の男が伸ばした手を握り返したりもしない。
地味ーで底辺な何もいいことがないような高校生にもきらきらした青春はある。
とらドラみたいな青春は眩しすぎるんだぜという人に薦めたい一品。
これが面白ければ作者豊島ミホの高校生時代のエッセイ底辺女子高生 (幻冬舎文庫)をお勧めしてみる。青春挫折物語大学生編は同作者による神田川デイズを。

エッセイのその底辺ぶりに「この人とはいいお友達になれそうだ……」と思ったのはいうまでもない。

余談の漫画

君に届け 1 (マーガレットコミックス (4061))

ベタなラブコメは素晴らしい。お前らもう付き合っちゃえよ(*゚д゚)(要約)

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