上と外 上 (1) (幻冬舎文庫 お 7-9)上と外 下 (2) (幻冬舎文庫 お 7-10)

前に文庫本6分冊で隔月刊行で出て、その後ハードカバーで合本となり、それが上下巻で文庫落ちしたもの。これは文庫落ちしないだろうと思ったからびっくりした。

熱い展開なのは下巻のほうです。ロミオとロミオは永遠にっぽいものを感じた。ロミオはあんまり好きじゃないけどこっちは好き。
舞台となるのはマヤの遺跡が多く残る中南米の国、G国(あとがきでちゃんと実在する国名で挙げられてるけど本文中はG国なのでこのままにしておく)
考古学者の父がいるG国まで来た元家族の3人(両親離婚済み
密林と遺跡の国で四人はクーデターに遭い……という展開。冒険モノです。

実/義理はさておき、父母を名前で、しかも呼び捨てというのは自分基準では考えられないことなのでなんかすげえ……とおもった。別世界。でもそれが最後らへんでいきてくるのだ。おおおおおおって思った。ああいうのに弱いです。

6分冊刊行当時の各巻タイトルがそれぞれの章タイトルになっているのですが、こんなところで毎回話切られたら隔月ペースで発狂手前だ……

「レン、OVER!レン、オワリダヨ。レーン!」(P117)
とか、特に「楔が抜けるとき」は全体的にぞくぞくした(ロミオっぽいと思ったのも主にここらへんの影響。

チカと練が水路の奥で再会した時は嬉しかったな。
その後また分断されて、チカがアドバルーンに一度は背を向けたとき待てーーーーーと素でじたばたしてしまった。

「スペイン語は神と話す言葉なんだよ。昔、僕が教わった教師が言ってたんだけどね。ビジネスは英語、愛をささやくならフランス語、歌うならイタリア語、そして、神と話すならスペイン語なんだって。」

上巻P24

ぴにゅが見当たらなかった……(しょんぼり

LaLa図書館戦争第2話
司令が随分と柔らかすぎる物腰……
いや確かそんな感じだったけどなんか妙に違和感が……
求)このもやもやを言語化できるひと という感じで。
柴崎のぱっつんのイメージはどこから来てるのかと思ったら登場人物紹介か!
図書館危機の最初をぺらぺらしてたらぱっつんの柴崎が。
手塚は非常につんつんしてる。イイネ!

いや今月のLaLaベストはペンギン革命がかっさらっていきましたが(*゚∀゚)
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誕生日プレゼント(もらう方)はやっぱり私の男にしました。

来週末に発売予定の『私の男』の画像をUPしました。配本が26日で、この日にポンポコポーンとひとつお知らせがあります。当日、また更新しますー。

なんだろうなあこれ。サイン会か、予想の斜め上をいくなら何かが映像化するとか。
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Ayalistさん経由で知った対談。
綾辻行人とモリミーの対談が幽8号で。幽って怪談専門誌のあれだよなー……(買うかどうかは悩むところだ

相棒 警視庁ふたりだけの特命係 (朝日文庫 い 68-1)

シーズン6開始をあさってに控えてとりあえず字で読む相棒。
土曜ワイド劇場時代の相棒のノベライズです。右京さんと亀の出会いとか亀といたみんは何故あんなに険悪なのかとかが書かれてます。

表紙めくったところで当時の写真が何枚か載ってますがこれがまた若い。
約7年前ですが顔つきが違うよ(゚д゚)

脳内で音声変換しつつ読み進め。
最初だからか文字だからか右京さんが辛辣です。後「警部殿」ではなく「警部さん」と呼ばれていたり@1話、右京さんが?なのはおまえだろうとかいってたり色々と「それは新鮮だ……」なことが。
最近再放送の相棒(シーズン4?)を見まくってたので脳内音声変換もさくさくいくわけです。

「ぼくが盲腸だとそんなにおかしいですか」(P169)

にいちじるしくもえる。

24日が楽しみだ……

12月ビーンズ新刊予告
「砂はマのつく途の先!」 著:喬林知 画:松本テマリ
「身代わり伯爵の挑戦」 著:清家未森 画:ねぎしきょうこ
「アラバーナの海賊たち 花嫁は竜巻に奪われる」 著:伊藤たつき 絵:七海慎吾
「少年伯爵は月下に奏でる」 著:流星香 画:おおきぼん太

聖砂国編が終わらなかったり色々とあれな終わりかたらしいですが12月!12月!!!!!!
絶対年度末ぐらいだと思ってたのに12月はなんていうお祭り騒ぎなんだ……!

妖怪アパートの幽雅な日常(7) (YA!ENTERTAINMENT)

コメントレスを書きながらあれそういえばそろそろ出てるんじゃないかと思ってアマゾンさんで検索ぽち。妖怪アパート新刊きてた⊂´⌒つ。Д。)つ
bk1のあらすじによれば7巻はまり子さんの過去話が含まれている様子。

もっと知りたいミュシャ—生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

画集というにはちょっと薄くて、ミュシャってどんな人だっていう人向けかな。
何か他に画集持ってる人で、絵が目的ならこっちはあんまり買わなくても大丈夫かも。
絵の説明はそこそこにミュシャがこれを描いたときの背景とか、アールヌーヴォーとは?とか色々と載ってます。文字部分多いかな。絵だけじゃなくてアクセとか彫刻とか写真とか色々あります。

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堺市の北野田というところでミュシャ展が開催されるそうで
会期は10/27?11/25。難波から30分ぐらい。150点展示で、堺市ミュシャ館からの持ち出しが多いそうです(Mucha-holicさんより)
10月末から11月の勤労感謝の日付近までの土日は(私の中ではかなり珍しいことに)ちょーアクティブなので既に予定をガッガッガッと詰め込んでおりまする。どうしても行きたいなら京都行く時にちょっと寄るぐらいしかできないんですが京都から堺市方面は確か1時間強かかったと思うので悩むところ。

堺市のミュシャ館は素晴らしいのでミュシャが好きな方は機会があればぜひ一度行ってみて下さい。これだけ混雑とは無縁の空間でミュシャ作品いっぱい置いてあってまったり浸れてこの入場料はめちゃくちゃ安い。駅直結の建物なので多分迷うことはないと思います。

ラベルのない缶詰をめぐる冒険

しばらくちょっと缶詰恐怖症になります。ああああこええええ

ファーガル・バムフィールドはある日コレクション趣味をもった。集めるのは缶詰だ。
缶詰といっても特殊な缶詰ではないし外国のものでもない。ふつうにスーパーで買える缶詰だ。ただしラベルが剥がれているもの限定。
特価品ワゴンで安売りしているラベルのない缶詰は何が入っているのかさっぱりと分からない。野菜入りかもしれないしふつうにスープかもしれないしもしかしたらペットフードかもしれない。その中身が分からない感に惹かれてかファーガルは1個2個とコレクションを増やしていく。開けずに本棚に並べてさらに3個4個と増やしていく。50個になったときさすがに息子の趣味はおかしいと思った母はこれ以上増やすのは駄目だという。欲しければ1個開けなさいと。
そしてようやくファーガルは缶詰を開けることにした。カラカラ音がする缶の中から金のピアスが現れた。ひとつ開けたから缶詰を補給してまた開けてみる。そこに入っていたものは……

ちょー直球タイトルである。表紙はポップだが中はそれほど明るくない。
というか途中から超展開になる。ラスト2章の恐ろしさは異常。正確には章タイトルが恐ろしさの所以。ずっと読んできてこの流れでこの章タイトルをみた時が恐ろしかった。震え上がった。夜中に読み進めてもいいものかちょー悩んだぜ……

十角館の殺人 新装改訂版 (講談社文庫 あ 52-14)

やっぱり凄いわ……
随分昔に1回読んでて、トリックはおぼろげながら覚えていたけど犯人が誰だったかは忘れてて帯の言葉通り「たった1行で世界が変わった」うおおおおおという感じで。あれは凄い。

インポケットのインタビューで今回の売れ行きがよければ他の館も改訂版が出る予定があるとか。迷路館はちょっと増量されるとか。それはちょっと気になる。

作家の読書道2

インタビュー集2。
今回は割と知らない人が多かった。未知ゾーン。池上永一の回がよかったです。
ヤドカリとペットボトル読んだけどどんな子ども時代だったのかいまいち想像できなくて(子ども時代のエッセイが割と多かったにもかかわらず)こういうことだったのか……とうなずく。

色々と買い込み。
ジャンプとウルジャン買って帰ってきて袋開けたら分厚い冊子がついてた。
和月の人のエンバーミング(読みきり版)2本立ての新書サイズの非売品(と書かれていた
ジャンプSQ派手に告知打ってたりでなんかすげーな(゚д゚)
ジャンプはワンピとネウロとハンターが。ジェンガにめっさ吹いた。後花ゆめの購読をやめてみる。

2軒目。
上と外の上下巻と目が合ったのでついカッとなってお買い上げ。
相棒のノベライズ版はオリジナルではないようなので(土ワイのときのをノベライズしましたというやつらしい)買いに行ったはずなのに。

野性時代の表紙デザイン変わってたのな。また妙に中途半端な時期に……
繊細で綺麗だけど地味だなあ(目立たないという意味で)(白表紙で銀色っぽい文字)

暮らしの雑記帖—狭くて楽しい家の中
これの装丁にときめいた。左上の白い部分が窓付き封筒の窓みたいになってるんだ。破らないように気をつけて触ってみた。おお本当に窓っぽい……

もう冬が近いのでカレンダーやら手帳売り場ができてて、カレンダー売り場できむたくっぽい髪型の4様とドラゴンボールZとプリキュアのカレンダーが並んでた。

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