メモリー・ラボへようこそ

梶尾作品を読むのはこれが2作目で1冊目です1

誰かの思い出の脳に定着させられる。
元気なうちに自分の思い出をバックアップとして保存できる。

そんな感じに記憶のいい部分のみをコピペできる技術がある2世界。
「がむしゃらに働き恋も結婚もなにひとつ輝かしい思い出はもっていない」という還暦ぐらいの男性の話「メモリー・ラボへようこそ」
病気を患い介護施設で暮らす70歳の母を持つ娘のはなし「思い出が融けるまで」の2編。

「メモリーラボへようこそ」がよかったな。ちょっとだけ読むはずが超集中して読んでしまった。
実にロマンだ。

  1. 前読んだのは美亜に捧げる真珠をアンソロでなので []
  2. それなりに低価格で []

晴れたので図書館にいってきました。

ヴェネツィアが燃えた日 世界一美しい街の、世界一怪しい人々

これが気になったんだけど今借りても読めねーなーと思ったので借りるのはやめる。

本棚〈2〉作家の読書道3

この2冊を混ぜたみたいな、ふつうのひと(例えば読書系ブログをやってるひととか)の話を見てみたいと思う今日この頃。「あれ読んでた?」「読んだ読んだ!」というはなしは超おもろい。

入り口のところで小学校全学年たぶんほとんど出版社発行による教科書が展示されていた。
中も読める。今時の教科書は凄い。でかい。綺麗。わたしが慣れ親しんだ国語の教科書は光村図書なのではないかと思った。「大造じいさんとガン」と「わらぐつの中の神さま」健在。

移動する。1軒目。

この前できた王将はたくさん人が入ってた。外から見ても1Fも2Fもひとがたくさん。
あとその横の本屋のラノベ棚はすごい。いつ見ても棚が面白い。担当の人とは美味い酒が飲めそうだ。

昨日あすかで掲載作品のうち「バカとノートと召喚状」ていうのをみて「これなんだ」「うららさんが今まで反応してないからバカテスは関係ないと思う」「でも文学少女のコミカライズやってるし……」という流れがあり、現物を持っている人に確認してもらい、とりあえずバカテスは関係ないと分かる。
今日現物を見てやはり別物だーと思うものの、タイトルとロゴはやはり似てるなあと。

そして「赤き月の廻る頃」の現代に舞台を移してのコミカライズが次号からはじまるとのこと。
名門歌舞伎一座の末娘が夜な夜な男が殺される夢を見るという次号あらすじ。
それ赤き月を名乗る必要はあるのか? と思った。いみわかんねー。

冥王星O(MW文庫のやつ)買おうかな買おうかなとうろうろしていた。

移動する。2軒目。

古典部の新作が出てるーともだもだする。

ふたりの距離の概算

昨日気になった2冊と合わせてもだもだする。いっそどれか1冊2冊買ってしまおうかと思ったけどそこで我慢できるのが大人なんです。でるたんとは違うのだよでるたんとは!

わたしアニメはまるで見てないんだけど四畳半神話体系公式読本が気になってしょうがなかった。

四畳半神話大系公式読本

いやだってモリミー成分強いよ! モリミーのエッセイに始まり和服を着たモリミーのぐらびあがあるよ。
途中からアニメのはなしもしているけどえらい気になった。あの古っぽい本のつくりにも胸キュンなのである。

野性時代 第80号  KADOKAWA文芸MOOK  62331‐82 (KADOKAWA文芸MOOK 82)

そして今月は野性時代もモリミー特集である。
さらに荻原規子と上橋菜穂子が対談もしてる。RDGの特集がされている。
オススメブックガイドもあるんだけどそこに碧空の果てにとかミミズクが!

碧空の果てに (カドカワ銀のさじシリーズ)ミミズクと夜の王 (電撃文庫)

野性時代凄い。

スワロウテイル人工少女販売処 (ハヤカワ文庫JA)

ハヤカワのこれが気になる竹岡美穂好きー。いや内容もかなり気になるんだ。唸りながらぐるぐる回る。
普段おつき合いのないレーベルは買うのには度胸と思い切りが必要なのである。

さよならペンギンの横にペンギンサマーを置きたい! とかいってたけどあれの第二弾。

亜玖夢博士の経済入門 (文春文庫)10歳の保健体育 (一迅社文庫 た 1-2)

一迅社がんばってるこれはまだ現物を拝めていない。

つくもがみ貸します (角川文庫 は 37-2)

あと「つくもがみ、貸します」が文庫になっていた。
こっちは若だんなが異形にちやほやされるしゃばけと違って「黙れ小僧!」である。

蛇行する川のほとり (集英社文庫)蛇行する川のほとり (中公文庫)

蛇行する川のほとりがまた文庫になってたんですがわたしは中公文庫版が好きだ。
ただの酒井駒子スキーというはなしなんですが。

3軒目へごー。

私の優しくない先輩

新装版の現物をはじめてみる。
こっちはちーちゃんは悠久の向こうの新風舎文庫版がまだ売られているのである。

カルテット—それが彼らの音楽だった (幻狼ファンタジアノベルス)

ぐぬぬぬとなる。見るたびにとてもきになる。

テレビブロスのよその地方版とかなんで売ってるんだと思ったら表紙がラブプラスだったでござる。

あと今日は久しぶりにイラストに騙されてみることにする。

はるかかなたの年代記 双貌のスヴァローグ (集英社スーパーダッシュ文庫) (集英社スーパーダッシュ文庫 し 7-1)

MW文庫のクレーマー以外のやつ全部もってレジへ。
マチアソビのときに書かれた伏見さんのサインは今レジ横に飾られているんですが今日ふと見るとラノベトレカ的なものもみえる。絵柄は桐乃だったかと思われる1
これもまんなかにサインがあった。

  1. あまりまじまじと見ていない。 []

あの日にかえりたい

あの日に帰りたいと願う人 別れてしまったあの日から帰ってくる人 彼岸と此岸のしんみり系短編集。
雰囲気的にはわくらば日記とかかなあ。

好きなのは「へび玉」
度肝を抜かれたのは「あの日にかえりたい」
あの日にかえりたいは老健ボランティアが石橋老人の亡妻なのかもおもったわたしである。あれはびびった。

翔ける少年は私の男の一番最後の話を思い出す。

何のビジョンも持たない自分だけが残って、なにになるというのだろう——そう思って泣いた。案の定、十五年後の今、なににもなっていない、何事も成し遂げていない。ただ生きているだけだ。左足を引きずりながら。
若さを失いながら。

(P187)

帰天城の謎 ?TRICK 青春版?

TRICK青春版である。映画公開にあわせて発売されたということだけどなにかしらのノベライズということではなく完全な新作。しかしこの表紙、上田の存在感がありすぎである。

中学生山田奈緒子は先生に誘われて同級生数人と一緒にN県の踊螺那村に向かうことになる。そこで出会ったのが世界的に有名な物理学者になるべく武者修行中の上田次郎である。踊螺那村には突然消えてしまった「帰空城と玲姫」の謎と埋蔵金の噂があった。
そして名乗りこそしていないがどう見ても矢部としか思えない警官も出てくる。

ドラマより10年ほど前が舞台だというのに山田と上田のやりとりといったらまるで変わりない。
地の文に時々現れる「編集部注:」がくどく感じられる時があるんだけど、すごくTRICK愛に溢れた本だなあと思います。

シスター・ブラックシープ 悪魔とロザリオ (角川ビーンズ文庫)

7月の楽しみ。「悪魔の花嫁」といえばライラ。まろんです。

ビーンズといえば驚いたことが3つ@ラノベの杜 
・あ、銀砂糖師の続きもう出るんだっていう。
シュガーアップル・フェアリーテイル

・新人賞受賞作品もう出始まるんだなあとか

・え、バイレ終わるんだ? っていう。
白と黒のバイレ 踊れ、終演のカンテと共に

このサブタイトルとあらすじで最終巻じゃないのはおかしいと思うので終わってしまうんだろうなあ。
天使から百年は「3冊でという依頼」という感じにあとがきにあったので、これもそういう類のなのかなあと思いつつ、3冊はやはり短いと思う。個人的には5冊ぐらい欲しいよね。1年に2冊か3冊ぐらいのペースでね。しょんぼり。

天使から百年  魔人と主人と廃棄物 (富士見ファンタジア文庫)

今日は1日凄い雨で家からまるで出られず。今(23時過ぎ)ものすごく雨音が聞こえています。
昼間に少し弱まった時にジャンプだけは買いに歩いてコンビにに行きましたがそれ以外は家でだらだら本読んですごしましたよ。今は壁井ユカコの五龍世界を読んでます。ジャンルはまるで違うけどカスチャを読んだ時のような気分です。

角川夏の100冊からごりっとラノベが抜け落ちている。
いや砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない(角川文庫)とかはあるんですが。
春みたいにラノベはラノベで夏の100冊みたいなものをするんだろうか。

光待つ場所へとトッカンが面白そうでちょうなやむ。

光待つ場所へトッカン—特別国税徴収官—

それはそれとしてなにか派手に布教記事を作成したいものです。
というかもう7月ですが4月病なんです。なんか新しいことがしたいんです。

今読みたいのは中世でドイツで魔女狩りでペストの頃の緩い初心者向けの本です。
どう見てもイドイド。明日は雨が上がっていたら図書館に行く予定……

こどものためのお酒入門 (よりみちパン!セ)

各種お酒(日本酒ビール焼酎泡盛ワイン)の歴史・作り方(白黒ながら写真付)・酒造りに携わる人にインタビュー。児童書コーナーにあったので内容は簡単な感じで、でも面白いです。
もやしもんみたいな感じだ。

ちなみにもやしもんの発売日は7/6です。
もやしもん 9—TALES OF AGRICULTURE (イブニングKC)

金星特急2 (新書館ウィングス文庫)

ザ・サバイバルな金星特急2巻。
熱帯を走り雪山を彷徨し狼やヒルや蜘蛛やなにやらと対決しつつ崖を降りる。今回の舞台はカンボジアとチベット。超旅してる感がよい。しかも殺伐と命の危機が迫っているのである。
ひゃっふー。

鳥の羽をむしって鳥肌モードにしたり食いしん坊ユースタスである。もえる。
「父さんありがとう」に笑った。砂鉄はなんだかんだで面倒見がよすぎる。あとがきの砂鉄運送で倍増された。

今店頭に並んでる小説ウィングスを買ったらこれの続きを読めるんですが、小説誌は買っても読まないことが多いので文庫まち。

死神姫の再婚 -恋するメイドと愛しの花嫁- (B’s‐LOG文庫)

最近の死神姫は表紙がコスプレちっくであるなあ。今回は内容も仮装なんですが。女装男装実にフリーダム。最近はライセン夫妻が非常に夫婦である。アリシアが色仕掛けとかカシュヴァーン様もそろそろ残念可愛いにも程がある。

パーティはルアークが似合いすぎだった。ジェダがひどかった。(いい意味で)
岸田メルさん挿絵がクリティカルにひどすぎて超笑える(いい意味で)(具体的にいうと109ページ右側)
そして「貧乳幼女」という単語にバカ受けである。

1日目(6/19)

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