201102/20 待っている怪談 白い本/緑川聖司 児童書 | 単行本緑川聖司 主人公の子が「怪談の本」を読み始めて作中作を挟みつつ、現実となんだかリンクしていくのがこのシリーズなんですが、今回はちょっと切ない系。いわばちょっといい話系のホラーだと思います。 両親とも予定が入ったので「ぼく」が先にペンションへ行き、その行きの電車の中で女の子と出会う冒頭。 「ぼく」はなんだかよくわからない不思議な事態に触れていくのです。 怪談は「夜の訪問者」と「白装束」が好きだな。 関連 赤い本/緑川聖司 黒い本/緑川聖司 7days wonder/谷原秋桜子 野村美月 緑川聖司 加藤実秋 関連記事 少女を埋める/桜庭一樹 神神化身 春惜月の回想/斜線堂有紀 日常は5ミリずつの成長でできている/一田憲子 元彼の遺言状/新川帆立 エレジーは流れない/三浦しをん 最高のアフタヌーンティの作り方/古内一絵 あのころなにしてた? /綿矢りさ invert/相沢沙呼 星を掬う/町田そのこ 子どもの時に褒められた記憶はなんかあったか(「どうしよう」壇蜜を読んで)