おかえりモネから気象に興味を持ったので図書館でみかけたこれを読んだ。ちょうど梅雨末期の大雨時期のころでふと裏面を見たら「おかえりモネ」気象考証担当と書かれていて選び方案外間違ってなかったと思った。

この本は「天気の基本」方向の本ではなく、気象による災害を未然に防ぐための知識が書かれた本。かなり読みやすいほうだと思う。最近モネ関連でニュース以外の露出も増えていると思う。普段はNHKニュースウォッチ9で気象キャスターをされている。
「大雨による大規模災害に備える」「台風の災害リスクをどう減らすか」「雷の常識」「竜巻」「熱中症対策」「大雪」「地震・津波」など。たまに出る「記録的短時間大雨情報」は「数年に1度しかないような大雨が短時間に降ったとき」「その地域で土砂災害・か河川の氾濫につながるような稀にしか観測されない雨量であること」を知らせる情報ということを知る。

今オリンピックでサーフィンとかで台風の影響でいい波が来ているっていう話をちょいちょい目にするあれ。サーファー台風が近づくといい波が来ると海岸へ走るイメージだ。
2011年9月3日に高知県に上陸した台風12号は本州に近づく前から高波による被害が出ていて、8月27日に愛媛県で男性が素潜り中に溺死し、8月29日に海水浴客が離岸流に流され波にのまれた1人が死亡する事故が発生。遠くにあっても台風によるうねりは本州沿岸に影響を及ぼすから離れていても注意という話が載っていた。