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食卓にビールを〈2〉

とりあえず2巻の表紙を持ってきてみる。今月最終巻が出るらしいので
久しぶりに2・3・5巻を読む。

女子高生で小説家で人妻の話です。そういや主人公なのに名前出てない気がする。
「君」「あなた」「先輩」「原住民」とかそんなのしか出てない気が?
物理っぽい話とか宇宙の話とか出てきますが文系の私でも十分読める内容。
SF、ただしSukoshiFushigiな物語。
特に萌え狙いのキャラとか展開とかないし日常の話(宇宙人出てきますが)で
地味なんだけどこのシリーズ好きなんだ。

後極当たり前に宇宙人とかUMAとか出てきます。
学校にいたり道端に転がってたりコンビニのジュースの中とか
福袋の中に入ってたりとか。

宇宙人の頼みを聞かされて召喚されたり家に押しかけてきたり
トラブルに巻き込まれて軽いノリで惑星単位での危機に陥ったり(そしてなんとなく回避する)

すげーでかい規模での争いに巻き込まれてるのに飄々と対応したり
事態が解決しても今日も変な人に会ったわばりの何事もありませんでした的
終わり方が針山さんっぽいなあと久々に読んで思いました。

「怪しい。だって、まだ九時台なのに」
「世の中には六時台に帰ってくる旦那もいます」
「うちの普通は十一時台だもん。ぜーったいおかしい、SEのくせに暇なんて」

食卓にビールを2 P33

この前9時前にまきしどんがメッセ上がってきた時にこんなこと言ったよそういや。

読了:6/6(再)

昨日食卓にビールを発掘しました。そして一緒に発掘してきた電撃BUNKOYOMI。
電撃公式海賊本。
確か去年の冬ぐらいに本屋で売ってて学園キノとインデックスとキーリ目当てで
買ってその3つ読んで後行方不明になってたのですがとらドラの短編が
載ってたので引っ張り出してきた。

ニセとら!でごろごろごろごろ⊂´⌒つ*。Д。)つとなっていた。
たまにはこういうのもいい。
しにがみのバラッドのここまでやって大丈夫なのかと逆に心配になるぐらいの
パロっぷりといつもの作風はどこにいったという内容に吹いた。

とりあえず満足したのでまた埋めてきます。
電撃に限りませんが漫画雑誌と違って小説の雑誌は買って半分も読めたら
多いほうなんですよね。

あやつられ文楽鑑賞

「この本は文楽観劇のド素人であった私が、いかにしてこのとんでもない芸能にはまっていったかの記録である」

(まえがきより)

さて文楽というのはつまり人形浄瑠璃のことだ。
太夫(登場人物を一手に引き受けかつ情景描写もする人。小説でいうところの3人称の「神の視点」の神に当たる人だと思う)
三味線(文字通り。三味線を弾く人)
人形(人形を動かす人。3人1組)
でできている伝統芸能で、それにはまっていったひとのエッセイです。
文楽の偉い人に聞いてみたとか紙上中継とかがあったりする。
ちなみに文楽自体は忠義の話とか心中したり殺したり逃げたり盗ったり
する話が多いように思う。

畑違いには変わりないけど、私が住んでいる県の伝統芸能のうちのひとつに
人形浄瑠璃があり、それに使う人形が県庁とかにおいてあったり
毎日人形浄瑠璃を上演しているところがあったり
そもそも私が三味線スキーであり(三味線と横笛と太鼓があれば言うことない)
能や狂言と比べれば身近な伝統芸能だ。
とりあえずもうちょっと知ってみようということで図書館で
あらすじで読む名作文楽50という本と古典芸能楽々読本という
初心者向けオーラを出してる本を借りてきてみた。

貴族探偵エドワード琥珀の扉をひらくもの (角川ビーンズ文庫 58-5)

探偵というかめっきりファンタジーな貴族探偵エドワードです。
巻末にキャラ対談があとがきとは別枠であって地雷かなあと思いましたが
いつものやつでした。
ちなみにキャラ対談は警告なしの(あとがきでは読まないでねと書かれているけど)
徹頭徹尾ネタバレ。先に読んだら本編読む意味が7割ぐらいなくなります。

みまかりましたに吹いた。着任早々二階級特進ですか。
でもまかりこしましたって実際使いどころがわからんね。
「参りました」との使い分けが分からない。何が違うんだと。
今までこの単語見たの彩雲国ぐらいだし。

ていうか段々エドワードの描写がきらきらしくなってる気がするけど気のせいかなあ。
前からこんなものだったっけ。
何か薬屋後期の秋の描写を見る気分だ。

↑の画像だと何か血痕のように赤い点々が散らばってますがこれ薔薇です。
情熱の赤い薔薇。

6/1 読了

鴨川ホルモー

みなさんは「ホルモー」という言葉をご存知か。
そう、ホルモー。
いえいえ、ホルモンではなくホルモー。「ン」はいらない。そこはぜひ「ー」と伸ばして、素直な感じで発音してもらいたい。

(P4)

京都の大学生のとあるサークルでの話である。
爆笑したり地図本を見ながら作中の場所を確認してにやにやしたり
カバーを見ながら四条かなあと思ったりうふうふと一気読みした。

タイトルにもなっているホルモーはちらちらと出てくるものの
ちゃんと出てくるのは話も半ばに入った頃。
四条烏丸交差点の会は想像するととても格好いい。
吉田代替りの儀は爆笑した。サムシングもしくはジョニーを開放するのだ。

モリミーこと森見登美彦が好きな人はこれも読んでみるといいよ!
四畳半神話体系と太陽の塔っぽい話です。

京都は魑魅魍魎怨霊跋扈がよく似合う

6/1 読了

この記事の意味:とりあえず記録しておくよという場所。主に再読本。

神曲奏界ポリフォニカ サイレント・ブラック (GA文庫)神曲奏界ポリフォニカ レゾリューション・ブラック 神曲奏界ポリフォニカ ブラック シリーズ5 (GA文庫 お 2-5) (GA文庫 お 2-5)神曲奏界ポリフォニカ プレイヤー・ブラック (GA文庫)

神曲奏界ポリフォニカ サイレント・ブラック神曲奏界ポリフォニカ プレイヤー・ブラック神曲奏界ポリフォニカ トライアングル・ブラック GA文庫

売れてるのかアニメ化された赤に押されているのか黒ポリ売ってなくて
本屋5軒回りました⊂´⌒つ。Д。)つ
やっぱり鬼籍通覧スキーでもある私は検死のシーンはちょっとときめく。
順番つけるならトライアングル>サイレント>プレイヤーかなあ。
マティアかわいいよマティアならぶっちぎりでプレイヤー

過去話がちょー気になるんだ。
ちらちら見え隠れしてるから余計に。ウワァァァァ

読了
5/30:サイレント・ブラック
5/31:プレイヤー・ブラック/トライアングル・ブラック

小説新潮に載ってたのをぺらりぺらりとめくってきたのですが
ボトルネックみたいに最後の数行でがんと落とされる系の話でした。
だから怖いよ!怖いよ!鳥肌立つ。がたがた。

大正か昭和の前半かレトローな時代の旧家でお嬢様に仕える女の子の手記で
はじまるある連続殺人事件の話。

あれは読み終わった後大分ショックだった……

黄昏の百合の骨 (講談社文庫 お 83-5)

失踪してた百合骨を発見(n'∀')η
文庫では初ですがハードカバーで地味に2回か3回ぐらい読んでます。
この本だけでも読めますが麦の海に沈む果実を読んでからのほうが
楽しめる。

黒理瀬いいよ黒理瀬。
ジュピターを探して穴掘りをしていた人は呪われた宝石のイヴェールのようだ。
ラストがいいよ。そっちに行くんだ!?みたいな。

「朝日のようにさわやかに」で黒ヨハン!黒ヨハン!と祭りが開催されてました。

完結編らしい「薔薇のなかの蛇」が今メフィストで連載しているらしいので
今度また見てきます。

桜庭一樹日記 BLACK AND WHITE

お湯を沸かしてるときに読む本を見繕ってたら真っ赤な背表紙に誘われたので。
自宅本棚前でも立ち読みをする私。
そのままだらだらっと3日ぐらいかけてごろっと転がってちょっと読んでは
またやめてを繰りかえしてました。

そういえば最近はプロの作家の日記を書籍化というのを見なくなったなあ。
桜庭一樹読書日記とかも一冊にまとまるのを期待しながらも
一番忘れないでいつか出してねと言いたいのは荒野の恋の3巻(にして多分最終巻
でもかつくらアンケートの2007年の予定を見る限りでは今年はなさそうだ……
(だって桜庭さんなんかよく分からないぐらい色んなところで連載してる

ところでこの本の中に何回かマッコリ(韓国のお酒)が出てくるので
1度飲んでみたいなあと思います。前読んだとき(冬の寒い頃)も
飲みたいなあーと思ってた翌朝におはよう朝日ですでマッコリ飲んでるところが
どーんと出て私今挑戦状叩きつけられてる(゚д゚)って思ったことがある。

5.29読了(再)

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