カテゴリー「 読了 」の記事

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海馬が耳から駆けてゆく〈5〉

この前文庫版が超平積みになってたけどあとがきが猫の闘病の話で、この本は駄目だ!(喪があけていないので素で号泣するおそれあり!)とおもって単行本版を借りてくる(何か全巻揃ってた……でも貸し出し制限的に借りられなかったので、書棚に並んでる×未読なのが5巻だけだった)
5巻普通だったな……4巻のほうは面白かった気がする(面白おかしく書いてるけどこれ相当壮絶だったんでは?と思うような内容だったけど。

影執事マルクの手違い (富士見ファンタジア文庫 て 1-1-1)

買う気はなかったけどついったーで執事ものと聞いて(ガラッ!)とか言ってて本屋へ行った覚えがあるなあ。

当主暗殺の依頼を受けて屋敷に忍び込んだはいいものの、本人知らず知らずのうちに返り討ち、しかも絶対服従の契約書にサインをした上執事として働くことに。マルク(主人公)、温厚敬語キャラだし、「昔色々やってまして」な感じで執事切盛りスキル高いし裏稼業よりこっちのほうが適職じゃね?っていう。あと微妙にツンデレっていうか「別にそんなのじゃないんだからね!」っていう匂いが。

P275の挿絵で某リュケイオンの市長を思い出した。とりあえず2巻も買う方向でー。

窓のあちら側 (ふしぎ文学館)

新井素子自薦短編集。未収録作品も収録しているよ!な1冊。

グリーンレクイエムと眠い、ねむうい由紀子が好きだー。なんかさらっと星へ行く船の第2作が収録されてたけど、これは星へ行く船を読んだ後また借りてきて読むこととするー。

収録作品:
グリーンレクイエム・ネプチューン・雨の降る星、遠い夢・季節のお話・眠い、ねむうい由紀子・影絵の街にて・大きなくすの木の下で

書店はタイムマシーン—桜庭一樹読書日記

途中まで読んでいたのをもさもさと再読。多分また3ヶ月ぐらいしたら読みそうな気がする。

コラボアンソロジー2 “文学少女”はガーゴイルとバカの階段を昇る (ファミ通文庫 こ 1-1-2 コラボアンソロジー 2)

私分かるの文学少女とバカテスだけなんですが、相当死ねました。サブタイトルは「本当はエロい文学少女」ですね分かります。吉井君は受けとかココハちゃんセーラー服とかで、某うららさんを超思い出した。竹岡さんが描いた明久は「これは明久である」という認識がしばらく遅れた。「こんな奴いたか?姫路さんおるしバカテスには違いない……」とかかなり考えた。

あと天栗浜のガーゴイルはかっ飛ばしました。両方未読なのにいきなりコラボってハードル高すぎる。

桜庭一樹日記 BLACK AND WHITE

そろそろ読まねば!(がばー)みたいな感じで再読。

なんていうか何回も読んでるのに毎回なんかどっかで新しい発見みたいな今まさに考えてる引っかかるところが。

桜庭「海老ぃ……? いや、わたしもよくわかんない。ま、それはともかくその女の子は普段、人のこと悪く言ったり怒ったりしない、温和ないい子なのよ。なんで彼にだけそんなひどいこと言うのかなぁとあきれてたら、それはじつは愛情の裏返しで……」

(P152)

ちなみに今回はここでした。今動かしてるPBWの子がなんか急速にとらドラの大河っぽいツンデレ化しつつあったので……(お前新たな引き出しを開発しようとするな!みたいな。今回の子が今までで一番読めない。
……分かる人が極小な内容ですみません。

あと注釈で「推定少女が砂糖菓子?と対を成す作品といわれている?」とかなんとかあった。

月蝕姫のキス (ミステリーYA!)

謎解きな話かと思えば後半はがらっと色が変わるのでなんだこれはーとか思った。
水銀奇譚を読んだときの様な気分だった(いまいちこう、さっぱりしないみたいな)

メイズプリズンの迷宮回帰—ソウルドロップ虜囚録 (ノン・ノベル)

さらっと凪の師匠が出てきた。名前だけ。
ネタバレ→ラストのあれはMPLSの誕生ということなんだろうなあ。サーカム保険は統和機構のようなものなのかー?

ソウルドロップと密接な関係にあるという(らしい)「しずるさん」のよーちゃんの苗字は何となく読めましたが、しずるさんは1冊しか読んでないのでしずるさんが何者かとか病名とかはさっぱりでした。
今のところソウルドロップで一番好きなのは2巻のメモリアノイズ。

メモリアノイズの流転現象 (ノン・ノベル)
なんかMPLSっぽいの出てきた……!と思ったら思いっきり「MPLS」っていう単語出てきた。
それと生前の寺月恭一郎も。もう死んでるのにあっちこっちで出てくるな寺月。
ソウルドロップは酸素は鏡に映らないに次ぐぐらいの勢いで1st上遠野浩平には向いてない。
189ページのあたりがとても好きだ。千条何やってるんだとおもった。

「きみはその能力を世界から隠すべきだ。それを狩り立てている者がいるから——しかし完全に封じようともしないほうがいい。無理に使わずにいることは君を歪めるだろう。溺れず、流されず、——その道を探せ」

(P130)

生徒会の日常  碧陽学園生徒会黙示録1 (富士見ファンタジア文庫 あ 3-2-1 碧陽学園生徒会黙示録 1)

ドラマガ掲載分の番外編。生徒会を飛び出したものが多いです。
好きなのは生徒会の零話と杉崎家の一晩のあたりで。3年A組の二心はこれなんていうひぐらし(の部活パート)?とか思いました。生徒会長ちょーレナに見えた。

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