カテゴリー「 小説 」の記事
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TRICK青春版である。映画公開にあわせて発売されたということだけどなにかしらのノベライズということではなく完全な新作。しかしこの表紙、上田の存在感がありすぎである。
中学生山田奈緒子は先生に誘われて同級生数人と一緒にN県の踊螺那村に向かうことになる。そこで出会ったのが世界的に有名な物理学者になるべく武者修行中の上田次郎である。踊螺那村には突然消えてしまった「帰空城と玲姫」の謎と埋蔵金の噂があった。
そして名乗りこそしていないがどう見ても矢部としか思えない警官も出てくる。
ドラマより10年ほど前が舞台だというのに山田と上田のやりとりといったらまるで変わりない。
地の文に時々現れる「編集部注:」がくどく感じられる時があるんだけど、すごくTRICK愛に溢れた本だなあと思います。
「心中」をテーマにした短編集。最初の話がいきなり青木ヶ原樹海で死ぬに死ねかったおっさんの話からはじまるので黒っぽい話が多いのかなと思ったら救いのある話が多かった。
光かと思ったらきみはポラリスだった。救いがある話もあるとはいえ全体的な雰囲気としては薄暗い。光が指すかそのまま沈んでいくかは話次第。
ほかのひとが「心中がテーマの短編集だしました」っていうなら多分「えっ」って思うんだけど、
まあしをんさん文楽好きだしね。文楽と心中は切っても切り離せない存在だからねと普通に納得した。
好きなのは祖母の初盆にやってきた不思議な男の話「初盆の客」
私は子供のときから夜毎に不思議な夢を見る。江戸時代、私は愛する夫とともに暮らしている「君は夜」
丘の上の高校に通う地味派に類する私・亜利沙と派手グループの頭目初音とある先輩の死。その顛末「炎」
SINKも好きだな。この永遠に埋まらない虚感はよい。
なんだか“文学少女”見習いの、初戀。を思い出す。
文芸誌1で電撃文庫やってみましたよていう感じが。
電撃文庫っていう指定なのは表紙が既に漫画調なんですが各章扉もこんな感じです。
なんか電撃のカラーページっぽい。
年がら年中お祭り騒ぎみたいな大学の部活で、神様のメモ帳〈4〉のNEET探偵団2を皆男にした感じ。工学部なので主に18歳?21歳男子ばかりです。ラブコメ要素はなくはないですが、今回は刺身のつまです。
しかし有川浩既刊の中でも類を見ない軽さというか、ハイテンションなんて領域は既に通り越しているというか、阪急電車往路のえっちゃんの彼氏の話がずっと続いているような。
学祭の話が2部構成になっているのがとてもおいしい文化祭すきー。
あのラストのあの見開きは非常にGJであるとおもいます。
(現実の)男子中学生は殺伐としているのに男子高校生になるとお前らカップルかっていうぐらい急にイチャイチャしだしますね。微笑ましいぐらいキャッキャウフフしてますね。あんな感じです。
確かキケンは有川さんの旦那さんの話をベースにしているとかで、ある程度は小説になるように誇張されているとはいえすごい大学生時代を送った人もいるものだなあと。
キケン発売辺りに新井素子さんと対談していたのですが、それがいまネット上でも読めます。






