カテゴリー「 少年向け 」の記事
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感情を持ったロボットが出てくる、全力で泣かせに来る感じの物語です。
正式登録名アイリス・レイン・アンヴレラはロボット研究者のアンヴレラ博士のもと家事全般と話し相手として働くロボットだ。ごはんを作って博士の帰りを待ち、ある日はともに映画へ行き、ときにはアイリスひとりを受講生とした博士の特別講義が行われる。主人のもとなにひとつ不自由なく暮らしていたアイリスに非常な現実が襲い掛かる。
章タイトルの台詞がいきなり死亡フラグ。むしろ死亡フラグと若干の救いと絶望しかない。
シガレットケースを見つけたときのアイリスとかたまらない。
P96付近はツインシグナルのノベライズを思い出した。あれを読んだ時にはこういうのを見たことがなかったから乱丁とかなんかそんな感じのやつなのかなあとおもったのを覚えてる。
これだけいいことなしだったんだから報われてもいいだろうと思ったので終章の存在はよし。
「あったほうがいいけどなければないでおいしい」そんな感じ。
黒猫可愛い可愛いいってる京介がやたらと可愛い8巻でした。
いや黒猫と桐乃も可愛いです。桐乃が京介黒猫いってたり黒猫が京介桐乃いってたりまじもえるな
友達とか! 友達とか! あのふたり可愛い。手を繋いで歩いてる最中に照れすぎて鼻血出す黒猫可愛い。
書の記述といえば黒の預言書1ですが運命の記述って昔TBS系でやってたウンナンのホントコの未来日記みたいだなあ。
ラストの麻奈実がしみじみよかった。あれを読むと麻奈実ENDはないけど50年後も京介と麻奈実は仲良くしてるよっていう気になる。あの麻奈実は今まで一番生身っぽい。おばあちゃん女子高生ほわほわ幼馴染みだけじゃない新たな一面を見た。
- ちゃんと破滅の運命も記されているし [↩]
「高校生活を振り返って」の作文があまりにあんまりな出来1のため国語教師に呼び出され、帰宅部かつぼっちの比企谷八幡は奉仕活動を命じられ奉仕部に強制入部となった。そこで雪ノ下雪乃という完璧美少女と出会うのだが恋は始まらない。
延々と部室での話かというとそうでもなく、クラスメイトもがんがん関わってくる。
雪乃はふつうに可愛いけど由比ヶ浜さんの他人事じゃない感。
由比ヶ浜さんに対する親近感にも似たHP削られる感がやべえ。あのいつかあった感覚の再認識。
リア充グループという名前の上位カーストに存在するが、空気を読んで波風を立てないように自分の意見はそこそこにする流されてる「上の下」という存在。クラスの日陰者の肩をもつことで自分の立場が危うくなるあのバランス。女王格の1人称が「あーし」な辺りもとても地獄の蓋が開かれる感があったなあ……。ゆみこぱねえ。
「ぼくいつ選ばれるのかなードキドキ」はあれだよな。はないちもんめ。
- 大意:リア充爆発しろ! [↩]
気がつけば6巻。刊行数的にリリトレを超えるのは最早確実なんだなあ。
オリエンテーリングの前半、ラプトアから留学生を迎える後半。
オリエンテーリングは1位とるぞォォォォォ(゚д゚)ノ組とひたすら語りに語る組に分かれてて、要するにメグセロが可愛い。
留学生のターンは留学生はずっと「留学生」のままで名前はおろか性別もそう分かるような感じじゃなくて、「あなたは○○と一緒に××へ行った」みたいな感じで二人称でどーんなところがきのうの世界みたいだった。
全体的にジェニーががーんと上がった。1冊に1ジャージ。
早苗は借金のカタにお屋敷に売られて女中として働くことになった。
屋敷では基本的に着物、殺虫剤ではなくハエ取り紙、洗濯機ではなく洗濯板。
この屋敷だけがおかしいだけで時間軸は現代日本である。
木津家には当主のほか腹違いの3人の気難しい兄弟がいた。
うっかり旧家連続殺人事件とか起きそうな設定である。そうでなければ「借金のカタに売られた」「親の借金のせいで孤独になって住み込みの家政婦」でイケメンの世話をすることになったなら白泉社系の少女漫画である。
現代だよ! と言われつつも屋敷内が主な舞台なので、現代感はあんまりしない。
わたし字が書けないんだけど字教えてくれる? とかいう子いるし。
たぶんこれは本当に正しく時代設定が大正とかになるとMW文庫にぶっ飛ぶのかなとか思う、電撃とMW文庫の境目がわからない1冊だった。これはなんかぬぼーっとしているけど頭の切れる探偵がでてきてもいいレベル。
おもしろかったです。
ゴールデンタイム2巻。
大学生の春といえば歓迎会ですか。かなり飲んで呑まれています。あと履修登録とかしています。
なんか凄く昔のことのように思い出します。実際結構昔なんですが。
YESNOうちわに吹き出した。万里香子二次元くんの協定に親近感が沸いた。いや協定結んでないけどわたしはそっち側の人間だったよなそもそも飲み会自体大学生当時はあまりなかったよな……と思うので。
「うっせーうっせー、うっせーから離れろ! 差し入れならここにあっから!」
前の会長、と紹介された長身のなんとかッシー先輩が、抱えてきていたダンボール箱をどさっと畳の上に放るように置いた。うおお! とおまけん現役メンバー全員で、飢えたハイエナみたいにそのダンボールに飛びつく。(P127〜P128)
職場のお菓子争奪戦を彷彿とさせられた。
香子と万里は非常に危なっかしいなあ。リンダの今後の動向が気になる。
それとあれですよ、おまけんの阿波踊り。
現地の住人的に超反応した。カカカンとかそれだけで音声再生される。
もうね、読みながらゴールデンタイムを読んで徳島に行こう的ななにかあったらいいのに! とおもった。
ほら5月のマチアソビとか、アスキーメディアワークスが参加しないことはない1と思うので。
阿波踊りは例年通りなら4月末のはなはるフェスタが直近です。8月はお盆中です。
夏コミは8月12日(金)〜14日(日)なので少なくとも最終日はかぶってないよ! とか宣伝。
阿波踊りとか知らないんだけど、とかいうひとはこれをどうぞ。
期間中の街中はこんな風になります。
まあおまけんはフィクションなので、県外大学連と県内国立大学連は本当に滅ぼしたいぐらいにウワァ('A`)っていうのしかいないのが現実。3巻楽しみだな。
- 再来月だしその頃にはいい方向に動いていると思いたい! [↩]
これはすごくいい。
皇国と民国のふたつに分かれている日本。4月8日は世界中でソメイヨシノが枯死し、民国が防衛ラインを乗り越えて皇国側に侵攻した。靖国神社に咲く9本の桜は枯れる直前の記憶を錨にして時間を止めている。死にたくないと願ったソメイヨシノが枯れる現場に居合わせた9人の少年少女はソメイヨシノの接続子として兵器を駆る。
確かにこれは終わる世界のアルバムを書いた人だなあと思う。
天皇が出てくるラノベは以前キラク堂顛末記でおおおと思ったんだけど、あっちは軽く触れられる程度で、こっちはがっつりやっているのですげえと思った。
桜花隊の攻撃方法とかいろんな各種設定とかすげー不謹慎な気さえするけど魅力的だなと思う。
ちなみに陛下といえばRevo陛下、まろんです。