マーテル国の4番目の王子リヒトは釣りをこよなく愛するのんびりとした気性の末っ子である。
とりあえず顔はいいのでリヒト自身にその気はなくとも本気になる婦人が多く、従者からは特に年上の女性と接するときは気をつけなさいと言われていた。今日も呑気に釣りをしていると父に呼び出され、行ってみれば自分の結婚が決まったという。リヒトは大国バフラムの女王アマリリアの婿になることが決まった。
いざ婿入りしてみればアマリリアは年齢不詳ながら大変美人で、でも自分と大して変わらない年の子を筆頭に全員で7人の子がいた。17歳にして7人の子持ちになってしまった。
双子が可愛いです。大変可愛いです。ホームコメディです。
メインは有能な第2子ミヒャエルとメイドに間違われるぐらい地味な第1子クレーエとあと怪物双子。
真ん中の子は奇人(男)・高飛車ツンデレ(女)・病弱(女)
まあそんな感じです。
ところでリヒトの気質を見るためにアマリリアは死んだということにしてどっかで見てると思って疑わなかった。そこはそのままだった。もしくは女王となったクレーエと再婚する(アマリリアとはもう離婚は出来ないっぽいので内縁の夫的な感じで)のかなあと思った。アマリリアとリヒトの新婚生活はもっと読みたかった。
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