身代わり伯爵の求婚 (角川ビーンズ文庫)

甘かった!
ミレーユとリヒャルトのターンが多いのとフレッドの出番が多いのでとても転がりました。
あらすじ(裏表紙のじゃなくてネット上にあるほう)の「ついにあの人も愛の告白!?」を見て何の根拠も疑いもなくヴィルフリートのターンなのかなーと思ってた結果がこれだよ!
ヴィルフリートは肉球で癒しだった。

「壁で頭は打つし、手首は押さえられて痛いし、なんで初めてなのにあんな痛い思いしなきゃならないの!? やめてって言ってるのにやめないし! どうせならもっとゆっくり労ってやりなさいよ! もうっ、ばかっ!」

(P66)

その前にあったセリフがやり逃げなので、こういう風にしかとれなかったという

「サヴィアーの守り神にかけて」が何か聞き覚えがあるけど何だろうと思ってたら死と嘆きと風の都だった。「敬愛する詩人のような教養はないけれど」この部分。ソフィアが有力っぽい感じだけど私の耳にはサヴィアのような?と聞こえるので……!

リヒャルトがいいキャラすぎますね。読みながらころっといってる。
とてもご馳走様でした。