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桜庭一樹日記 BLACK AND WHITE

本屋で3日ぐらいまでなかったゴシック平積みゾーンができてたので何かと思ったら富士ミス×直木賞帯であった。ゴシック既刊と砂糖菓子が並んでた。帯は地味めで、LOVE!はなかった(ていうかマルタにもなかったけど……

ということで久しぶりの再読である。

昨日テレビをぼへへへーと見てたら夕方の再放送(というても別局なので本放送といえば本放送)でちょっと前のあいのりがあって、それを見ていたのだ。
ロープを渡してその上に板を置いた程度の粗末なつり橋を渡るところがあって、足を怪我した女の子がいて、その足じゃ無理だ!お姫様抱っこだ!つってお姫様抱っこでつり橋を渡る2人。
恋に落ちる女子。吊り橋効果を地で行く女子。人間の本能すげえええと思った。
で、その回の終わりで、女子全員(3人)のラブ矢印がひとりに向いたところで終わったので、この後の展開が気になったのであいのり公式で確認。
吊り橋お姫様抱っこ男子は仕事的に自主リタイア、吊り橋女子はドクターストップで強制リタイア、もう一人は別の男子と出来上がって帰国。(もうひとりは名前を忘れた)という凄い展開だったのでびびった。

とここまでが前振りで、桜庭一樹があいのりのことでなんか書いてた気がする……なんだっけこうばっさばっさみたいな……と気になったので読み返した。

それにしてもほんとにホラー映画みたいにどんどん仲間が減っていくなぁ。恋愛はジェイソンだな。うわ、何この発想。はははははやくこの青春スーツを脱がなくちゃ脱がなくちゃ。でも脱いでもピカピカの眩しい青春ボディが出てくるだけだから何か着なきゃ。(P175)

そうだここのことだ恋愛はジェイソン!と腑に落ちた。

桜庭一樹とラテンアメリカ文学@close-channel桜庭一樹の話が関連としてリンクされているので南米文学とか砂糖菓子とかそこらへんをちゃんと引用してみました。

桜庭一樹読書日記—少年になり、本を買うのだ。

ちょこちょこと読み返していた。私の男の執筆当時を再び。

で、前からうすうす思っていたけれど、自分の顔は写真にうつるたびに違うというか、特徴がないというか。だいたい、これとこれとこれ、三枚の写真の顔だけ見たら、同じ人がうつっていると分からないんじゃないかなぁ、と思う。(P243)

本人でもそう思うんだ……と思った次第。

とかそんなことを書いてたら私の男が直木賞受賞と見る。おめでとうございます。
受賞記念に荒野の恋合本でハードカバーで出たりしませんか。
とりあえず来月の赤×ピンクの帯が派手そうだなあ。「直木賞作家初期の名作」みたいな。

桜庭一樹が出ちゃうらしい。
今スタジオ観覧希望受付やってる。放送は3月ー。
ていうか今は何をされてるんだろう。今はどこにも小説連載は持ってないはず?
文庫移動に関する作業かな。そろそろGOSICKが読みたい。長編で。

桜庭一樹日記 BLACK AND WHITE

久しぶりにもりもり。
なんかよく分からないけど定期的に読んでる気がする。

私の男

どす黒い話だ……淫靡で背徳的。
灰色の空の下底が見えない暗い黒い海を覗き込んでる気分だった。
桜庭一樹読書日記読み返してみようか。つかこの時期に読めてよかったなあ。
この話夏に読むとか全然合わない。寒い時に読んでこそだと思う。

今桜庭さん連載何もしてないと思うし、GOSICKの続きとか書いてもらえんかなあ。

桜庭一樹読書日記—少年になり、本を買うのだ。

凝りもせず飽きもせず定期的に読んでいるような気がする。
大概湯沸かすとかそんな待ち時間に読み始めてそのままコーヒーが飲める温度に冷めるまでとか合間合間の時間を縫って最後まで読みきっている。

ここ最近はがっつりと分厚い本を読んでいないので有頂天家族にまだ手を出せていない。とりあえず夏の名残の薔薇を読んでくる。

少女には向かない職業 (ミステリ・フロンティア)

久しぶりに再読。

「階段にすりこぎ。裏手の道に油。アー・ユー・オーケー?」
「メイビー。……なんだかなあ」 (P69)

脳内のあの男だ……と前はするっといったところでがっと転ぶ。おお……

メイビー
そのころキムタクが主演していたドラマでこの台詞を連発していた

桜庭一樹日記P118脚注

桜庭一樹読書日記—少年になり、本を買うのだ。

合間合間の時間にちょろちょろ2回目。今回は「読んでみたい本をリストアップ」しつつもりもり。

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