タグ「 富士見ミステリー文庫 」の記事

12件の投稿

マルタ・サギーは探偵ですか? 5 (5) (富士見ミステリー文庫 54-7)

嗚呼昨日のことのように憶えています—それは去年の12月—
サブタイトル「恋の季節」
帯の煽り文句「超ドンカンな名探偵が恋に目覚めるっ!?」
カラーページ「本当に綺麗ですね。なにか魔法でも使ってるんですか?」
(*ノノ)な展開かと思えば最後の最後でとてつもない奈落かつあっけない幕引き。
ギャーと叫んだ日のことを。
5月末のある日。新刊のあらすじのあまりの超展開ぶりにポカーンとした日のことを。

そんな続編。
つかカラーページ+登場人物紹介+本編最初の1ページ(正確には14文字)で
がつんとやられ涙腺ががっつりがっつり刺激されておりました。
丸太がしっかりしすぎている(゚д゚) (笑)がつくレベルで。
やっぱり泣き虫探偵は健在だった。
ヘレナル ビンスタインってなんだってっけ。ヘレナだったらマスカラのあれやけど、えー
とか思いました。切るところを間違えている(゚д゚)

「ナギサーさんずいのアレー」がまさかここでこんな役を果たすことになるとは。
愛田さんはいい子だ。アウレカはやばすぎる。いい奴過ぎる。
海に行こうかの章のオスタスのことを信に話すシーンはちょっと泣いてしまった。
7年分なかったことになったのところはなんかポムグラのチェインバーレンさんと
別れるところを思い出した。あの人を愛してるとか7年間の執念とか。

6巻早く読みたいな。5巻は今までのマルタの中では一番好きかも。

食卓にビールを〈2〉

とりあえず2巻の表紙を持ってきてみる。今月最終巻が出るらしいので
久しぶりに2・3・5巻を読む。

女子高生で小説家で人妻の話です。そういや主人公なのに名前出てない気がする。
「君」「あなた」「先輩」「原住民」とかそんなのしか出てない気が?
物理っぽい話とか宇宙の話とか出てきますが文系の私でも十分読める内容。
SF、ただしSukoshiFushigiな物語。
特に萌え狙いのキャラとか展開とかないし日常の話(宇宙人出てきますが)で
地味なんだけどこのシリーズ好きなんだ。

後極当たり前に宇宙人とかUMAとか出てきます。
学校にいたり道端に転がってたりコンビニのジュースの中とか
福袋の中に入ってたりとか。

宇宙人の頼みを聞かされて召喚されたり家に押しかけてきたり
トラブルに巻き込まれて軽いノリで惑星単位での危機に陥ったり(そしてなんとなく回避する)

すげーでかい規模での争いに巻き込まれてるのに飄々と対応したり
事態が解決しても今日も変な人に会ったわばりの何事もありませんでした的
終わり方が針山さんっぽいなあと久々に読んで思いました。

「怪しい。だって、まだ九時台なのに」
「世の中には六時台に帰ってくる旦那もいます」
「うちの普通は十一時台だもん。ぜーったいおかしい、SEのくせに暇なんて」

食卓にビールを2 P33

この前9時前にまきしどんがメッセ上がってきた時にこんなこと言ったよそういや。

読了:6/6(再)

PAGE TOP