船に乗れ! (3)

完結巻。
明るいことばかりではないずっしりとした重みを持った青春と音楽の話。
サトルたちは3年生になって新生学園高校音楽科は変革の時期がやってきた。女子のみ受け入れになったりオケの編成が大きく変わったり「いい学校」になろうとする。
今巻は文化祭のシーンがすごくよかった……最初で最後の舞台とかせつねー。
饗宴になってるシーンを想像してスウィングガールズ的なものにいきあたる。
名作でした。今度は1巻から通しで読みたい。最近そういうのばっかりだな。

あの夜僕は、人間の力ではどうにもならないものに向かって泣いたのだと、今の僕は思う。そしてそれは、幸運とか不運とかいったことではなかった。運命とか宿命などというものとも、少し違っていた。

(P204)