200808/31 抒情の奇妙な冒険/笹公人 小説 | 単行本笹公人, 短歌 短歌集。短歌集みるの久しぶりだ。加藤千恵とか以来だな。 ゆうぐれの商店街を過ぎてゆく子供・自転車・豆腐屋の音 トラウマなる言葉の意味を知りたるは冒険の書が消えたあの夜 ドンブリを呑むギャル曽根を見つめてる戦争孤児の無数の瞳 ここら辺が好きだ。冒険の書はあの音が脳内でリアルに再現された。 ちなみに絶望の言葉の意味を知ったのは復活の呪文を書き写し違えたときだな。 関連記事 ハンチバック/市川沙央 3行で撃つ<善く、生きる>ための文章塾/近藤康太郎 彼女が言わなかったすべてのこと/桜庭一樹 ハヤブサ消防団/池井戸 潤 少女を埋める/桜庭一樹 神神化身 春惜月の回想/斜線堂有紀 日常は5ミリずつの成長でできている/一田憲子 元彼の遺言状/新川帆立 エレジーは流れない/三浦しをん 最高のアフタヌーンティの作り方/古内一絵 コメントは受け付けていません。
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