200806/16 こうふくあかの/西加奈子 小説 | 単行本西加奈子 ある日妻に「妊娠した」と言われた。 やることやってないんだから自分の子ではないことは明らか。しかし彼女は産むという。 「俺」は「親しまれやすい理想的な上司」と思われるために朝早くから仕事をしたり、飲みに連れて行ったり計算高く安定した位置に過ごしていたのにだんだんそれが崩れていくのだ。 後はプロレスの話が随所に出てくる。ぼんばいえ。 西加奈子小説のほうは初めて読んだけどこれは普通だな。とりあえずこうふくみどりののほうも読んでみる。 関連記事 ハンチバック/市川沙央 3行で撃つ<善く、生きる>ための文章塾/近藤康太郎 彼女が言わなかったすべてのこと/桜庭一樹 ハヤブサ消防団/池井戸 潤 少女を埋める/桜庭一樹 神神化身 春惜月の回想/斜線堂有紀 日常は5ミリずつの成長でできている/一田憲子 元彼の遺言状/新川帆立 エレジーは流れない/三浦しをん 最高のアフタヌーンティの作り方/古内一絵 コメントは受け付けていません。
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