電撃の新刊出てた……土曜日は置いてなかったように思うから週明けだと思ってて油断した。(財布の中が乏しいので明日買うことにします

ダヴィンチ11月号米澤穂信とか有栖川有栖のインタビューあったー。江神さんはなんか全5部予定とかいや伸びるかもしれないなんとか。でもこの特集は買いにくいな。つか今月発売予定のかつくら秋号も乙女と隠れ腐女子のための読書案内か……

ガイドブックをぺらぺら。
11月の3連休に泊まりで京都に行くので旅行のしおりを作らないと゜+.(・∀・)゜+.
今回は東山で宿が取れたので清水寺に行きまする。夜間拝観∩゚∀゚)
第2回モリミーツアーもしたいものです⊂´⌒つ。Д。)つ

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カテゴリ分け考
-あっちこっちの本ブログを回ってきた。
・レーベル別
・ジャンル別
・作家名別(作家ごとに単独カテゴリ
・あかさたな別(あ行の作家

今のテンプレだとカテゴリをそんなに縦長にできない。
アーカイブモード(というのか)の時に最初数件を表示するようにしては(noteのあれみたいに

物語の役割 (ちくまプリマー新書 53)

最終的に私が出版を決断した理由はただ一つ、本書を手に取ってくださった方が改めて物語の魅力を確認し、物語の役割に目覚め、「ああ本を読むことは何と素晴らしいことであろうか」と思ってくれたら、との願いがあったからなのです。(まえがきより)

3部構成で、第1部は博士が愛した数式が生まれたときの話、第2部は創作についてのこと、第3部は小川さんの子ども時代の読書体験について。

2部よかったな。こういう感じのことを思って書いていますというのを見るのはジャンルを問わず結構好きだ。

「主題は何でしょう、二十字以内で答えなさい」というようなテストがあったとして、その二十文字がまず浮かんでくるのであれば、それは小説として書かれる必要性を持っていないと思います。ですから、「テーマさえしっかりしていれば、いい小説が書ける」というのは幻想です。テーマは後から読んだ人が勝手にそれぞれ感じたり、文芸評論家の方が論じてくださるものであって、自ら書いた本人がプラカードに書いて掲げ持つものではないと考えております。(P66)

封印の娘 (大江戸妖怪かわら版 3)

異形のみが住む大江戸に落ちてきた、この世界唯一の人間・雀
かわら版屋で原稿を書いて売って妖怪の町で住んで2回目の冬、年越しである。
時代劇っぽい児童書の3巻。

菊五郎が保坂家のぼんと側近を追い返すところが好きだわー。
狐火のところは綺麗過ぎるな。頭がちりちりする。

何かしら目的を持っているわけもなく、ただそこに居るだけ。彼らは、あるがままにそこにあるだけ。
 だが雀には決して踏み込めない存在なのだ。
 決して覗いてはいけない深淵。
 雀と何も変わらないように見える雪消。だが雀と雪消の間が牢で隔たっているように、越えてはいけない境界線がある。
 境界線の向こうには……
(大江戸の本当の姿がある……?)

(P120)

屋根裏物置さんの本棚目録にちょーときめいた。
今ちょうどカテゴリ分けをどうにかしたい整理したい期が到来してましてむむむむと悩んでいる最中であります。続かないという理由で到底こちらのまねはできないのですが、あっちこっちをぽちってみたい好奇心にかられております(現在進行形
こういうのいいよね。人の本棚をこっそりと覗いている感じで。

あんこさんちの4ページ目の黒い人の台詞が何か引っかかってなんか思い出しそうな気がすると思ってたんだ。

「それはあんたたちが見た現実だ。僕らは現実の、雨の冷たささえ知らない、目の前のことで手一杯のただのガキだ。そのガキがようやくその向こうを知ろうと思ったんだ。あんたたちの雨と僕らの雨、それが一緒だなんて誰が決めた!」

ウォーターソング・竹岡葉月(P87)

これががー。多分キーワード「雨」「降り注ぐ」辺りが反応したんだと思われ。
昔の黒い人は可愛い。

しかし私の手持ちのウォーターソングも随分と焼けて古い本の匂いがするようになった(だって7年前の本だもの

オーダーメイドダーリン—幸せの王子様(ベストパートナー)の育て方

ポリ白とかカーリーとか銃姫とかでおなじみ高殿さんの実体験を元にした漫画(インタビューなど含む)親に見られたら困るというか気まずい本という意味で取扱注意の本。
内容を分かりやすくいうなら「理想の彼氏をゲットするためには」
もっというなら理想の王子様なんていません!自分好みにカスタマイズするのです!具体例がこちら!という内容。

高殿さんがまだ大学生だった頃世間はロリコン殺人犯のためオタクは大変迫害されていたそうです。

なのに、カミングアウトできるか!
なにも知らないパンピーの彼氏に、「エヘ、夏休みとクリスマスはないから」とでも言うつもりか。
「無理!」
(中略)
「彼氏をオタクにさせることはできなくても、オタクに慣れさせることはできないのかな」……と。
——思えばそれが、わたしが男子改造計画を思いついたきっかけだったのでございます。

わたしが「オーダーメイドダーリン」を作るしかなかった本当の理由(P40)

という流れでこの本がうまれたとのこと。

本の内容を実践するかはさておき(耳が痛いところありましたが)高殿さんの男前エピソードとか旦那さんの話(インタビュー含む)とかが面白かったです。

腐女子彼女。

801ちゃんのほうは買って読んだんですがこっちは図書館で。
こっちはどっちかというと「傍迷惑な彼女と俺」「でも好きだからいい」みたいな。

Y子さんの言動は2人限定の時を除けばあんまり笑えなかった。私の周りにいる腐属性の人と似ていて思い出してげんなり。「BLが好き」でも別に問題はないです。問題なのは「空気読まない・萌え語りと批判は場所問わず大声で・ただし自分が批判された場合は全力で逃げるor被害妄想全開」なところが目立つわけで。

昨日「(場所をわきまえないオタトークについて)ちょっとほんまに困るんやけど……」という話をしていたからですかね。

とりあえず2巻も予約しているので待ちの方向で(2巻は飛行機のところだけは見ました。あれはきゅんとする

RSSリーダージプシー中にグーグルアカウントをとってそのままGmailを試用してみたりしているので、アドレスを一応INFOのところに放り込んでおきます。

(10/7追記)
購入カテゴリを消しました。
購入カテゴリで漫画のことを書いていたりしたので読了カテゴリにサブカテゴリで「漫画全般」を作りました。けどここは他のカテゴリと比べて更新頻度はかなり低いと思います。

本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)

ちょうどあなたの読書スタンスを教えてください@雲上四季を読んだ後図書館でふらりふらりとしていた時に手に取った本。

速読はある意味自己啓発なんだとか速読でたくさん読んだところでそんなものは脂肪に過ぎないとか。せっかく本を読むんだったらゆっくり読もうぜ!とかそういうこと+実践という内容。

 ある本を読んでみて、ちっとも面白くないと感じることはあるだろう。若くて血気盛んな年頃には、それが世間で高く評価されている本だったりすると、腹さえ立ってくるかもしれない。なんでこんなにつまらない本が持て囃されているんだ!? 許せない! 日本はもうオシマイだ! とブログに悪口の一つも書きたくなる。
 しかし、その同じ本を、数年経ってふと読み返してみると、どういうわけか、非常に面白いということがよくある。(P99) 

恩田陸の本割とこんな感じ。
こんなに過激ではないけど、光の帝国とか三月とか最初読んだ時はびみょうだ……と思った本は2回目は異様に面白かったりする。後スロウハイツの神様は筋知ってるのに同じところで転げまわったりとか。スロウハイツは今年出た本なのに再読しすぎ>私

評論の読み方のところは高校の時の「国語センター対策評論の点の取り方」を思い出してなんか懐かしかったなあ。しかしの後は筆者が言いたいことだ!とか。

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(9/7に読んだ本でしたが非公開のまま放りっぱになってました。)

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