私分かるの文学少女とバカテスだけなんですが、相当死ねました。サブタイトルは「本当はエロい文学少女」ですね分かります。吉井君は受けとかココハちゃんセーラー服とかで、某うららさんを超思い出した。竹岡さんが描いた明久は「これは明久である」という認識がしばらく遅れた。「こんな奴いたか?姫路さんおるしバカテスには違いない……」とかかなり考えた。
あと天栗浜のガーゴイルはかっ飛ばしました。両方未読なのにいきなりコラボってハードル高すぎる。
私分かるの文学少女とバカテスだけなんですが、相当死ねました。サブタイトルは「本当はエロい文学少女」ですね分かります。吉井君は受けとかココハちゃんセーラー服とかで、某うららさんを超思い出した。竹岡さんが描いた明久は「これは明久である」という認識がしばらく遅れた。「こんな奴いたか?姫路さんおるしバカテスには違いない……」とかかなり考えた。
あと天栗浜のガーゴイルはかっ飛ばしました。両方未読なのにいきなりコラボってハードル高すぎる。
タイトルの通りの超私信です。えりんぎんにお薦め本を広げるエントリです。事前オーダーが
・ファンタジー(現実離れしてれば和FTでも洋FTでも
・学生とかのほのラブ
ということだったので↓を選んでみた。
初恋素描帖/豊島ミホ メディアファクトリー
中学生2年生1クラス20名の恋模様。
片想いも両想いも、お前らとっとと告白しろよ(*゚д゚)な2人も終わった恋も、盛った男子もアイドルに夢中な女子も、「俺はお前らとは違うんだ」な子も恋から縁遠い子も、ぎゅっと詰まっております。
ショートショートですよ。起承転結というよりは一瞬を切り取る感じ。
冷たい校舎の時は止まる(上)(下)/辻村深月 講談社文庫 ※新書版は上中下
センター試験が迫るとある雪の降る日。
いつも通りに登校した青南学院高校の8名の生徒。照明と暖房はついているが学校の中には誰もいない。入っては来れるけど誰も出られない扉。外に繋がらない電話。5時53分で止まった時計。
そして一つの事実に気付いた。
2ヶ月前、学園祭の最中に死んでしまったクラスメイトの名前が誰も思い出せない。
2年間一緒に過ごしたのに、あんなにショックだったのに、今もその人のことを話しているのに、名前も顔も誰だったのかも思い出せない。
文庫版は超分厚い。新書は持ちやすいけど3分冊だから総額にすると高くなる。
鴨川ホルモー/万城目学
京都の大学生の話。そしてホルモーと恋模様。
ホルモンではなくホルモー。とある団体競技である。ホルモーホルモーと冒頭から出てくるものの、その実態が明かされるのは半ばを過ぎてのこと。現代で青春でファンタジーですよ(゚д゚)
番外編
事前オーダーとは違うけど好きそうな匂いがするやつを2冊ほど(゚д゚)
QED/高田崇文 講談社ノベルス
同名の漫画は違うものです。
日本の神話とか古事記とかそんな感じの歴史うんちくな小説です。
殺人事件は起きますが、事件の真相はどうでもいいからちょっとタタル氏は延々と語っといてくれないかと思う一品。
「そして、三月三日は上巳——巳の日祓え——雛祭りだ。自分の身の穢れを、身代わりとなってくれる人形に移して、川や海に流してしまおうという、実に身勝手な行事だ」
「また、そういうことを——」
「事実、そうじゃないか、人形に白酒や菱餅を供えて、その代わりに自分の穢れを背負っていってもらおうという、都合の良い行事だ」(QED 竹取伝説 P23)
こんな感じのノリで、古典とか和歌からの引用もガンガン入る。
雨にもまけず粗茶一服(上)/松村栄子 ピュアフル文庫
そういやえりんぎんは茶をたしなむ人だったよな、と思って混ぜてみる。
東京にある茶道家元(弱小だが)の跡継ぎの遊馬は、親に言われた京都の大学受験を蹴って遊び呆け免許を取ったりしたことがバレ、寺に修行に出されかける。
茶杓を一つ持って家出して、紆余曲折の末行った先はあれ程嫌がった京都。
京都で根っこを下ろして働いたり茶を点てたりそんな日々。
下巻が今月に出る(゚д゚)
気になったりなんだってーとか拾っとこうと思ったところのめも
巻頭特集:有川浩
・クマ殺しのエピソードは実話
・ストーリーセラーは他社の担当さん曰く「嘘私小説」
・植物図鑑はリアル落ちもの女の子バージョン(ある日突然美少女が目の前に落ちてきて、のOL版)
・今後の予定:3匹のおっさん完結、年明けに書籍化・植物図鑑は来年にはまとまる予定・小説新潮2月売りの号からスクモさんとコンビを組んで連載
完結特集:野村美月インタビュー(文学少女)
・嵐が丘・銀河鉄道の夜・狭き門ははじめから使うつもり
・これから出る文学少女外伝では心葉がヒロインポジションからヒーローへ、ワトソンからホームズへ変わる予定
・シリーズで一番女の子らしい子はななせです
・ウェブ連載の文学少女短編は書き下ろしと一緒に12月刊行予定
・ビーンズエース12月10日発売号から文学少女のコミカライズが連載開始。描く人は日吉丸晃さん(誰だー?と思ってぐぐってみたところさよならトロイメライの絵師さんらしい。
・画集は野村さんが事あるたびに「出してください」と言っていた。
・ちなみに画集は2400円・文庫イラスト完全収録・描き下ろしカラー・ショートストーリー・キャラデザ/ラフなど・本編登場文学作品など
・海外ファンタジー小説特集(ルルル文庫インタビュー)
出版する流れ
翻訳エージェント(色んな取り決めを仲立ちして整理してくれる人)がこれルルル文庫でどうですかと持ってくる→その中で選んで出版。
メイン読者の中高生が楽しめるような恋・友情がテーマのもの。主人公が女の子で、作者も女性がいいのではと考えている
日本の読者が受け入れやすい小説を選んでいる。また「吸血鬼」「田舎」「寮」「学園」な異空間・特別な空間に放り込まれるような作品を。
翻訳して文庫1冊に収まるもの。必ず1冊で読みきれるものを選んでいる
ラノベ専門の翻訳者はいない。ラノベらしいものに収まるように打ち合わせしている。
・なんだこれ超すごいな(ちなみに原作は未読です
・テレビ版は全く見てないのでDVDあったら借りてこようかと思いました。
・福山雅治超イケメン
・とにかく主に福山雅治を見ておりました。
・ラストが恋射ち(ライブのほう)思い出した
・とあるシリアスなシーンでとても笑いそうになった(職業病的なもの
10月は45冊でした。(単行本16冊・ラノベ19冊・文庫6冊・新書4冊)
今月はずどどどどと積み本を崩してBBBを一気読みしたり、宝塚デビューしたり、阪神オワタとか、SBからWPに移転したり、色々と転機でした。
今月の自分内ヒット本は以下8冊ー。初恋素描帖が最強でした。
そろそろ読まねば!(がばー)みたいな感じで再読。
なんていうか何回も読んでるのに毎回なんかどっかで新しい発見みたいな今まさに考えてる引っかかるところが。
桜庭「海老ぃ……? いや、わたしもよくわかんない。ま、それはともかくその女の子は普段、人のこと悪く言ったり怒ったりしない、温和ないい子なのよ。なんで彼にだけそんなひどいこと言うのかなぁとあきれてたら、それはじつは愛情の裏返しで……」
(P152)
ちなみに今回はここでした。今動かしてるPBWの子がなんか急速にとらドラの大河っぽいツンデレ化しつつあったので……(お前新たな引き出しを開発しようとするな!みたいな。今回の子が今までで一番読めない。
……分かる人が極小な内容ですみません。
あと注釈で「推定少女が砂糖菓子?と対を成す作品といわれている?」とかなんとかあった。