名探偵&ミステリ特集に火村さんがいたのできゃぴきゃぴした。 ? ときめきだ! /
初野晴特集
退出ゲーム以降のシリーズはハルチカシリーズと名付けられたそうな。脳内漢字変換は晴親です。どうでもいいです。
——今後の刊行予定をお教えください。
初野:七月に「退出ゲーム」の文庫版、八月にハルチカシリーズ第三弾「空想オルガン」、秋に「トワイライト・ミュージアム」の第2弾を出します。書きたいものは沢山あります。廃墟の遊園地を舞台にした幻想ミステリ、終末SFの長編、角川書店からジュブナイル長編、売れないミュージシャンと花屋を題材にした連作短編、神父とトイレを題材にしたダークファンタジー色の強い学園小説など。もちろんハルチカシリーズの第四弾も考えています。
担当:ハルチカシリーズは毎年一冊、夏頃に出る予定でお願いします。
書きたいものはたくさんあります、と言いつつ晴野さん兼業作家らしい。
9時-21時で働いてきたくめしふろ執筆だそうな。すごい。
あと廃墟の遊園地って「カマラとアマラの丘」が収録されたりするんだろうか1。ときめき。
湊かなえ特集
9月に往復書簡形式形式の中編×3の本が出るらしい。ときめき。
湊:これまでは「告白」が自分を引張ってくれていたと思うのですが、今後は「告白」から独り立ちしたいと思います。「告白」の人の本だから買おう、じゃなくて、湊かなえの本だから買おう、と思ってもらえるような作品を書いて、方向を定めていきたいです。
高里椎奈特集
主にフェンネル。ていうかこの写真ぴょんこちゃん。
9月にフェンネルの短編。薬屋の新刊はすごく頑張れば年内に出るかも?
鮎川はぎの特集
知ってるけど本当に2人だ……そして影響を受けた・好きな作家がすげー同世代2。
設定・プロット担当:はぎのさん 執筆担当:鮎川さん3
6ヶ月連続刊行は担当氏と鮎川さんの間で決定。はぎのさんは事後承諾だったと。
やってみたら「やればできるなあと思うけど、相手は大変だろう」とお互いが思っている。
8月刊行の11冊目でひと段落?
フルメタルパニック完結記念賀東招二メールインタビュー
・今回の長編で別れは寂しいという方のために短編集は予定。お笑い短編のほか長編の補足エピソードを。
・(かなめとテッサ、どっちの人気が高かった?の質問に対して)男性のマニア層だとテッサの人気が高そうだけど総合的にはかなめのほうの人気が高かったのでは。
趣味の本棚・男装・女装
秀吉が「学園祭で女装もしていた」キャラとして認識されていたのが驚いた。いい意味で。
最近は男の娘どころかガチで女みたいな秀吉を見ることが多かったので、男ですよとした上で秀吉をとりあげてるのがなんかもうすげー新鮮。
あと裏表紙の内側のファミ通文庫の広告見てたらBADが冬からエースでコミカライズがはじまるそうな。
デビュー作以来久しぶりのオリジナル作品。待ってたよ!
ローデンシュア6番地にある屋敷を15歳の魔女リジィが相続して引っ越してきた。
この屋敷には先住人がいた。魔力に囚われて屋敷から出られない幽霊が6人、大量の魔導具。
幽霊屋敷と呼ばれるヴィットリーニ家での奇妙な同居生活が始まる。
昔NHK教育で18:30からやってた海外のドラマ1っぽい匂いがした。ウルキエルはいつになったら出てくるんだろうと思ってた。後「ええ、この上にまだ学校へ行ったりするのかい!?」って思った2。あのプディング作りすぎたからうちに来ない? のシーンとかが私の中では海外ドラマっぽい感じなのだ……
仄明るい月光に、フレッドの体は白く透けていた。ゆらりと、まるで蜃気楼のように。
リジィの指先の、絆創膏のわずかな面積。彼が触れられる、わずかな部分。その上をさらりと撫でていく彼の指は、あまりに頼りない。瞬きをしている間に消えてしまいそうなほど。
なんとなく離れていくその指をつかみたいと思った。つかんで、まだここに「在る」ということをたしかめたい。(P150)
税金滞納者から問答無用で取立てを行う徴収官、なかでも特に悪質な事案を担当するのが特別国税徴収官(略してトッカン)だ。
舞台は東京国税局京橋地区税務署、言いたいことをうまく言えず「ぐ」と言い淀む鈴宮深樹とその上司である特官鏡雅愛の話である。税務署と聞いて「税務調査官 窓際太郎の事件簿」を思い出した私である。
がっつり呑み込まれた。特に3章4章。面白いんだけどなんか超刺さりました。ハリセンボンみたいになってるので誰かちょっとこれ抜いてください、という感じです。やめて私のHPはもうマイナスよ!
生きていくのって大変だ。
お金はあるに越したことはないけど怖い。
あわせて読みたい、で出てきたのは山本幸久「ある日、アヒルバス」と宮木あや子「野良女」1
colorful - ある日、アヒルバス/山本幸久
colorful - 野良女/宮木あや子
「安定したいんです。じゃないと、いつもぐにゃぐにゃした上にいたら、自分までぐにゃぐにゃしているように思えてくる。本当は、女として正しい道に行けたらよかったのかもしれない。もう二十五歳だし。だけどわたしはいつも詰めが甘いんです。最後の最後で結婚も失って、保険も失って、だったらわたしもうなんにも——」
いいながら、惚けた。目の前が真っ白になる。
「何にも、持ってないんだもの」(P325)
- ただし下ネタを笑い飛ばせる人に限る [↩]
どうにも暑い日々が続いています。
なんかすごい入道雲が出ていたので写真を撮りに行きました。この時間、兵庫方面ではひどい大雨が降っていて、こちらも影響を受けているのか晴れているのに室内がすごく暗くなりました。
今日は図書館へ行ったり本屋へ行ったり。いつも通りです。
あすかで現代版赤き月の廻るころの現代版コミカライズが始まると聞いて、ちょっとだけ覗いてみるとおお本当に現代だ、と思うなど。ただしく現代パラレルなんですね。
なんとなくヘタリアにおける学園ヘタリアとか、Pixivにおけるデュラララとかを思い出す。
ザビは昨日げっとしてちょっとだけ読みました。
ビーンズ大賞はじめての大賞という「風水天戯」のイラスト担当はフジリューに大変動揺した。
しかし「大賞」「大賞」と言われていると「シュガーダーク……」と思うので期待値0で挑もうと思う次第。
つかビーンズ急に男装ブームだなー。(来月発売される花は桜よりも華のごとくも男装)
王都レーギス・トラマンテ通り、細い路地に隠れるようにある防具屋「シャイニーテラス」。
そこの女主人であるソラは客に3つのルールを課している。
ひとつめ、レーギスの住人であり、帰ってくる場所もレーギスだと決めていること
ふたつめ、生きて帰る為に最大限の努力をすること
みっつめ、帰ってきたらソラに旅の話をすること
で、話のメインはこの「あっちこっちへ出かける傭兵などがレーギスへ帰ってからのソラへの話」
物語の形態が独白だったり話を聞かせるところとか、連作短編だったりするところで湊かなえの「告白」を思い出す。ただし方向としては告白とはまったくの正反対、「善意」とか「人とのつながり」とかの心温まるちょっとええ話系。
シリーズ開始前は3冊完の予定だったけどもうちょっと続けられることになりました1ということらしい。3巻のあの終わりそうなムードはそれか。段々面白くなっているなあ。
そんな感じに第2部スタートな趣。フリーデルはツンデレだよね。
それはさておき今回のメインはセシア兄! シスコン兄! この兄はいい兄。
上に兄がいますが兄萌えは割とします。「こんなお兄ちゃんがほしい」とはさらさら思っていない、可愛がる/可愛がられる対象として自分を置いていないゆえの萌え。ひとことでいうなら「それはそれ、これはこれ」
何より漫才ちっくだったセシアとラゼリオンの仲が地味に進展しているのが驚きだ。
ていうかP231の最後ら辺な。ビズログさんまじパねえっす! っておもった。
- あとがきより [↩]
本日がんばってメイン会場まで行きました。