アリス イン サスペンス (講談社X文庫?ホワイトハート)

ホワイトハートの新人さん。
無法地帯シークレットガーデンで生まれ育ったヒツジコ、外見美少女のユキノジョウ、家出少年ジャック、ロボットのようななにかのハイド、外の都市からやってきた少女アリス。

凄惨な事件と、事件の手がかりを追う少年たちのある喪失の物語。
雰囲気的には少年のカケラとかウォーターソングとかちょっと昔のコバルトにあった退廃感。
アリスが「ひどくない?」とか「マジウケる」とかたびたび言っててマルタの渚1っぽいなとおもった。
このまま時間が止まればいいのにと思うなんでもない日常がよいです。
その十五、十六のエピソードっていうかその続編が読めたりしないんですかね。

ホワイトハート公式でショートストーリーが読めます。「ヒツジコくんとキセキ的☆サマーデイ」ってかっとんだタイトルしてるんですが本編読んだ後読むと「やめてっ(ぶわっ」っていうなにかがあります。これはせつねえ。
ホワイトハート X文庫 | 今月のおすすめ

  1. 貴様ったら超ベリーバッド []

今朝は朝から雪が降ったり突然雨がざばざば降ったりした。
こっちは地震とかはまるでなかったんですが、大津波注意報とか3mとか色々言われててJR終了のお知らせ。
帰りの足がなくなり職場の同じ方向の人に送ってもらう。
わたしが生まれてこの方一度も閉まったところを見たことがない防災扉的なものがしまっててびびる。
家帰るとなんか静まり返っている。母不在。どこに行ったんだと父に聞くも「買い物?」「どこ行ったかは知らん」「サイレンうるさいしなあ」ぐらいしかないし手紙もなくて連絡手段がないので家でそわそわ。
19時過ぎて不在はおかしいぞとそわそわ。
母帰宅。「え、避難しとったよ」 \ まじで! / 「あんだけ(父)に言うて返事もしたのに」 \ まじで! /
当てにならない1ので今後は手紙を残すということになりました。本当にやばいときは各自でなんとかするしかないけど。
そんなわけで母が帰宅したのでようやくごはんを食べて本を読む気になりました。
ごはん食べてしばらくして自主避難。母は単身でも避難しそうな雰囲気でしたが、家でいても帰ってくるまで心配するし腰をやってることもありついていきました。避難先は明らかに家より安全だけど家はホッとする。
明日は放置している自転車をとりにいかねば。

  1. 枕元に避難グッズを置くほどなのにまさに対岸の火事対応であった。 []

昨日あんなにあったお菓子がごっそり減ってた。どういうことだってばよ! といわんばかりの減りようである。
スーパーの一番でかいレジ袋に3袋あったのに! おにぎりせんべいは美味い1
今日は超トップ命令の余波で通常業務は朝から閉店ガラガラというか免除という感じで、楽はできた1日だった。

電撃を買って撤収する。
今週はやたらとよく寝る週だ。いつもより1時間2時間余分に寝ている。

  1. 3袋あったのに今日昼休み終わったらもうなくなっていた []

四畳半王国見聞録

太陽の塔寄りの登美彦氏。
かといって今までどおりではなく「ひとりの阿呆」のみならず数々の阿呆大学生を取り上げ、誰の視点だか解らずあれっと思う作品もあり呑まれる感じ。よいよい。
「グッド・バイ」と「四畳半統括委員会」と「四畳半王国建国史」が好き。
「グッド・バイ」はあの微笑ましさから段々哀れな感じになってくる流れが好きなんだ。
大日本凡人會が真面目に異能集団である。モザイクさんはすごい。

昨今、一見普通のサークルのように見せかけて、その実、違法なビジネスや宗教に勧誘するサークルがあります。ソフトボールサークルに参加したつもりが、夏の合宿に出かけて見るとソフトボールにまったく関係のない教祖様が出てきた、などという哀しむべき逸話は枚挙に暇がありません。

(P166)

ゴールデンタイムを思い出す。四畳半統括委員会はあの議事録とか手紙とかが好きだ。

職場のお菓子がまた増えた。おにぎりせんべいの美味さは異常。
引越し1の話が続く。割とがっつり設備も整えられそうな感じ。

相棒が終わってしまったー。
私の毎週の楽しみが減ってしまった。てっぱんももうすぐ終わりだな。

  1. 敷地移転ではない。人数増加による部屋の移動と増加である。 []

花咲けるエリアルフォース (ガガガ文庫)

これはすごくいい。
皇国と民国のふたつに分かれている日本。4月8日は世界中でソメイヨシノが枯死し、民国が防衛ラインを乗り越えて皇国側に侵攻した。靖国神社に咲く9本の桜は枯れる直前の記憶を錨にして時間を止めている。死にたくないと願ったソメイヨシノが枯れる現場に居合わせた9人の少年少女はソメイヨシノの接続子として兵器を駆る。
確かにこれは終わる世界のアルバムを書いた人だなあと思う。

天皇が出てくるラノベは以前キラク堂顛末記でおおおと思ったんだけど、あっちは軽く触れられる程度で、こっちはがっつりやっているのですげえと思った。
桜花隊の攻撃方法とかいろんな各種設定とかすげー不謹慎な気さえするけど魅力的だなと思う。
ちなみに陛下といえばRevo陛下、まろんです。

ばしばしやる! 気分は \ うん! わたしがんばる! /
環境が変わりつつある。遠くなったので掃除が大変だ。

ようやくライブ特集のアニカンが発送されることになったのでごはんを食べてからコンビニに払いに行く。LEDの強い懐中電灯を持って出ていたのでとりあえず振る。5m10mとか向こうまで光が走っているのが分かる1。Marchenを聞きながらサイリウムのごとく懐中電灯を振る。
「黒女将のラストで赤いサイリウムを振りたい」の代償行為である。

  1. それぐらい暗いのだ []

だいたい四国八十八ヶ所
(四国を)一周してみたい・(八十八ヶ所を)全部回ってみたい・いっぱい歩きたいという理由でお遍路開始。
ろうそくやら線香を割愛したエコノミーかつ民宿利用の区切り打ちである。

春になったからそろそろお遍路さんを多く見る季節がやってくるのである。
わたしは極当たり前にお遍路さんが歩いている環境で生まれ育ったのでよそから見るとどう見えるか知らない。なのでこの本はその別の視点から見えるっていうのが興味深い。
ちなみにこれと同じ時期の日記が載っているのがスットコランド日記 深煎りである。

なかには新町川にエイが出没した記録もあった。懐かしい。
そして鮎喰川にキャッキャウフフしていたのでそうかそれが既に凄いのかと驚く。
うんいや関東から来た人たちも新町川見て「中心地でこの透明度はおかしい」っていってたもんな。

私には香港人の友達がいて、日本が好きで、もう何十回と旅行に訪れているのだが、日本のどこが一番よかったかと彼に尋ねると、四国と即答する。人がものすごく親切だったというのだ。思えば、それも納得できる。彼はきっと、知らず知らずのうちにお接待文化の真っ只中を旅したのに違いない。

(P102)

いいよねなんか嬉しいよね。
わたしNHKの四国ニュースはほぼ見ない(=四国他県のニュースに触れる機会がない)ので同じ地方といえど関西のほうが馴染みがあるのでなんとも「四国」としてのひとまとまり感はないんですけど。
ちなみにマチアソビオフ主催のときのは「お接待してくるわ」というて家を出ます。
「オフ」とか言わないでもこっちのほうが理解されやすい。

51番の石手寺のところがやたらとおもしろかった。あの写真の攻勢はやばい。

多くのお遍路が、四国を特別な土地を思い見なし、ただそこにいるだけで感動したり、感謝したりする。冷めた目で見れば、へんろ道の9割以上はアスファルト道路で、中にはトラックがばんばん走る国道に過ぎなかったりするにもかかわらず、それは美化され、心の中で光り輝いたりする。
なかにはそうして美化することに反発を覚える人もいるだろう。だから、これから新たにへんろ道を歩こうとする者はみな、その一歩手前のところで、判断を求められることになる。
すなわち、この幻想を受け入れるか否か。
四国幻想にどっぷりハマるか。あるいは拒絶するか。

(P274)

東京はとても寒そうだった。
休みだったので家出ごろごろ本を読んでいた。あと本日は大安なりをぽちっとした。
きみはポラリスとダヴィンチを買った。西尾維新が叙述トリック書くよ! とか講談社ノベルスで新シリーズやるよ! とかいってた。ミステリ特集が面白かったな。須賀さんの神の棘に触れて「こうした歴史ロマンスの書き手は貴重」とか書かれてました。

なんかどんよりしてるので久しぶりに2次領拡+聖誕祭のDVDを見る。
YUUKIとKAORIがArk歌ってたりREMIがサラバント歌ってたり陛下とYUUKIのなんか恥ずかしい感じの雷神の系譜とか今見るとなんだかレアだな。昼ドラのスタダはもう1回やればいい。
そして伝言→朝夜のつなぎはやはり凶悪だ。Hiverドーン私の涙腺バーン。パブロブの犬的なにかになりつつある。
写真集なんてなかった。

寝て起きて読んで生活してれば何とかなるかと思ったがもう読めないかもしれないというのは思う。
なんだこの思春期ハート。

気がつけば来週はもう東京でSHCがはじまり舞台挨拶か。

夢見る宝石と銀色の恋人 ダイヤモンド・スカイ (ルルル文庫)

タイトルがタニス・リーだなーとかこの表紙のディアが巨乳である、とか思ってたら章タイトルもSF作品があって笑った。
ディアはエルドとともに母方の祖母を訪ねる。そこでディアは今まで《魔法》だと教えられてきたものはすべて人の頭で考えてこられた産物だと知らされる。
マリルがとてもロックである。あとサザンラディヤーの設定が紫の砂漠と聞いて! だった。とてもよい。

銀色の恋人 (ハヤカワ文庫SF)

銀色の恋人は年単位で[いつか読む]タグなのだ。

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