鳥山明がお亡くなりになっていたことを知る。亡くなったというよりこの世界が鳥山明がいない世界に変わったといっていい。
言うまでもないことだが私世代にとって鳥山明が描いたものは土台であり基礎だ。基礎教養ではない。基礎だ。
同世代でドラゴンボールもアラレちゃんもドラクエも一切触らず今まで生きてきたという人がいれば、それはよほど親御さんが厳しかったか、もっと楽しく魅力的なものがそばにあった人だ。かめはめ波を打ったことないとかキーンといいながら走ったことない人はなかなかおらんやろ。
キャラクターデザインという概念がなかった10代のわたしはクロノトリガーのルッカめっちゃアラレちゃんやんといっていた覚えがある。兄と喧嘩した日はぎゃんぎゃん泣きながら本棚に並んでいたドラゴンボールの単行本を投げつけていた。
死因が急性硬膜下血腫ということで、転倒転落でもあったのかなあ打ちどころが悪かったのかなあ、見つけられた方はさぞやびっくりされただろう。なんせまだ死ぬような年ではないから。

そして今日はアカデミー賞がある。菅田将暉が金髪だ。グラスハートで真崎桐哉を演じる菅田将暉が金髪だ。桐哉は黒髪のはずだが。これに向かってトウヤアアアというのか。あり寄りのありだが、いやでもちょっと待ってほしいといっていたけど

マヒロがいいって言ってるならいいか……と妖怪ムビチケ配りととともに着席しました。