カテゴリー「 鑑賞/観戦記録 」の記事

169件の投稿

ufotable cinemaに通い詰めた楽しかった半年がついにゴールに辿り着いてしまった。
今日はシネマ2で公開3週目で朝イチだったのに5人いた。Kは毎回今日は1人かもと思っても絶対5人はいるのですごいなーと思っている1。しかも今日は後ろがKのガチ勢で、MAX30人のシアターで喋っているのはその2人組だけなのでめっちゃ聞こえるんだけど、「最終日はここに椅子と自分を接着したい。『Kは終わらぬ! Kは不滅!』」とか「カーテンコールがあるならアンコールがあってもいいのでは」とか神かよみたいな発言が時々あった。

で、本編の話だけどあの「わたしは何を見せられているんだ?」「なるほどわからん」って感じはまさしくK1期1話を見た時の感じなので懐かしかった。ネコSSみたときからクローディア出てるってわたしはこれから何を見せられるんだよって思ったからな。ピアスをしているキングととつかが一緒に映るとか、このとつかはピアスをしています反射が眩しいとか、緑が生きてるとか、ゆかりちゃんのことを「兄上」と呼ぶクロとか、レアさ加減が半端ない。伏見と八田のあの距離感にもだもだした。仲良しかよ!? あと青の疎外感がやばい。
夢が覚めていく過程が、ああ、ああ、っていう感じで、いい半年だったなあって反芻した。
一番好きなのってロスモワかなあって事前は思ってたんだけど、丁寧に死亡フラグと葬送を描いてくれたメモレかなあ。

  1. ちなみに今までの最少人数はキンプり応援上映で4人である []

前売りを買ってずっと寝かせていた京かたな展を見に行きました。せっかく11月だから紅葉はと思ったけど所々色づいているけど圧倒的に青葉。そしてきょうは1日雨って言ってたのにすごく晴れていて、今ちゃんと持って帰ってきたかの記憶がない。忘れるとしたら駅前のセブンイレブンかJRの手すりのところに引っ掛けたのであした外見てなかったら要問合せ。

平日昼頃入場で、入場制限なし。最初の刀剣の三日月宗近から「最前で見たい人こちらに並んでください」って感じで、刀剣の前で見たい人は並んで、後ろから見るのでもいい人は適当に出歩いてくださいの方式でした。だから結構並んでる時間は長かった。後半は疲れて飛ばしたところもあったんだけどそれでも出てきたら16時。4時間ぐらいいた計算。体感的には三日月より粟田口の入り口ところでたくさん並んだ。
疲れるから中では2回、5分程度休憩を取った。なんせ立ちっぱなし歩きっぱなし、刀剣の前ではスクワット及びチューチュートレインのごとく動く。
トーハクでも見たけど三日月はきれいな刀。国行が作った明石じゃないほうの刀とか五虎退とか鯰尾はきれいだった。骨喰とかへし切は強そう。長谷部の刀はなんせ強そうだった。途中にあった仏像コーナーがよかった。あの思わず拝みたくなる感じはすごい。宗教心をくすぐられる。

月刊劇場版Kもあと2つ。今回ははじめて待機列が作られた。というのも先に書くとufotable cinemaは全席自由席で半券に振られているのは席番号ではなく整理番号。見る人が多い時には待機列を作って入場します。今回は劇場の3分の2が埋まっていた感じ。

あれだな物凄く手厚かった。今回の下敷きはコミカライズのメモリーオブレッド。
K -メモリー・オブ・レッド- (3) (KCx)

K1期につながる前日譚。つまり十束が死ぬところまで描かれるだけど、まさかメモリーオブレッド3巻特装版小冊子まで丁寧に映像化されるなんて手厚いにもほどがある。サークルオブフレンドを歌っている場面があったけど音源がなかったからセーフ。あったら死んでた。
いやまじで十束がこの世を去る数時間前のあれ、あの手厚さ。死亡フラグとして死にゆくものの描写が手厚いのはあるあるだけど十束が死んだのはもう6年前だからな。あの一挙手一投足を見守ってからの「また明日ね」。走馬燈もしっかり存在。
飛行船に向かってキャンドルアプリを掲げるさまはTRUMPの「両手を大きく上げて星に手を伸ばす運動」みたいで、スタダ子しかり、手の届かないものを掴もうとする人の行動は同じだな。

あとキングの「No blood」はじめてじゃないかな。赤の王国絶賛積んでるのでそこだけは微妙だけどそれ以外ではないと思う。いつも「燃やせ」っていう人だった。骨も血も残さなかった代わりに血を入れたピアスを墓地に。ポータブル墓。
十束の死のあたりから方々で鼻をすする音が聞こえた。わたし最近涙腺が詰まってる気がする。

劇場版Kは配信はやってるけど円盤情報はまだなくて、ある程度まとめて売るのか分けて売るのかはさておき出たらロスモワとこれは買いたい。

わたしは何を見せられてたんだ?

この前SAOアリシゼーション編1話冒頭のキリトとユージオがキャッキャウフフしているなかなか地味に尺を取っているシーンを見ながら同じことを思ったんですが、すごかったわロスモワ。原作小説と舞台を見て、そこからの、劇場版。徹頭徹尾蜜月じゃん。ロスモワは別れの物語でもあるんだけど、劇場版はそこまでは到達しないから。前後左右誰もいなくてよかったとてももだもだしながら見ていたしんどかった。
仁希がいいクズだったし伏見(子ども時代)はああいう指定があるのかな、舞台伏見(子ども)と一緒じゃない。っていうか伏見(現在)の対八田、仁希と歩き方も喋り方も同じやん。
わたしあの、伏見が風邪ひいてお見舞いに来るシーンがとても好きで好きで好きで、あの「やたー」っていうあれがとても好きで最高でした。ありがとうございます神よ。
ていうかアイドルK、そこをピックアップするってことはアイドルK世界線では八田と伏見もしかしてシンメなのかしんどい。

ちなみに以下が劇場版ロスモワを見ながら思っていたことです。
「あーーーーーー」
「しんどい!!!」
「一時停止ボタンが欲しい」
「それはどう解釈すればいいんだ」
「尊い」

いやだって「お前となら世界だって」とか「お前が一度でも俺の話を目輝かせてスゲー」とか「読んだらいつでも来るって」てとかもうやばみの極みだろう。わたしでもこうなっているんだから猿美の女の感想が聞きたい。丁寧に殺されるか解釈違いで殺されるかどっちかやろあれ。
しんど。もう1回ぐらい見に行くべきかなあれは。

月刊劇場版K 3作目。今度はJungleの、スクナの加入前の話。
ほんとうはSide Green読んでから行くつもりだったんだけど今月はなにかとあれだったからな。
いやわたし思ってるよりゆかりちゃん好きみたいだな。ビューティエンジェル笑った。
どこがよかったというのが言いかねるけど、いやなんかしみじみよかったわ……。ああいう子供の成長がみられるの、いい。
EDがあんじぇらなのも驚いたんだけどああいう曲調も歌えるんだなとびっくりした。今まで聞いてきたのと全然違かったから驚いた。

このミュージカルを見に行くことを半年前から楽しみにしていたのだ(チケットの発券月日を見たら4月だった)
TRUMPシリーズの一角にして初のミュージカル作品。わたしもミュージカルへ行くのは4年ぶり2回目1
とりあえずネタバレなし感想から行くと
・東啓介足が長い。
・手も長い
雑誌社の歌うところがこれものすごく見覚えがあると思ったら「名もなき女の詩」なので、本当にサンホラとミュージカルは親和性があるなと思った。物語の方向的に似ているのは(あそこまで残酷ではないけど)イドへ至る森へ至るイドがおすすめ。名もなき女の詩は9th Story CD『Nein』です。

ここからがネタバレですが

  1. 前回はインザハイツ []

ということで月刊劇場版K2作目のセプター4の物語です。アイドルKの話を挟みつつネタバレをどんと挟むつもりなので、鑑賞前にさらっと感想を見たい人は手前にいるうちに進むか戻るか決めてください。

いやあの、アイドルKって、同時上映っていうから同じものが7回流れるのかと思ったら話進んだよ!?
おにぎりで懐柔するほうもされる方も大概やばくない?????????
1回目の先月は歌パートで爆笑してしまったので、今日は割とじっくり見ました。

あと間の全編と後編の間のエンドロール、あれいる? と思った気持ちが半分、あんじぇらどんだけKのために新曲書いてるの????
OPは同じなのにEDは違ったからびっくりした。
原作、っていうかKはアニメと劇場版と一部コミカライズノベライズと舞台は履修済みなんだけど、セプター4のはなしはほっとんど触れてないから、これがはじめてなんだけど、それ!? って思った。このなるほどわからんな感じ、まじK。
これに関しては上手く感想をかける気持ちがないんだけど、「えっあんだけキービジュにも出てて成長がみえた楠原くん、後半始まって数分で死ぬの」っていう驚き。楠原主人公だと思ってみてたけど善条が主人公だった……? いや友だちが善条さんものすごく好きで、確かうすいほんを出して居た覚えがある。青と緑の確執っていうのはたぶん今までも見たことなかったけど、あ、そういうことなの? っていう。
本編に入れようとしたら5分でまとめないといけないところ1時間の尺がきましたっていう感じの。
「サイドストーリーを映像化」ってつまりそういうことだよなあ。かぐつ事件の映像化は良かったと思う。
青本みたらもうちょっと理解が深まるのかな。とりあえず次月の上書き世界は緑本読んだうえで挑むわ。

いや、びっくりした。アイドルKは全部の作品との同時上映だよ、ぐらいの前知識ぐらいしか入れずに見に行ったら
八田伏見のちょっといい話(俺たちの戦いはこれからだ!)みたいなシーンの後、突然スタッフロールが流れたから、え、終わったの!? 何も始まってないよ????? と思ったら何食わぬ顔でまたオープニングから始まった……。なんだ前後編仕様なのか……。

アイドルKはあれだけ5分アニメライクな仕上がりで時々リアルタッチになるのが面白いなと思ったら突然のライブシーンだった。
わたし映画館で映画見る機会ってあんまりなくて同じ作品を何度も見返したのって多分キンプリの3回がMAXなんだけど、アイドルKがそれを塗り替えるのか(6回)って思うと……。

紫ちゃんまでアイドルやっていることに凄い笑ってしまったんだけどやっぱり初見の通りのこれGENERATINGのFrontierやないかっていう感じが強い。武道館のセンターステージでドットイメージ。

R:B 〜BLAZE〜の感想としては
・十束が生きてる!!!!!!!!!!!!!
・このナレーションの多さKステみ
・やっぱり背景と音楽が綺麗だなあ。わたしは今Kを見ている
・こうして生前のキングと室長の戦闘シーンが新規で拝める日が来るとは。
・この伏見はキモくないほうの伏見だし、美咲と呼ばれて反抗しない八田
・いつの年代かはわからないけどとりあえず夏の物語だっていうことは分かる(鎌本が痩せ本)

とにかく言語化が難しい舞台だ。うわごとみたいなやつだ。
でもめちゃくちゃすごかったから見た直後の、誰の感想も考察も見ていない状態の感想を残しておきたいと思った。

京都劇場の後列はじめてたんだけどこの赤丸の部分、0.3人分ぐらいの隙間があって標準体型の女の子なら通れる。
なんでそんなところを通る必要があるのかというと、左端、階段はあるんだけど青い線では回り道できない? あんまりじっくり見てないけど、通れないと思うんだけどな。だからなんせ左端の席は「ごめんなさいごめんなさい」言いながら道を開けてもらいながら通らないといけないのでとても心苦しい。1幕の終わりにそこを通る子がいて、そこ通れるの!? ってなったのだ。

全国津々浦々カバーしているような書かれ方でもよくよく見ればうちは上映館がなかったりするのに、これは上映館少ないのにTOHOシネマズ系列でもないのに上映されていた。ありがとうufotable cinema。今年はいっぱい行きます(Kがあるから)

映画は10周年武道館ライブスタート前の裏側から始まっていて、すでにこの時点でそうそうにぽろっと泣いてしまっていた。
いやだって今となっては「締めくくっていきましょう」とか「昨日より楽しんで」とか、普段なら何気なく「ツアーのラストとして」と受け止めてしまいそうだけど、この3人のうち誰かは1人は欠けてしまうと知ったうえで見るのではわけが違う。
セトリ決定でも割と中心みたいに動いていて、舞台演出でも「kalafinaを代表して」っていう字幕が入るぐらいに、あの3人に「リーダー」というものは存在しそうにないけど、wakanaとhikaruに寄り添ってkalafinaの中核かつ土台を担っていたのはkeikoにまちがいなくて「10周年、武道館でライブをするのが夢でした!」ってはけていくkeikoを見てたら、なんかスペクラを退社するのはkeikoなのかなって思いました。
ほかにそんな感じで印象に残っているのはhikaruは「wakanaさん、keikoさん」「(加入は決まっていたけどレコーディングに参加はしていなかったobliviousを聞いて)この声の中に自分が混ざって大丈夫かな、自分の声はJ-POP寄りだと思っているから」「wakanaさんの声は自分と真逆。」ってさんづけで呼んでいたことと、wakanaが「3人は奇跡のハーモニーだねって言われることがあるんだけど、3人が出会ったことは運命だと思っている。kalafinaは運命」って言ってたことと、hikaruが「まだ30年しか生きてないけどこの10年間のことは(多分死ぬまで?)ずっと覚えてると思う」って言ってたこと。
運命がめぐり合わせた3人ならなんで離れていくんだろうって泣けてくるんだよ。

そういうところを除いて内容を説明すると世界遺産ライブの模様だったりいろんなライブのカットが見られる。
個人的にすごいなーと思ったのは10周年武道館ライブのセトリ会議、衣装打ち合わせ(デザインを見ながら)、衣装打ち合わせ(実際に着る)、
個人練習、3人練習、バンドリハ、舞台設営の模様、ゲネ、開演前、ナイトメアバレットのところ(衣装チェンジ)、終演後。そういうのがみられる。
あと3人のデビュー前のバックボーンが映像として見られる。
わたしああいうのサンホラで見たいな。音楽の鬼の陛下を見てみたい。実際楽パレの時はあったんだよね。あの時の陛下は地味でもっさいおにいちゃんやったけど。たぶん実現度マイナスなんだけどな。だからこそこないだのサウンドデザイナーのインタビューのありがたさよ。

陛下で思い出したけどこの映画にも冨田さん(音楽評論家)が出て来ていて、kalafinaはhikaruはつらそうな顔をして歌っていて、keikoは険しい顔をして歌っていて、wakanaは笑顔で歌っていることがあったりして、それらは物語の主人公に寄り添う人、世界観を歌う人、空気を歌う人があって作り出している「kalafina」というユニットで同じ表情じゃないんだ、みたいなことをいっててさすが富田さんいいこというっておもった。

ファン投票で1位取ったから(武道館ライブの)トリは「アレルヤ」って言ってたけども、3人で歌う最後の曲が「未来は君に優しいだろうか」ってはじまるの、すごいな……。

PAGE TOP