カテゴリー「 読了 」の記事

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ソードアート・オンライン プログレッシブ (2) (電撃文庫)

アインクラッドを1層から攻略しようシリーズ2巻。第3層。
エルフの対立クエストでベータテストとは違った展開を見せて、エルフはただのNPCとするのはあまりにも人間じみていて、という。

やっぱりアインクラッドはいいなあ。デスゲーム好きです。
このキリトはまだジゴロ感がないので初々しくてよいと思います。
でも10ページでクエスト終盤超走ったな。3層まだ続くのかと思った。

悩み相談、ときどき、謎解き? (2) ~占い師 ミス・アンジェリカの消えた街角~ (メディアワークス文庫)

田中花子、地味な経理担当OLだが街角に占いに出る時はミス・アンジェリカ。
占いの最中に無関係な言葉が降ってくることがあり、それが占われている当人にとっては重要、もしくは振り返ってみれば重要なこともあり、人気を博していた。
しかし当の本人は人を占うことの重大性を感じてひそかに姿を消した。
はじめてしまったもうは戻れないし関わり始めてしまったからもう人の中でいきなさいっていうあの手紙を最初に持ってくるのがすごいな。

あなたの春ははじまったばかりで、ぐちゃぐちゃのげちゃげちゃの泥んこの、格好悪くて汚い春なの。
最初から上手くやろうとしないで、恋も、愛も、占いも、勉強しなさい。
客観的になろうなんて、初戦無理ではないかしら。
占い師は人の幸せにほんの少し力を貸すだけの存在であり、そもそも人の幸せそのものが、まったく客観的なものではないのだから。

(P67)

王妃の帰還

女子校で中学生でスクールカースト。
終点のあの子よりもうちょっと生々しい気がする。ガチに派閥とか女王とか。
上位グループはどれだけ大声ではしゃいでもいいとか、なんだか懐かしくなる。
突然百合百合しはじめるし15歳ならではとてつもない重さがあってよいものでした。

バカとテストと召喚獣12 (ファミ通文庫)

バカテス最終巻。バカテストも箸やすめじゃなくて本編の一部になっててよかった。
2年生VS3年生の続きなんですが、いまいち劣勢を抜け出せない前半からの後半ですよ。
完結編らしくすべての登場人物に見せ場が用意されてて、本当は強かった(ネタキャラじゃなかった)常夏先輩とかも見所だった。

いやまあ何にせよ明久と姫路さん周りですよ!!! おめでとう。おめでとう。
あと明久と雄二の組み合わせもおめでとう。高校2年生って初々しくもなくて受験はまだ先のことで一番楽しい時だなあって思いました。終わらない文化祭が終わってしまったけど短編集もまだあるので。締めもすごくバカテスぽかったとおもうので。お疲れ様でした。

金星特急・外伝 (ウィングス文庫)

金星特急外伝です。完結後の時間軸が多いのな。でもわたしごりーんともっていかれたの夏草と三月の出会いの話なので。なんだあのくっそせつないの。うおおお。
どれも家族の話です。家族になろうっていうのと家族になりたかったていうのと家族が増えたっていうのと家族の肖像ていうのと私に還りなさい
いやもう過去の三月がーーーーー錆丸のところで幸せにしてる三月がーーーー
親のことが心配でならないユースタスがー家族の同意ヾ(:3ノシヾ)ノシ((└(:3」┌)┘))
とてもいいものを読んだ。今続けて読んだら泣くけど構わぬ(ずびずびしながら読んだ

封殺鬼 数え唄うたうもの (ルルル文庫)

聖とユミちゃんが帰ってきたーーー!

今までルルル文庫で出ていた封殺鬼は桐子の物語でしたが、これはルルル文庫の前にあったキャンバス文庫で刊行されていた平成が舞台の封殺鬼です。桐子の孫が神島の当主をしています。
キャンバス封殺鬼はちょっと手に入りにくいものではありますが図書館によっては所蔵されていたりしますのでぜひとも読んでください。ちなみにネット古書店ではBLに分類されている所も多々ありますが違います。わたしキャンバス封殺鬼がどっかの電子書籍で出てくれたらまとめて買うんだけどな! BOOKWALKERかkindleどうですか。

そんなわけでこれはキャンバス封殺鬼最終巻「終の神話」から半年後からスタートします。
聖が今後の生活を考えて三吾に弟子にしてくれええ拝み屋になるううっていう話です。
直の続編+わたしはキャンバス文庫版読んでるのではじめての人が入りやすいかは分かりませんが高田崇文のQEDが好きな人でもうちょっと物語成分が強くても好きという人はたぶん好きだと思う。

ある大学生サークルが伝承のある島でキャンプをした。島に渡ることは止められていたが漁船に頼み渡って、祟られて数え唄のとおりに次々に殺されていく。拝み屋になりたいと言っていた聖はそのサークルのひとりと知り合い面倒ごとに首を突っ込んでいく。

しかし聖は可愛い。達彦そこは断らないのか。まるうなったなあ。
平成封殺鬼の面々のメインどころは割と総出演である。

ていうか霜島さんが(作中とはいえ)7について語り始めたら怖いのでやめて欲しい1

読み終わってからこれだよ私が読みたいのはこういうのだよ、としみじみ実感する。
イラストカズキヨネさんだしそんなさくさく出るシリーズではなくなるんだろうなと思うけど、年1ぐらいで出て欲しいな。(それかイラストは表紙だけでもいいから)

  1. 加門七海の怪談徒然草三角屋敷参照。霜島さんが住んだマンションで、意図的に呪詛を集めて住人を生贄にする現代の呪術実験場だったという話 []

ビューティフルマンデー (メディアワークス文庫)

あらすじ見た瞬間に「なんか死神の精度っぽい」って思ったけどあらすじに既に伊坂幸太郎言及されてた。
わたし伊坂幸太郎はアヒルと鴨と、ラッシュライフと死神の精度が好き。

4つの視点、交錯する運命、歪んだ生き方をする人生が交じり合うっていう感じの。
最近ヒーリング・お仕事系・日常の謎で溢れるMW文庫的にちょいと新鮮。
「彼女」はストレートに読んだら猫だよなって思ったのと、これ伊坂幸太郎リスペクトなら時間軸さえも疑って読むべきとおもった。死神の精度好きなんでこの殺し屋好きだ。
と言うことで引き出しに3人目の黒崎が投入された。面白かった。

(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~離婚の裏に隠れた秘密!?~ (ビーズログ文庫)

離婚を目標とした国同士の政略結婚(しかも身代わり)5冊目。

たらいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
の一言に尽きると思います。あの展開からあの落とし方は素晴らしい。シレイネとフェルの出生に触れる今回はすごく重くなってもおかしくないのにこの笑い一直線はやばい。インボルグのハロウィンっぽさ。祭はいいな。
兄妹はよいな。あとあの作戦名ひどい。やばい。でも作戦名でわかるあたりがすごい。

ブギーポップ・ウィズイン さびまみれのバビロン (電撃文庫)

ブギポ新刊。ブギーポップは笑わない・イマジネーター・パンドラあたりの登場人物ががさがさ出てくるのでとても懐かしい。新刻さんとかほんとうに笑わない以来ではないのか。
ブギポシリーズ最初ぐらいのというのはとてもよく覚えているものでwikipediaとか見なくてもいつ出てきただれかというのはよくわかる。透子とか早乙女とか懐かしすぎだろ……。ブギーポップが相当はじめからちょこちょこと出ていて、まあぱちもん含むですがこういうのなんかめっちゃ久しぶりだ。
開幕早々面白いブギーポップというのも久しぶりだった気がする。
由紀子と末真の「霧間誠一は評論と小説とどっちがよいか」とか、とても高校生らしい。

デ・コスタ家の優雅な獣5 (角川ビーンズ文庫)

おう……おわってしもうた。
内気で臆病な少女が生まれながらにもった異能のためマフィアの引き取られ、道具としての人生を送らないために悪女として成長していく物語終演。あーわたしダリオ好きなのでにやにやしながら読みました。
150ページ付近がとてもよいと思います。あとラストシーンがすごく好きではじまりからは思いもよらぬ明るさで幸せな物語だったと思いました。

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