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ポリ銀2冊目。
目次ページめくったところでふき出した。SDキャラネタできゅんときたのは3話4話間のシャルマです。
連作短編。アマディアの昔の友達が出てきたりサリエルのかつての相方今プロデューサーが出てきたり。
好きなのは2話です。コジは常識派寄りだと思っていたけどその結論がこれだよ!
秘めたる力とか選ばれし宿命とか羽の数をどさくさまぎれに増やせとか死ぬ。
あとギャグとシリアスのギャップがすさまじいですね。バトルらしいバトルは今回はなしです。
「全力で行け、モモ! 狙うはポスト・コーティカルテだ!」
「ボクの声優は誰でしょう! 栄光の未来がうひょー!」
「今度こそポリ銀シリーズ開幕だ! カバーも全部掛け替えニャー!」
「違うんです、部長! これには訳がっ。深い深い訳が!?」(P134)
淡く、漠然としているが、美しく尊いもの。なんの力も持たない代わりに、未来に向かう支えになるもの。
そんな掛け替えのない——他人から見ればがらくたに過ぎなくとも、当人に取っては宝石に勝る大切なものを、粉々に砕くひと言だ。(P243)
繋がってないやないかーい(゚д゚)
どうしてこんな状況にって言う流れのままプロローグは本編へ。鬼だ。
96年スタートだった。荒サン・島津・織藤が登場した。14年の年月は長い。ライコを見ても最初はライコと認識していなかった。あと名前だけ安西さんとか初山さんもでてきた。学園生活は遠くなりにけりー。記憶喪失ということで警察に保護されたり病院で各種検査を受けてみたら脳波が反応してないよ喋って動いて考えているのに脳波がないなんてありえない! とか。
タロットの人は《悪魔》とその協力者、《教皇》とその協力者、《皇帝》《女教皇》《魔法使い》のあたりが。
虚数意識論はランブルフィッシュのLiSAを思い出した。あれも虚数の概念を取り込んだプログラミングで高速の情報処理を行うとかそんな感じだった。しかし虚数は懐かしい。
最後から2枚目の挿絵を見ながらフリーダムだなあとかおもった。
万城目学今回のはったりの舞台は大阪城周辺。
5月末日の木曜日、大阪が停止した。
病院・都市のインフラに関わる産業など特定の産業に関わるものを除き商業的な活動は停止し、地下鉄ほか交通機関も停止した。
物語は大阪が停止する10日前、東京から訪れた会計検査院第6局の3人が大阪に降り立つところからはじまる。面白いんだけど、それはあくまで大阪城が赤く燃えてからの話で、それまでが長い。中学生パートはもうちょっと少なくてもよかったんではないかなあと思った(特にTS方面
ラノベ風に言うと万城目学版デュラララ!っぽいなとおもった。
ダラーズみたいに来るものは拒まずではないけど。
道頓堀の清掃業者は、早朝「かに道楽」の店頭に飾られている巨大カニのハサミに、発泡スチロール製の巨大なひょうたんが突き刺さっているのを見つけた。戎橋を仕事帰りに歩いていたホストたちは、あくびがてら道頓堀川に臨むグリコのネオン看板を見上げたとき、中央の陸上選手が広げる手のひらの上に、大きなひょうたんの絵が貼り付けられていることに気がついた。
(P377)
運命のタロット最終巻。
黒の預言書と書の囁きと書の魔獣と伝言が流れてしょうがなかったな! やっぱりニカ様いるよな……
改変を試みるという行為でさえ、あらかじめ設定された出来事とかなー。
13年後の世界から続く。
(やっぱり)同一人物だったのか!とかそことそこが協力者だったのかとか最後まで坂崎出て来るんだとか。《女帝》とのフェーデはしょんぼりした。しかし伏線のすごい話だった。
何かすごく「俺たちの戦いはこれからだ!」みたいな感じで明るく格好良くいい感じに(※ジャンプの打ち切りエンドではない)終わってるんだけど真タロはどうなるんだろうか。読み出したらまたノンストップになるから何冊か間を置く……
「好きよ、ライコ」
「ありがとう」
「ずっと、ずっと、あなたのことが好きだったわ」
あたしはうなずいた。
「お願い、ずっと友達でいてね」(P110)
「運命に負けないくらいに幸せになりなさい。この運命が決まっていたといわれて、嫌だと思うなら、絶対負けないように幸せになるのよ。たとえ、他人から運命だといわれても、これは自分の選んだものだといえるくらいに、絶対に幸せになるという意志を持って生きるのよ」
(P205)
《月》とのフェーデ決着、《太陽》とその協力者との決着、《女帝》の協力者《皇帝》の登場と盛りだくさん。
なんかもう最初から凄かったのですが最後で爆弾が……。ええええとかうわああああああとかそんな感じ。びびった。あと少女小説なのに戦闘パートめっちゃ面白いってどうなんだろうと思いつつ、面白いものは面白いということでごろごろしていた。
しかしこれ派手だな。すごかった。すごかったのでついったで既読者たるsoundseaさんに運タロすごい言ったらにやにやされた。
カードを捨てて遠くに逃げてで微妙にD用語が引っかかった(かたなをとおくへすててちょうだい
あとがきで次は女帝です。タイトルは「《女帝》1995」ですって書かれてて、借り本の《神の家》を見ながら「……」となっていた。1冊間に挟まったのは何かあったんだろうか。