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運命のタロット〈11〉「神の家」は涙する (講談社X文庫—ティーンズハート)

《月》の象徴の力を使って過去を体験する《魔法使い》とライコ。
ラスプーチンとの会話はなんだか壮大だな。ていうかあっちこっちにニカ様がいる。
どう見ても書の囁きですありがとうございました。

「本はページをめくることによって次のページが生まれるのではない。既に最後のページまで記されているのだ」

(P188)

ある種の整合性をもった歴然とした年代記ですね分かります。

ていうか女教皇って……ってとおもわんでもない。

『皇帝』はうなずかない—運命のタロット〈10〉 (講談社X文庫—テイーンズハート)

《月》とのフェーデ決着、《太陽》とその協力者との決着、《女帝》の協力者《皇帝》の登場と盛りだくさん。
なんかもう最初から凄かったのですが最後で爆弾が……。ええええとかうわああああああとかそんな感じ。びびった。あと少女小説なのに戦闘パートめっちゃ面白いってどうなんだろうと思いつつ、面白いものは面白いということでごろごろしていた。
しかしこれ派手だな。すごかった。すごかったのでついったで既読者たるsoundseaさんに運タロすごい言ったらにやにやされた。

カードを捨てて遠くに逃げてで微妙にD用語が引っかかった(かたなをとおくへすててちょうだい

あとがきで次は女帝です。タイトルは「《女帝》1995」ですって書かれてて、借り本の《神の家》を見ながら「……」となっていた。1冊間に挟まったのは何かあったんだろうか。

「太陽」は人々を照らす—運命のタロット〈9〉 (講談社X文庫—ティーンズハート)

《月》とのフェーデを終わらず。同人誌的な意味でイベントは終わった。
コスプレしたり写真撮られたり本売ったりサークルチケット忘れたりしていた。唯の推理はいつもながら凄い。

まだ《戦車》《太陽》のあたりが超多いです。あと《神の家》とかたぶん《皇帝》も。
坂崎はザ・敵って感じだな。服装が銀魂のトシっぽい……とかおもうなど。しかしとても粘着質。
ティターンズってペルソナ(というかメガテン系列の悪魔)にいなかったかなあとか思った。

しかし運タロは目次見ながらいつもひやっとする(この巻何が起きるんだ、な意味で

運命のタロット〈8〉「戦車」が兄とやってくる (講談社X文庫—ティーンズハート)

確かに《戦車》が兄とやってきた。

《月》とのフェーデは一時休止で《太陽》とその協力者と衝突。
資料室のコレクションの主、フェリックス・ユスポフ公爵とラスプーチンの繋がり。
資料室に再度忍び込んだり《太陽》とか《戦車》がおいしいところをもっていったり。
とりあえず続きを読まないと……

ミリセントと薔薇の約束  休暇旅行は琥珀の調べ (角川ビーンズ文庫)

グレンに誘われ湖水地方に向かうミリセントとアンセルとティーハニー。
リーアン王子の依頼があったりラズウィック湖の宿場町は竜がいるという伝説があったり<大暗室>が暗躍していたり。

お兄ちゃんと弟がよかった! グレンはいいツンデレ。
今巻はミリセントとグレンがなんだか急接近!でした。あとトリシアとヨナスがドドドドドといいところとっていった。あとティーハニーはただの賑やかしキャラかと思っていたら、意外と重要キャラなのかも……とかおもった。
シャロウトゥリルは貴族探偵のルーティルポジションなんだろうなあと思いました。
実は凄く年食ってる。

ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)

仮想世界に五感まるごとダイブできるシステムを使ったMMO「ソードアートオンライン」。
1000人限定のベータテストに10万人の応募、正式サービスを控えて販売されたパッケージ版は1万本限定。
正式サービスの初日ログインしているのはパッケージ版を確保できた幸運の持ち主で重度のネットゲーマーばかり。その初日、プレイヤーすべてが《はじまりの街》に集められた。
「ゲームを攻略し終わるまでログアウトすることはできない。蘇生なし、ゲームの中の死は現実の死。装着したヘッドギアを外すなど外部から強制切断しようとすれば脳を破壊し生命活動を停止させる」
初日で200人超、1ヶ月で2000人の死者を生み出してから2年後。
ゲーム内での日常と恋と、全100層にわたる城の攻略と現実へ戻るために戦いの話。

クリス・クロスとか.hackとかが好きだった人に。あと現・元ネットゲーマーとか。
MMOだけど魔法要素はばっさり削除されている。基本は剣で、武器作成とか料理とか釣りとか革細工とかはある。各種生産とか結婚とか音楽とか羊飼いとかちょっとマビノギっぽいとか思った。
ギルドとかフレンドリストとかWIS的なものもあった。

悪魔で山羊でBOSSならバフォだよね(゚∀゚)とか思ったり(この流れで「部屋とYシャツとバフォ」と「Maintenance」を読みにいった)倫理コード解除設定にふいた。

とりあえずクリスクロスが再読したいわー(*´∀`)(前に読んだの高校の図書室だわー

運命のタロット〈7〉「死神」の十字路 (講談社X文庫—ティーンズハート)

《節制》との戦い終了+日常(改変について考えたりタロットの薀蓄を聞いたり原稿を手伝ったり)+《月》とのフェーデ開始の巻。割と助走の巻だった。
冒頭の女帝はいいキャラしてますね。未来見られるから言いたい放題だな。
原稿手伝ってるシーンのあたりでなちゅらるにファンロードが出てきたからびびった。

しかし時の縦糸と聞くたびに冥王の冒頭のアイクの声が聞こえる。
Khronos, the vertical bearer of time のあたり。

「彼女はすべてを見知ったうえで、中立の見届け役となることを引き受けた」

(P192)

煌夜祭 (C・NOVELSファンタジア)

本の姫は途中で脱落したけどこれはよかった……
というか私は詩人とか語り部とかが好きすぎると思うんだ。

18諸島の世界を廻り、話を集めほかの地へと伝え歩く語り部の年に1回のお祭り。
冬至の夜、島主の館へ集い夜通しで話を披露する。それが煌夜祭。
廃墟となった島主の館に2人の語り部が炎壇へと集まった。語り部から交互に語られる魔物の話。

エンとクォルンの話とガヤンの話が好きだー。語り部の話はどれも単体でいいけど、繋がって導かれるラストがすごくよかった。

「魔物にとって愛することは食べることなんだ。腹を減らした魔物が一等先に食べたくなるのが、魔物にとって一番愛しい人なんだよ。あんたはずいぶんガヤンと仲が良いみたいじゃないか。そのあんたが冬至の夜にこの付近をうろちょろしていたら、真っ先にやられること請け合いだね」

(P74)

運命のタロット〈6〉「節制」こそが身を守る (講談社X文庫—ティーンズハート)

《恋人たち》とのフェーデ終了。タロットの人たちが思わせぶりです。女帝がとても好きな感じです。
ライコの誕生日が1965なことに驚くなど。改変前に戻ったライコがちょっと少女小説の皮をかぶりなおした気がする。タイムパラドックスとかラスプーチンは隠語ではなくガチでラスプーチンを指しているようにみえてすごい。

《節制》の喋り方がルー語に読めてすみません。
カタカナ表記じゃないけど日本語に混ざってくる英語はルー語にしか見えない……

運命のタロット〈5〉「月」が私を惑わせる (講談社X文庫—ティーンズハート)

《恋人たち》とのフェーデ終了。
しかしそれは新たなフェーデの序章だったのだ!(謎煽り
宣告のシーンがとてもときめいた。しかしごりっとかぐひゃ!とかはやばい。超やばい。
というか戦闘があんなに長いと思わなかった。あと《魔法使い》はツンデレ。

プロメテウスとかラスプーチンとか壮大だ……(プロメテウスは最初に出てくるのが破天荒遊戯のあれだ。
しかしなんでエビなんだろうか。
あとがきの「72円切手」に時代を感じました。

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