リベンジリトルガールが一番好きだなあ。次点が花束になんかなりたくない
共感できすぎて逆に部屋の隅で膝を抱えたくなった俺俺!
青春挫折小説なのでこれから大学生の人は読まないほうがいいかも?
地味ーな人にスポットを当てて頑張ったりもがいたり悶々としたりしている描写がリアル。
この場合は生々しいでもいい。
ちょー覚えのある感じだ。
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リベンジリトルガールが一番好きだなあ。次点が花束になんかなりたくない
共感できすぎて逆に部屋の隅で膝を抱えたくなった俺俺!
青春挫折小説なのでこれから大学生の人は読まないほうがいいかも?
地味ーな人にスポットを当てて頑張ったりもがいたり悶々としたりしている描写がリアル。
この場合は生々しいでもいい。
ちょー覚えのある感じだ。
幻冬舎でかつハードカバーですがやってることはQEDと同じです。
QEDからの参戦は御名形史紋(メイン)と堂本素直。
事件は密室ものでテーマは伊勢物語。
普通の密室殺人ものと思って読んだりQED並みの濃い薀蓄を期待して読んだりすると
肩透かしになるかもしれません。
都鳥の歌とかかきつばたとか懐かしいなあ(*´∀`)
唐傘お化けはえろい(゚д゚)
タルタロスってギリシャ神話で奈落だったんだ……とか
(塔しか思い浮かばなかったorz
↓ここからネタバレ。後半までがっつりネタを割ってます。
最後のほうの「キスして」は絶対これなんか裏がある!唐突過ぎる!と思った。
桜のなかりせばの解釈と鍛冶と一つ目の関係はQEDがっつり読んでると
何回も目にすることになるのでくどく感じるなあ。
御名形の毒草師設定がよく活きてたなあ。
この話は伊勢にしておこうにうひょーうひょーってなってた。
前QEDで出たのってどれだっけ竹取物語?
何か解決編がAB2箇所同時に交互にっていうのはとても新鮮な気がする。
うわーなんかめさめさおもろかった。
短編集「一見別々の話、しかし実は繋がってる」という話がとても好きで
「本」が出てくる話は何かとても印象的なんだー
金曜日の本——「クロークルームからの報告」>パスパルトゥ>路地裏の小さな猿
の順で強まってる。金曜日の本はまじで最強。
いやいや、待て、少し待て、読むのを止めないと……次のセンテンスでひと区切りして……そう思っているのに、気づくと2、3頁があっという間に過ぎている。
なんだろうか、これは。
驚きながらも、目がひたすら熱狂して文字を追い続ける。手はいつの間にか頁をめくるためのマシーンでしかない。
そのうち全身が震えだした。そんなことはもちろん初めてのことだった。
この先どうなるのか? 主人公はどうなっていくのか? その答えが、今この手の中にある。いや、もう次の頁、ほんの薄い紙を一枚隔ててある。そう思っただけで興奮と期待で大声を出したくなった。それを抑えようとして体が震えてくる。P41・金曜日の本——「クロークルームからの報告」
目次を読んだだけで引き込まれ、しかも信頼する本屋の親父さんのお墨付きの本。
それを読んでいるときのとある男の描写だだー。
本好きならだれでも覚えのある感覚だと思う。
私この前これやったよ封殺鬼。寝る前に1冊だけと読んでみたら3冊読んだ。
こんな感じで的確に文字化されてるの見ると嬉しくなってそうそう、そうなんだよ(*゚∀゚)=3と
無駄にテンションが上がる。
うっかりと私も作中作「運命の女賭博師」を読んでる気分になった。
吉田篤弘の本は読んでると凄い勢いで脳内劇場が動いている。
文字が脳内で映像化している。忙しい。
さて次は百鼠を読みます⊂´⌒つ*。Д。)つ
読了:6.17
関東の大学院生が「心の余裕を取り戻すため大学休んで奈良で2学期の間だけ
先生やってきてはどうか」と言われ赴任した奈良の私立女子高。
剣道部の顧問を任されることになったり
ちょうどその年は大阪京都にもある系列女子高3校での競技大会
(規模の小さい総体みたいなもの?)が奈良で開催されることになっていたり。
古代日本の歴史とか青春スポ根ものとかファンタジーとか。
「じゃあ知らないはずです」
「何をだ」
「奈良の人間は鹿に乗るんです」
「ば、馬鹿を言え」
思わず丸イスから腰を浮かせて、俺は声を荒げた。
「最近は少なくなったけど、今でも奈良公園や春日大社の近くに住んでいる人は、近くのスーパーに行く時は鹿に乗ります」
「か、からかうんじゃない」
「本当です。奈良公園のあたりに行ったら、いくらでもマイシカに乗っている人を見かけます」(P23)
ちょっと信じた(゚д゚)
奈良の神聖なる鹿たちを見てると奈良すげええな!って思った。本当にマイシカあるんじゃね?
(真偽の程はどうでもいいのだ。蛇口からポンジュースみたいなものだ。
先生は大和杯ほしくないんですかの堀田カッコイイーーーって思った。
リチャードはオイシイ。
鹿が喋るとか世界を救うとかなんかすげーーーと思った。
にしてもホラーだ。徐々に自分の顔が鹿になっていくんだ。
しかも自分以外の誰にも見えない。耳が生え角が生え目が鹿風になっていき
茶色い体毛が顔を覆う。「神経衰弱」といわれた先生とか
思春期の女の子は恐怖だよなー。鹿は喋るわ自分も鹿面だわ頭おかしくなったんじゃね?と思うだろう。
ここらのシーンはちょっと映像としてみてみたいなと思った。鹿面。
ポッキーを食べる鹿。鹿せんべいに群がる鹿。
思えば奈良公園の鹿は本当にふてぶてしかった。
↑ネタバレ
みなさんは「ホルモー」という言葉をご存知か。
そう、ホルモー。
いえいえ、ホルモンではなくホルモー。「ン」はいらない。そこはぜひ「ー」と伸ばして、素直な感じで発音してもらいたい。(P4)
京都の大学生のとあるサークルでの話である。
爆笑したり地図本を見ながら作中の場所を確認してにやにやしたり
カバーを見ながら四条かなあと思ったりうふうふと一気読みした。
タイトルにもなっているホルモーはちらちらと出てくるものの
ちゃんと出てくるのは話も半ばに入った頃。
四条烏丸交差点の会は想像するととても格好いい。
吉田代替りの儀は爆笑した。サムシングもしくはジョニーを開放するのだ。
モリミーこと森見登美彦が好きな人はこれも読んでみるといいよ!
四畳半神話体系と太陽の塔っぽい話です。
京都は魑魅魍魎怨霊跋扈がよく似合う
6/1 読了
オーリィ君(日本人、青年、本名大里)が無職からパン屋(サンドイッチ屋?)の一員になってスープを店で売るようになってあれこれ考える話。
オーリィ君と安藤父がメールしてるところが好きだ。
後料理がいちいちおいしそうでお腹すく。ラーメンとかラーメンとか。
スペイン風オムレツの入ったサンドイッチがちょーうまそうだった。
「心暖まる人との交流の話」というととても使い古されたにも程がある
表現なんですが実際そうとしか言えないんだからしょうがない。
連作短編で、こんな内容ならもっと読みたいなあと思いました。
「うまい」というより「すごい」と言いたくなる。小粒だけれど強烈な香りを放つものたちが、ひとつの鍋で融けあって思いもよらない黄金色のスープストックに化けている。
これはもう化学反応である。
つまり、スープのストックというのは、例えば「H2O」といった化学記号をわかりやすく解いたものと同じで、誰がいつどこで発見したものか知らないけどそのレシピがいくつもの鍋と時間を介し、今自分の手元の鍋にまでたどり着いているという不思議。P110
5.26読了