カテゴリー「 日記・旅行記 」の記事

58件の投稿

ビロウな話で恐縮です日記

ブログの書籍化。
鉄板の面白さである。

「男性作家が書く女性キャラ、女性作家が書く男性キャラは、だいたいにおいてドリームである」
と書いたが、MAさんから、
「『オキャマ作家が書く女性キャラ』は例外ではないか」
という大変有意義なご指摘をいただいた。おおー、たしかに! たとえば○○氏(生物学的には男性)の書く女性キャラは、ドリームなんて一片たりともないものな。

(P51)

この辺がこの前ついったーでうららさんと真宏さんが話してた気がする……! とおもった。

「小汚いイエス・○リストみたいな感じで!」でリクエストに応えられる(ようにがんばる)美容師さんはすごいとおもった。さすがプロだ……とかおもった。

京都てくてくはんなり散歩

タイトルどおりの内容です。
これの東京バージョンは早々に挫折したんだけども、これはベタな観光地がメインである(行ったことあるところが多い)ので行ったときのことを思い出しつつ見た。
春先の平安神宮晴れてるときに行きたいなあとか思った。上映会の時は小雨だったからなー。
ガイドブックとしては使いにくいので(るるぶ1冊買えば網羅できて、より詳細な地図がついてくる)
観光客が思うところの京都っぽい風景が集まった写真集+エッセイという感じでしょうか。

北緯14度

セネガル旅行記。
セネガルという国はアフリカの北側西端の国で、首都ダカールはパリダカのダカのほうである。
言葉はフランス語で宗教はイスラム教らしい。でも本読んでるとフランス語よりウォルフ語喋れないのが大変そうだしキリスト教もあった。
いつもは紀行文とか読んでもどんな国なんだとか調べないんですが、セネガルはこの本読むまでは名前さえも知らない国で、せめてどこにあるどんな国なのかぐらいの情報は必要である……とwikipediaを読んでた。そしたらこれを読み始めた日の世界街歩きがセネガルだった。何たる偶然。

そこまで書いていいんかって思うぐらい内面書いてあった。最初はセネガルまでの同行者の編集氏に心の中で悪態ついてるところまで書いてらしたので後で気まずくなったりしないのかと思った。キャラクターズを初めて読んだ時のような気分だ。豚キムチはさらっと読めたけどこれはちょっと時間がかかった。

今、たった1ヶ月余で、もはや私には日本が本当に「在る」かどうか——あるに決まってるんだけど——その実感を失ってしまいました。もちろんメールのやり取りはできるし、日本のニュースもネットで見ています。でも、それはパソコンの中でしかなくて、どんどん架空めいてくるのです。もちろん私は日本語で喋るし、書きます。でも、セネガル人と喋っているとき、稚拙な会話しかできないくせに、日本語は自分の中から消えてしまうのです。

(P160)

屋久島ジュウソウ

もうすぐ文庫が出るんだけど、どうしても今読みたいんだーっていう気分になったので借りてくる。
屋久島で登山なエッセイと諸外国をいく短いエッセイが何本か。
たぶん旅行成分が尽きてきたんだとおもわれる。

住んでびっくり!西表島 (ニッポン楽楽島めぐり)

八重山諸島は西表島に暮らしてみたよ本。
生活・ご近所づきあい・風習・医療関係・結婚出産関係・虫動物などいきものとの戦い・お祭りいろんなことが書かれている。
八重山で民放見れるようになったの平成6年だってとかISDNしか無理なんだって(しかも誰かやめないとそれも無理なんだってとか)

西表の夏の湿気はタダモノではありません。気温は高くても32?33度ぐらいですが、湿度は90%近くある日も珍しくないのです。高温多湿の日は息をするだけでも汗が噴き出し、"生きている自分"を意識します。

(P45)

この時点で旅人としても相当無理だなーとおもう。台風のときはそれ以上に湿度計の針が振り切れたりするんだって。ちょーカビとかとの戦いらしい。食べ物は冷蔵庫があるけど本棚とかやばそうだな……
春先で1時間外にいただけで「焼けた!」っていう確信が持てるほど肌がひりひりするとか。

生き物編は蛇とか蜘蛛とかシロアリとか「Gの死骸に群がるアリの大群」とかの写真が白黒とはいえはっきり映っているので、苦手な人は注意が必要。特にGは真夜中に不意打ちで見たから精神ブラクラに等しい代物でした。足側ではなかったからまだ救われた……

標識ネタは「この先脱走牛に注意」がツボった。

「生活密着度は都会の新聞よりずいぶん高い」でとても親近感がわいた。
うちの県は「新聞取ってるけど徳島新聞ではない」という家は少ないと思うんだ。徳新+日経とかそういう合わせ技はおおいにあるけど。

グァテマラゆらゆら滞在記

アパートを引き払い、家財道具いっさいを処分して、トランクに詰め込めるだけの荷物が全財産。誰にも行き先を告げずに、ひっそりと日本を脱出する。——そんな逃亡の旅に出ようと思った。

(P7)

ひっそりと消えるはずが盛大な送別会のすえ行った先はグァテマラ。
グァテマラはメキシコの南にある国で言葉はスペイン語らしい。1年間の生活。
写真は表紙に使われているものが全てで、中身は文章でみっちり。

この本が約10年前に出たものなので、今はどうなっているんだろうと思いながら見知らぬ国の匂いをー。

旅ボン~イタリア編~

なんか急に読みたくなったので(多分旅立ちたくなったものと思われる。
イタリアは1回は行ってみたいところです。

日々ごはん〈1〉

1巻を読むのが一番遅かったという。1巻時点ではまだ丹治「さん」なのだなあ。
最初から読んでると呼び方が変わったとか独立したとか子どもが生まれたとかいろいろと変化がわかっていいのだろうなと思いました。
波照間島にいるときの雰囲気がいいな。ここ好きだ。

編集の人にりうを紹介する時、「娘です」って言うのはいいけど、「その後みい(私のこと)はいつも、スイセイの娘。私のじゃない。かわいいでしょ」って言うのやめて欲しいと、この間りうに注意されました。傷つくのだそうです。

(P18)

いまいちよく分からなかった高山さんとりうさんの関係がようやく。

日々ごはん〈2〉

未読の日々ごはんを見つけたのでとりあえず1巻予約して2巻を読むー。
本を作ったり酔ったり泣いたり飲んだり読んだり大変です。

スイセイは、頭の後頭部をチョンチョンと撫でてくれながら、「みいのやろうとしとることは(本の中身のこと)、みいが死んでも遺伝子として伝わるけえ、だいじょうぶで。みいは幸せじゃのう」と言ってくれた。その遺伝子というところでグッときてしまい、ちょいと泣いた。

(P187)

桜庭一樹日記 BLACK AND WHITE

そろそろ読まねば!(がばー)みたいな感じで再読。

なんていうか何回も読んでるのに毎回なんかどっかで新しい発見みたいな今まさに考えてる引っかかるところが。

桜庭「海老ぃ……? いや、わたしもよくわかんない。ま、それはともかくその女の子は普段、人のこと悪く言ったり怒ったりしない、温和ないい子なのよ。なんで彼にだけそんなひどいこと言うのかなぁとあきれてたら、それはじつは愛情の裏返しで……」

(P152)

ちなみに今回はここでした。今動かしてるPBWの子がなんか急速にとらドラの大河っぽいツンデレ化しつつあったので……(お前新たな引き出しを開発しようとするな!みたいな。今回の子が今までで一番読めない。
……分かる人が極小な内容ですみません。

あと注釈で「推定少女が砂糖菓子?と対を成す作品といわれている?」とかなんとかあった。

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