カテゴリー「 児童書 」の記事

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ようこそ、古城ホテルへ(4) ここがあなたの帰る国 (角川つばさ文庫)

いやすごかったね! 葡萄踏みのピィ、変貌したジゼット、かーらーの若い女がはしたない! とお父さんしてるヘンリーちゃん。ヘンリーちゃんまじおとうさん。犬の癖に。
ジゼットは君を奪い取るできゃーきゃー転がってたらあの挿絵が来てヾ(:3ノシヾ)ノシ((└(:3」┌)┘))した。
ジゼットさんまじイケメンやでえ……。
リ・ルゥが離れるあたりはガーデンロストを読んだときの感覚とよく似ていた。こじらせている。
全員が、合格ですとか随所にぎゅっってつかまれた。よい本でした。

待っている怪談 白い本 (ポプラポケット文庫 児童文学・上級)

主人公の子が「怪談の本」を読み始めて作中作を挟みつつ、現実となんだかリンクしていくのがこのシリーズなんですが、今回はちょっと切ない系。いわばちょっといい話系のホラーだと思います。

両親とも予定が入ったので「ぼく」が先にペンションへ行き、その行きの電車の中で女の子と出会う冒頭。
「ぼく」はなんだかよくわからない不思議な事態に触れていくのです。
怪談は「夜の訪問者」と「白装束」が好きだな。

家元探偵マスノくん 県立桜花高校★ぼっち部 (TEENS' ENTERTAINMENT)

これ将来は絶対ピュアフルで刊行されるなという感じの1冊。そんなYA作品。
SKET DANCEとか俺妹とか古典部とか連想した。
倉沢チナツ高校1年、入学早々食中毒で欠席→登校したころには既に出来上がっている人間関係。
いつの間にか「ひとりでいるのが好きな人」扱いされて立派なぼっちが出来上がりました。
昼ご飯をひとり中庭で食べていると優等生風の男子が通り、やたらと気遣い上手のマスノ君という彼は「ぼっちなう」のチナツを非公認サークルのひとり部長1が寄り集まった教室の紹介フライヤーを渡しました。

チナツが行った教室にいたのは全部で3人、チナツをここに誘ったマスノ君(探偵部部長/いけばな雪宝流次期家元) 西園寺さん(第二演劇部) 田尻君(戦士部) あとパソコンから参加の通称スカイプさん(架空生命体という設定)
マスノ君は出歩いては噂を集めて気になった事柄に首を突っ込む。千反田っぽい子なんですよ。

いや西園寺さんと田尻君が俺妹の黒猫を割ったようなキャラでな!
西園寺さんはプライドが高い子で素直じゃない感じで、反りが合わなくて演劇部は退部になる。
田尻君は覇王丸豹牙っていう名前の魔剣の化身設定の邪気眼君。脳内彼女もいます。
「ずっとあたしのターン!」とかちょうわらった。おもしろかったー。

  1. つまりぼっち部 []

都会のトム&ソーヤ(8)《怪人は夢に舞う 〈実践編〉》 (YA!ENTERTAINMENT)

ゲーム「怪人は夢に舞う」が完成。創也と内人はテストプレイに栗井栄太を誘う。

裏表紙が笑いを誘う。そのセンスはどうなのか。
内人の脳内キャラなのにナオコさんがいいキャラになってきた。

今回のゲームは「自分の映らない鏡」を見つけるのが勝利条件なんですが、「何故自分の姿が映らないのか」
の謎の内人の推理が実にクラインの壷でありクリス・クロスだった。
確かにあれもリアルRPGなんだけどな!
そしてなんというアカシックレコード! 11章以降の面白さは個人的にすごくやばかった。
自転車レースのシーンとかもすごく好きだ。童心は大事。

はやみねかおるの作品も全部地続きなんだなあと読書メーターの感想を見て思った。
さすがに

あなたに贈るキス (ミステリーYA!)

この世界にはソムノスフォビアという病気が存在する。
発病すると異常に眠ることを恐れ、脳炎高熱嘔吐その他様々な症状を起こし遅くても2ヶ月以内に死に至る。
致死率100%のその病は世界をパニックに陥れた。やがて直接唾液の触れ合うキスで感染することが判明し、現在はほとんどの国で唇をあわせるキスは違法行為として禁じられている。

全寮制の学園、純潔を尊ぶリセ・アルピュスではひとりの女生徒の死が波紋を呼んでいる。
彼女の死はあの病によるものだと。織絵が死んだ謎をめぐり美詩は学園を走ることになる。

織絵と美詩の関係がやばい。あの死の真相・ラストシーンはすげえ! と思いました。
美詩は恩田陸「麦の海に沈む果実」の理瀬っぽいよな。色んな意味で。

唇と唇が触れあえば、どんな気持ちになるのか知りたくなる。目を見交わすよりも情熱的で、手を繋ぐよりもきっとぞくぞくして、セックスほど即物的ではない感覚。

(P98)

ついてくる怪談 黒い本 (ポプラポケット文庫 児童文学・上級?)

より怖いのは赤い本のほうなんだけど、怪奇現象がありありと起こっているのはこちらのほうだ。
テケテケさんは恒川光太郎の神家没落みたいだな。しかしP48はいいヤンデレ面をしている。

終わらない怪談 赤い本  (ポプラポケット文庫 児童文学・上級?)

終わらない怪談 赤い本  (ポプラポケット文庫 児童文学・上級?)

小学生のわたし(ゆかり)は引越ししたての家の屋根裏で「赤い本」という階段の本を見つけた。
1話から「なんか自分みたいだなあ」と思う女の子が描かれている。本を読むうちにだんだん本の中に描かれてるみたいな怪奇現象が身の回りで起こり始める……。

怪談が普通に怖い。なにこれこわい。
あとマヨナカテレビライクな七不思議があってときめいた。しかし4話は何重にもぞっとする。

「見たね」

(P206)
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