カテゴリー「 ライトノベル 」の記事

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独創短編シリーズ 野?まど劇場 (電撃文庫)

内容としては竹宮ゆゆこ帯コメントの「こんなのズルいよ!! 面白すぎる!!」がこの上なく正しい。
これはひどい(いい意味で)っていう感じのショートショートです。
森のおんがく団、神の国、妖精電撃作戦、苛烈、ラーメン戦争が好き。笑った笑った。

シュガーアップル・フェアリーテイル    銀砂糖師と水の王様 (角川ビーンズ文庫)

ミスリル・リッド・ポッドの状態は変わらず悪いまま。ミスリルをなんとか生かしたいと願うアンは瀕死の状態からよみがえったラファルとエリルを探すため、シャルとミスリルとともに旅立った。
今回から新章突入! ということらしいんですが個人的にはペイジ工房編以降はずっとひとつながりだと認識しているので特に変わりはありません。戴冠式のシーンと「彼は、王だ」がすごく好きなんだけど、それ以外はまあ、うん。そろそろ潮時なのかなあと、とおもいます。

首の姫と首なし騎士  華麗なる背信者 (角川ビーンズ文庫)

一時のまるマのようなページ数で割りと薄めだったんですが、読み応えがかなり……。
戦後のフォルモント国に大規模な商業を持ち込み復興の立役者となり、今も国家の屋台骨となり悪評はまるで聞かれないエルマー家。彼らが薬石売買の黒幕を示す確たる証拠はまだ無い。
シャーロットに結婚を迫るセシルだが真意はいまいち見えず。

今回は割とあちらこちらで火花が飛んでいる。水面下でうごめく人たちと陰謀。今回は薄かったけど1冊にまとめようとするとすごく長くなりそうだなという印象だった。話の都合上かはじめてシャーロットの視点を離れるところがわりとあったなー。

王の目が、すごいよなー。

双界幻幽伝 再会は一蓮托生! (ビーズログ文庫)

おおアルビオンの夜の女王を越えた1
この後何冊読めるかな。いやアルビオンの夜の女王みたいにあとがきにもうちょっと続く風に書いてたのにその続きで完結したのであと1冊2冊で完結しても驚かない。
今回は色々明らかにされつつもまだつなぎの巻という感じ。まだまだ続いてるしなあ。
これ以上会わずにいると美化が進みすぎるってお前はグルグルのククリ2みたいなことをいっててふいた。結婚しろ!

正しく引きこもるために、からの「いやその理屈はおかしい」ふいた。

  1. シリーズ巻数が []
  2. こんなの勇者様じゃない! []

死神姫の再婚 -怪物王子の死神姫- (ビーズログ文庫)

カシュヴァーン様とアリシア結婚おめでとう。

シルディーン編完結とはなっているんだけどこれは「第一部完」なのか物語の結末なのか分からないけど死神姫は最初からずっとリアルタイムで読んでいたのでああもう5年も経ったのかという感じです。
カシュヴァーン様俺の世界一可愛い妻が一大事ですとか240回殴るとか変なところで真面目に考えてたりセイグラムがちゃんと主を主として認めていたりトレイスに変なスイッチが入ったりフロリアンがバカな子だったり面白かった。ゼオはもう本当にゼオだよね。よりによってあいつがお前の聖女だよ。5年前とは打って変わって家族をたくさん手に入れた結婚式だった。ごちそうさま。

(仮)花嫁のやんごとなき事情 -離婚できなきゃ大戦争!?- (ビーズログ文庫)

2巻だ! 2巻だよ!
身代わり花嫁の続編。よくある身代わり婚と違うのは「白い結婚」と呼ばれるままごとの婚姻期間にこっぴどく嫌われて離婚してきなさい。そのときは報酬として金貨をはずみましょうといわれていること。その2巻。
離婚したいフェル(シレイネ姫)VS離婚など絶対しない毒竜公クロウ。
俺に勝ったら離婚してやるただし負けた場合はそこまでして離婚したいと思う理由を洗いざらいしゃべってもらおうか、賭けが2人の間で始まる。冬至までの10日間の物語。

冬至の風物詩といえば特別市と聖職者たちの”試練”。試練とは無礼講にかこつけて領民の不満を代行して領主に直接ぶつける擬似戦だ。暗愚な領主ほど"試練"は数多く、試練に打ち勝った者の望みはかなえなければならない。クロウの土地は安定していたが久しぶりの試練に訪れた吟遊詩人がいた。

今回はフェルの養い親ガウェイン院長登場。
わたしこういうひと超好きなんですけど! あの過去の話が! ただのとどめ!
離婚できれば一攫千金→賭けに打ち勝てば離婚成立→離婚ができないなら戦争勃発 ←イマココ!

壁ドンとか「笑うと雰囲気が変わる」とか相変わらず屋台をドレス姿で蹴り上げるフェルとかやばいですね。
結構なものですね! できたらこのままあと3冊4冊読みたいものです。

おこぼれ姫と円卓の騎士 少年の選択 (ビーズログ文庫)

2ヶ月連続刊行の前巻からの引き。
ルートガーが持ってる狂気がいいなあ。レティーツィアの伏線構成力1がすごい。将棋とかチェスとかで言うと何手先まで読んでるんだ? こいつ末恐ろしい! みたいな。
ちゃんと王様してて資質持っててでも完璧ではなくてあきらめないこと。
カールハインツがちゃんと年長者だった。祖先ではないけど過去の人なのにずっと未来のことも見通しているみたいな感じ。マジ長老。

「天然もしくは鈍感でのらくらかわしていく」ヒロイン力を持っているのがデュークというのが。
まあレティがばっさり切ってる分バランスだよなあ……。

  1. 物語上の伏線ではなく王としての資質の問題。 []

わたしの嫌いなお兄様 (コバルト文庫)

「良妻賢母」が常識の大正時代、良家の令嬢であれば10歳そこそこで婚約、20歳を待たず嫁いでいくのは珍しいことではない。17歳になる橋本有栖も例にもれず結婚を決められてしまった。相手は5つ上の従兄の春日要だ。彼は春日家の嫡男であり頭も切れるが実に放蕩に、いつ勘当されてもおかしくない程度に自由に育った。
有栖は子どものときから彼に散々な目を合わせられつつも走りよっていくのをやめなかった。
だけど結婚といわれては話が別である。おてんば娘有栖は春日家に乗り込んでいった。

ちょっとミステリちょっとラブコメ大正ロマンという。
おてんばなお嬢様と軽口をたたいて従妹をからかうのが何より好きなイケメンという、そういう話です。
異能・異種族はなし。女学生に人気の少女小説や今をときめく帝劇でのオペラとか。

おこぼれ姫と円卓の騎士 将軍の憂鬱 (ビーズログ文庫)

次期女王としての初の外交にでかけることになった。従姉の結婚式だし面倒なことは何もないだろうと思ったらそんなことは決してなかったという話。
レティはいわゆるお姫様ではなくて理性的な主君してて、でも万能ではなくてこれからの伸びしろがあるあたりが大変魅力的だと思います。

あとナイスミドル! 中年層! あとは好みの問題だろう!
あの「一緒に、落ちてくれる?」はやばい。脳内での絵面がとてもきれいだ。
お姫様と従者ごっこは衝撃的だった。愛人王の第1歩だった。失恋王なのにあの引きはずるい。

アニソンの神様 (このライトノベルがすごい! 文庫)

青春で部活で音楽でバンドの話。
ドイツから交換留学でやってきたエヴァの夢は日本でアニソンバンドを結成することだった。

わたしアニソンはそんなに詳しくはなくて登場楽曲一覧に出てるのだけでも、ちゃんと聞いてるのはFly me to the moonとコネクトともってけセーラー服ぐらいですが面白かったです。周りのアニソン好きかつラノベ読みはこれはやばいこれはやばいと転がっていたので多分思い入れがあったら3倍増しみたいな。
物語は王道で「音楽が好き」「アニソンが好き」っていう感じでできていました。
館陽高校には軽音部はあってもアニソンバンドはないのでエヴァが1人ずつメンバーを集めていくんですが、割と「アニソン好きあるある」もあります。
オンラインでも短編があるんですがこのライトノベルがすごい!文庫 スペシャルブログ : エヴァ・ワグナーのアニソン三昧!【8】きたー! と思ったのはこの回です。

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