カテゴリー「 ライトノベル 」の記事
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大正浪漫で異能です。
「結ぶ」という行為に特別な能力を持つ一族がいた。
代々女系に受け継がれるその力をもつ娘はムスビと呼ばれ京で帝につかえた。動植物や紋をあしらった花結びを守りとしたり空間を結んで魔を封じ込めたり結びを呪術的に使うことで陰陽師とともに都を守ってきた。
保泉可也はそのムスビの一族和久家の血統の最後だ。
女系を保つために婿をとって血をつなげてきた和久家は、維新後も天皇に使えるため京都から東京へ一族で移ったが当時の巫女(可也の曽祖母の妹)は移動した後亡くなった。「前時代のもの」である巫女一族は徐々に居場所をなくされ可也の母は祖母を連れて保泉家に入った。千年を超えて続いた和久の名前はここで絶えた。
恋愛要素はありますが、可也の周りの人です(メインではない
明るかったりコメディな方向ではないです。
ちょっと封殺鬼を思い出した。可也には友達いるし当主でもないですが、雰囲気的に?
舞台は東京ですが京ことば女子もいます。
最終巻。
これから読む方へ:
あとがきから読もうとすると高確率でネタバレパンチを食らうのでページの順に読みましょう。
できたら目次も読まないのが望ましいです。
1巻発売当時はパーツだけみれば逆ハーなので割と地雷覚悟の購入だったけど、まるで甘さがないのが逆に気に入ったという不思議なシリーズでした。途中で糖度がどんとあがりましたが。あのデレはやばかった。
ここからネタバレがどんです。
豊かな自然以外の特色が無い田舎町である星無町では七夕にほぼ確実に雨が降る。
7/6がどんないい天気でも、天気予報が晴れを伝えても、7年に1回の晴れの七夕を除けば毎年雨が雨が降る。
七夕生まれは縁起がよいといわれるこの町で生まれた同い年同じ誕生日の幼馴染みの5人。
永遠に続くとおもった友情は、中学の時何も言わず転校していったあかりの帰還で変わり始めた。
本屋で見て衝動買いしてしまった。5人のなかでは橙が好きだヽ(゚д゚)ノ
幼馴染みの恋と友情は大好物です。
これを読んだ後短歌集のどうぞよろしくお願いしますが読みたくなってうごうご図書館へ。この本に収録されている
わけあってわけも言えずに消えました どうぞよろしくお願いします
とりあえずお友達からおわりましょう どうぞよろしくお願いします
ここ2つの歌がとても七夕ペンタゴンだと連想したのだった。
ある日の会話 on twitter
わたし:そろそろ少女小説的に空から男の子が降ってくる話があってもいい (※ただしイケメンに限る)
さり :それビズログにありましたよ
わたし:ナンダッテー!
という話の結果買ってきて読みました。
そんなわけで私の中では「バベルの歌姫」というより「空からイケメン」という名前で呼ばれてました。
親の借金返済のため村はずれで悪霊を育てながら一人暮らしているルシータはある夜、仕事の悪霊退治もせず女遊びにかまけていた空を翔る月騎士を見る。ルシータは届くわけないと思って憂さ晴らしをかねて矢を射掛ける。次の日畑を見てみれば重傷を負ったイケメンが。という。
ひとことでいうと変な話だった。
シンヒルドが苦手方面の自分が一番の俺様キャラだったので話の最初は相当きつかったんですが、後半はよいロマンでした。ホスト部の伽名月ちゃん(黒魔術部の人)をシリアス対応の主役にして、男にしたら多分シンヒルドに近い感じになるのでは……とちょっと思った。
ところで何で雨降らなかったんですか。
2巻が出たと聞くので、どうやって続けるんだろうと思ってAmazonであらすじを読んでみたところどうも「同じ世界観の別の話」のようだ……続刊予定ではこの二人も出てくるようだけど。
とある吸血鬼の兄弟の話 最終巻。
九龍の血統が格好よすぎる件。特にザザとカーサ。戦いとか散り方とかなんだこれ(゚д゚)
ジローを特区に迎え入れるミミコとかバウワウ卿とかとてもきゅんとした。
あとはもう全部何もかも「すごかった」で言い表せてしまうので、余分なことを書くのはやめておく。
まだ物語を反芻している。あとがきのあれこれがまたどっかで見られるといいなあと思いつつ。
「君は……高潔すぎるから。僕には眩しすぎて……」
ゆっくりと、目の前の運河を、空から降り注ぐ日差しが過ぎった。
その瞬間、鈍色に見えた河面が、キラキラと黄金色に輝いた。
美しい光。しかし、あの光にカーサたちが触れることは許されない。あれは太陽の光。命を育む、聖なる光だ。(P428)
「ワイン。私はリズとの約束を守れなかった。けど、お前が生きていてくれるから、少しは彼女にも顔向けができる。愛してるよ。お前のことを、私は心から愛している。だから生きてくれ。そして許してくれ。辛いとわかっているのに、一人で生きろなんて言う、私のことを」
(P476)
裏表紙のあらすじからしてもえの予感しかなかったけど中身は想像以上だった。
ライセン夫婦は至急王宮へと書かれた王からの親書を送られる。で、ライセンとレイデンの人々は王宮へ向かうことに、というはじまり。エルティーナとジスカルドとバルロイ一行の共演だったのでとてもおいしかった。
アリシアとレネに魂を持っていかれるエルティーナとかあっちこっちでデレデレイチャイチャしてしまくっているとか、全体的に楽しすぎる。王様と宰相すきだー。
登場人物紹介のところで相関図ができていたのででかしたぞ!とかおもった。
死神姫の登場人物人数ぐらいではまだ相関図なくても把握できるんだけど(と思ったけど教団方面は怪しいかも)、もっと他のラノベにも普及してほしいと切に願う。特に電撃。ていうか禁書とか成田良悟作品全般。ネット上にも似たようなものはあるというけど、本をちょっとめくったところにあるのが最強だと思う。
図じゃなくても「所属 名前 余白があれば一行紹介」みたいな羅列でもいいので。
「ジスは本当に国を愛しているのよ。……その百分の一でいいから、私のことも愛してくれればいいのにね」
(P104)
「違うわノーラ、湿気を吸ってふくらむのはレーガッタよ。ノーラが倒れてしまったからペーペルザーもやっていたけど。そうだカシュヴァーン様、何か聞かれたら私は悪霊レーガッタ、湿気以外に興味はないと答えますわ」
「……いや、もういっそ何も喋るな。頼むから」(P144)
エーブのターン!
今狩る側昔狩られる側だったエーブがフルールだったころの話。
あとホロとロレンスの話が2編。黄金色の約束のほうが好きだ。
甘いのは仕様なのでふーんと受け流してしまった。なんかもう読み始めたときのようなときめきはないようだ。
それに、あの商人たちの目指している期待の果てになにがあろうとも、一人で追いかけるよりかはきっと二人のほうが楽しいに違いない。その伴侶として、ミルトンはそれほど悪くない。
(P232)
自分自身の言い訳がすらが情けなくて、フルールはカップを抱くようにして泣いた。悔しさもあったし、自分の不甲斐なさもあった。それでも一番の理由は、この先もあんな連中を相手に商いをしていかなければならないのかという恐怖だった。
(P253)
真・運命のタロット第2部完結編。
最後の最後で目玉ぶっ飛んだ。( д ) ゚ ゚
下巻の約束の章にとてもきゅんとした。ていうか大河は《女帝》=ライコと知っていたら……とかとても思った。
上巻の最初ら辺、《悪魔》ちゃんがあまりに喋り方が違うので、3回ぐらい確認した。びびった……
上巻読んでるうちは絶対これ終わらないだろうとおもった。
あと《女教皇》とライコとか《女教皇》と《悪魔》の組み合わせはとても面白い。運タロの合一のところを思い出すようだ。
第3部マダー?
彼女の言葉を、《運命の輪》は軽く手をあげて制した。
「いつの私でも、私」
柔らかな調子だが、きっぱりとした声音でいう。「私はいつであってもかわらないわ。中立の見届け役という立場を選んだときから、未来に至るまで、私は私の役割を果たし続けているのよ」(P159?P160)
おおよその予想を越えてLNFで身内以外が列を作ったりお昼前にあっさり完売したらのさいです。
GWはそんな報告でどよどよしつつ本を読みまくっていたわけですが、関係者枠みたいな感じで1冊取り置いてもらえました。
その節はありがとうございました。>うさみさん
個々には感想書きませんが、一番笑ったのうららさんのだよな……と思います。
ごく最近に「うららさんも雪崩を防ぐためだけに時載りになるしか! 秒数はでるたさんぶっ飛ばして奪えばいいよ!」とか言ってたので。
さらっとSHネタを混ぜてくるゐんどさんのを読んで、そういえば私最近(*゚∀゚) ←こんな顔して読む順番考えて積み直したりしてるよ……とかおもった。読む本がいっぱいあるのはいいことです!
あとむにょるげが普通にアホ可愛いと思いました。これが2次元マジックか!
余談。
らのさい2のネタを……とか言ってる人々がいたので、わたしも考えてみたんですがいつぞやのminaの読者投稿よろしく自分を宅急便でメイド喫茶へ送りつけたところで我に返りました。
名前付けるなら久里(読みは「くり」か「ひさと」)だと思いました。