さよならピアノソナタを読んでいる間、高岡尚がにょきっと生えてきたのでふらふらと再読。
中断して6年になりますね(LOVEWAYは短編集だし私テンブランク派なので)
若木未生公式ブログによればグラハー最終巻はコバルト以外の出版社から文庫以外の形態で出る模様。
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ファネル家当主の座と幽霊屋敷ローズグレイブホールを相続した鑑定士ミリセントの話2巻。
グレンのスパルタ教育の元、鑑定の知識を叩き込まれているミリセントは社交シーズン到来とともに、元の世話になったディンセル侯爵家に戻ることに。それならばとグレンに義母レディ・アンジェリカの鑑定の仕事を頼まれる。
グレンが愛いですね(*´∀`)
「だからっ……君もこの場では、年頃の美しい令嬢として注目されてるってことだ! そんな女性がひとりで出歩けば、いくらでも声がかかるに決まってる。君は隙が多いから、もう少し自覚してふるまったほうがいいっていってるんだ」
(P93?P94)
ベタなセリフですがベタはよい。
アンセル結構出てきてるのにあんまり前に出てない印象があるなあ。執事だ(控えてる)鎌持つアンセルはまじ死神。
グレンの過去がちらりと出てきたり、ミリセントはグレンとで確定なんだろなと思いつつ。
ファンタスマゴリアとか見るとちょっとGOSICKのベルゼブブの頭蓋を思い出すなー。
しかし
「グレン、いまよっ!!」
(P215)
脳内で三日月ハゲの黒猫が叫びました。
コバルトの新人さん。
途中までの展開は好きだったんですが、話のラストがちょっとアレだったので微妙な感じになりました。
シメって大事ですね。
ストリートで2人の子の面倒を見ながら暮らす孤児で強気少女なランは、地上げ屋に拉致られ奴隷商人に売られ買われた先は海賊船。ランは牢の外に出す代わりにこき使われることとなる。
船員とのラブあり、バカ高い金額でランを買い取った海賊側に深い事情あり、船長がヘタレ。
ちなみに私ラスレ派です。
主人公が明るいのでかなり話のノリも明るめではあるのですが、展開はシリアス寄り。
海賊船での描写がイイデスネ。でもあんだけシリアス展開しておいてなんでラストでギャグに走るんだ……まったく笑えねー。消えてなくなる人魚姫のラストシーンまであったから最後どんな感じになるんだろうと期待してたのにー
ヴァルVSラスレのところとか好きなんだけどなーー。
あっちこっちで「伏線回収が凄い」「なんかラストが見えてきた」と聞いて。
・父さん格好いいー(*゚∀゚)だけど実際遅いよね!ておもった。
・重臣会議のときの工部コンビが大変美味しい件。なんかデレてるよ。ていうか重臣会議は相当ときめきました。
・絳攸と楸瑛に対する静蘭の「ボンボン2人が」が妙にふいた。喋り方が既に中身でてるよ!みたいな。最早定番のあれですが。
・王様は自分の首を絞めすぎです。
・刑部尚書いいな。墓穴に埋めろ
P179付近の「黎深は紅家を濃縮したような性格」の一連のあれで、昨日さんま御殿でB型VSほかを見ていたので「何だつまり紅家はB型の集まりなのか?」とか思った。実際どうなんすかねB型。私の周りは「B型ってだけで迫害されるorz」っていう感じの子が多いので。
いつぞやの巻で「文に李紅あり」とかあったので、後宮入りルートはないんではとおもってます。とりあえず次巻待ちだ……
ルルルの新人さん。
登場人物名前覚えにくいんだけど結構好き。こういう硬いのは少女向けでは珍しい感じがする……
ちなみに恋愛成分を目当てに手を出すとおそらく肩透かしを食らうことになるんではないかと思うので注意。
ティエランカ王国の国王一家が乗っていたエストレリャ号でクーデターが起きた。
国王と幼い王子は拘束され王女クエルヴァは肩に銃弾を受け海へ転落。流れ着いた村で医者ヘリファルテに助けられ、ルチアと名乗り情勢をさぐりながら村で過ごす。やがて王国を救うために立ち上がる。
これでよく1冊に収まったなあとおもいました。
クーデターおきてそれをひっくり返しているのに誰も死んでないのかとかそういうのは気になりました。ご都合主義。(←最初のほうでは一人死人出てた。
アギラスとクエルヴァよりヘリファルテとクエルヴァが組み合わせ的に好きだー。
あとレーヌ(女王)に過剰反応するのはいかがなものか!>私
見た瞬間に呪われた宝石が脳内で再生された。UJの連載のあれで映像付き。豪華。
コバルトの新人さん。普通の高校が舞台のラブコメ寄り? サブタイトルにある少佐とか帯にある軍師は通称です。某フルメタのように普通の高校にやってきた軍関係の人ではありません。
宮古が通う海邦大付属高校は広い湾内に浮かぶ小島の一つのすべてが敷地。学校までの交通手段は船オンリー。島には学校以外遊べるようなところはなく、学校がやっている時間帯に船に乗るには早退届が必要。授業をサボって遊びに行きたい生徒にとっては脱出不可能の監獄のようなもの。そのため歴代の生徒からはこの島は正式名称である転島ではなくアルカトラズと呼ばれていた。
全体の感想としては普通。
こういう立地条件が特殊な高校っていいよねって思った。でも同時にそれなんていう某大学?っていう冷静なツッコミが脳内でした。
あとがきには「お約束満載の楽しい学園もの」とあって、確かに話の展開はお約束だけどキャラ設定のほうはそうでも……?と思った。あと宮古の「きれいなもの」を観察しまくってる辺りは「笑うかのこ様」のかのこっぽい感じだ。
表題作の「妄想少女と無口の少佐」(←こっちのほうが好きだ。イヴの夜に船に乗り損ねて学校に取り残される)と「妄想少女と美しき来訪者」(←こっちのほうが長い。宝探し。)の2編入り。
前述のN大学ですが、県内のとある大学のことです。さすがに交通機関が船だけっていうことはありませんがまじで島。卒業生たる友人曰く「アパートの家賃安いけど遊ぶところない。他におらんけん学内カップルめっちゃ多い。どんな不細工でも彼女できる」