カテゴリー「 少女向け 」の記事

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ミレニアムの翼~320階の守護者と三人の家出人~ (2) (ウィングス文庫)

3人の家出人が転がり込んでにわかににぎやかになったサイラスの自宅兼便利屋。
発明卿が殺された事件の容疑者として逮捕されたナッシュの釈放を求めてサイラス・ジョニー・ラモーナは高層フロアで行われるパーティに乗り込む。

スチームパンクの2巻。
「発明卿はどうやって殺されたのか」「誰が殺したのか」というのが割とメインでこういうの久しぶりに読むなあって思った。あと時間錐というあれはちょーシリーズにおける分銅みたいだなあと思った。オニキス懐かしい。

金星特急・外伝 (ウィングス文庫)

金星特急外伝です。完結後の時間軸が多いのな。でもわたしごりーんともっていかれたの夏草と三月の出会いの話なので。なんだあのくっそせつないの。うおおお。
どれも家族の話です。家族になろうっていうのと家族になりたかったていうのと家族が増えたっていうのと家族の肖像ていうのと私に還りなさい
いやもう過去の三月がーーーーー錆丸のところで幸せにしてる三月がーーーー
親のことが心配でならないユースタスがー家族の同意ヾ(:3ノシヾ)ノシ((└(:3」┌)┘))
とてもいいものを読んだ。今続けて読んだら泣くけど構わぬ(ずびずびしながら読んだ

封殺鬼 数え唄うたうもの (ルルル文庫)

聖とユミちゃんが帰ってきたーーー!

今までルルル文庫で出ていた封殺鬼は桐子の物語でしたが、これはルルル文庫の前にあったキャンバス文庫で刊行されていた平成が舞台の封殺鬼です。桐子の孫が神島の当主をしています。
キャンバス封殺鬼はちょっと手に入りにくいものではありますが図書館によっては所蔵されていたりしますのでぜひとも読んでください。ちなみにネット古書店ではBLに分類されている所も多々ありますが違います。わたしキャンバス封殺鬼がどっかの電子書籍で出てくれたらまとめて買うんだけどな! BOOKWALKERかkindleどうですか。

そんなわけでこれはキャンバス封殺鬼最終巻「終の神話」から半年後からスタートします。
聖が今後の生活を考えて三吾に弟子にしてくれええ拝み屋になるううっていう話です。
直の続編+わたしはキャンバス文庫版読んでるのではじめての人が入りやすいかは分かりませんが高田崇文のQEDが好きな人でもうちょっと物語成分が強くても好きという人はたぶん好きだと思う。

ある大学生サークルが伝承のある島でキャンプをした。島に渡ることは止められていたが漁船に頼み渡って、祟られて数え唄のとおりに次々に殺されていく。拝み屋になりたいと言っていた聖はそのサークルのひとりと知り合い面倒ごとに首を突っ込んでいく。

しかし聖は可愛い。達彦そこは断らないのか。まるうなったなあ。
平成封殺鬼の面々のメインどころは割と総出演である。

ていうか霜島さんが(作中とはいえ)7について語り始めたら怖いのでやめて欲しい1

読み終わってからこれだよ私が読みたいのはこういうのだよ、としみじみ実感する。
イラストカズキヨネさんだしそんなさくさく出るシリーズではなくなるんだろうなと思うけど、年1ぐらいで出て欲しいな。(それかイラストは表紙だけでもいいから)

  1. 加門七海の怪談徒然草三角屋敷参照。霜島さんが住んだマンションで、意図的に呪詛を集めて住人を生贄にする現代の呪術実験場だったという話 []

(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~離婚の裏に隠れた秘密!?~ (ビーズログ文庫)

離婚を目標とした国同士の政略結婚(しかも身代わり)5冊目。

たらいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
の一言に尽きると思います。あの展開からあの落とし方は素晴らしい。シレイネとフェルの出生に触れる今回はすごく重くなってもおかしくないのにこの笑い一直線はやばい。インボルグのハロウィンっぽさ。祭はいいな。
兄妹はよいな。あとあの作戦名ひどい。やばい。でも作戦名でわかるあたりがすごい。

デ・コスタ家の優雅な獣5 (角川ビーンズ文庫)

おう……おわってしもうた。
内気で臆病な少女が生まれながらにもった異能のためマフィアの引き取られ、道具としての人生を送らないために悪女として成長していく物語終演。あーわたしダリオ好きなのでにやにやしながら読みました。
150ページ付近がとてもよいと思います。あとラストシーンがすごく好きではじまりからは思いもよらぬ明るさで幸せな物語だったと思いました。

首の姫と首なし騎士  誇り高き反逆者 (角川ビーンズ文庫)

146ページ! あの見開き! 見開き!
地味にストレスの溜まる展開が続いただけにあれはよかった。

エルマー家の流れもようやく次巻である程度は決着がつきそうです。
でもあとがきでは「エルマー家との対立も折り返し地点」「ようやく長い戦いに決着」って書いてて、1冊で終わるのかまだ何冊かあるのかちょっと分からない。折り返し地点に到達しただけなら復路に入るのでは。
今回は視点がばらつくと同時に時系列もばらつく(数日前にさかのぼる)が多くて、ちょっとそれがあれだった。そろそろ一人ぐらい死にそうだ。

永弦寺へようこそ 幽霊探偵 久良知漱 (講談社X文庫?ホワイトハート)

谷中のお寺が舞台のライトミステリ。
親の再婚・転勤で東京に残りたいと主張した夏芽は永弦寺で居候することになる。ここの住職と祖父が幼馴染でその縁だ。ここには既に3人の居候がいた。親の海外転勤することになった小学生の双子の聡と明、それから幽霊の最後の頼みを聞く探偵久良知漱。
短編集な感じで、最近のビブリアとか思い出のとき修理しますとかあの流れかなあと思ったりしつつ、なまじX文庫で幽霊で探偵なので風見潤を思い出さざるを得ない。懐かしい。
話の雰囲気もなんかすげー懐かしい感じで、2話の「初恋」がせつなくて好きです。
幽霊が見える探偵・助手をすることになった普通の女子高生(夏芽)・依頼を持ち込む葬儀屋元社長・幽霊をその身に降ろすことが出来るゴスロリ少女がメインどころで、一般向けに刺さっていても不思議ではないと思いました。だから逆に「いかにもラノベなラノベ」を読みたい人には向かないかもしれない。

双界幻幽伝 決戦は一発必中! (ビーズログ文庫)

黄巾族編終わり。長かったよねー。個人的には中だるみした巻もあったけど面白かったです。
蒼刻さんの素とかな! (P160)あたりは先週の暗殺教室みたいだった。
花守と恋人の再会よかったね。

デ・コスタ家の優雅な獣4 (角川ビーンズ文庫)

ロザベラにつきつけられる事実と事態について。
自分なりに家族を守りたいと"悪いこと"に手を付けたロザベラとエミリオが手がける新事業、ノアの生い立ち。
ダリオが清くえろく正しい意味で服を贈っていて転がった。ノアはなー、額面通りそのことば受けとらねえぞって。イラストいい仕事をしていた。よい憎悪だった。もっともつれろ。面白かったー。

次回完結ということで、わたしのビーンズ卒業に王手がかかったなあと思った1

  1. 今新シリーズ何も開拓していなくて現状ではする気もなくて首の姫とデコスタしか読んでないため []

黒銀のオラトリオ 口づけは宵闇に捧ぐ (一迅社文庫アイリス)

これが出たっていうことはアルトレオの空賊姫の続きはっていうかはい。
これは1冊でまとまっているので終わっても泣かない。

主従です! 眼帯の執事です! ラフレンツェです。
最後だけSH以外にはやさしくありませんが、要するに「この世界を異形から守る最後の扉の番人」です。
王都では忌み嫌われる黒髪を持つオルウェンが扉 オルウェンとともに暮らす執事クラウスが鍵。
2人で完結している世界で、2人を繋いでいるのはひとつの誓い。
本屋での出会いが2人の関係を揺るがしていく、という。
読みながら思ったのは迷走プラネットのルカルタとノモロをハイパーシリアスにしたらこんな感じになったのではないかなあということでした。クラウスが割とこうやってることはヒロインだなーとデレたーーーー! でした。
あなたにそこにいてほしい という物語でした。

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