カテゴリー「 少女向け 」の記事

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おこぼれ姫と円卓の騎士 提督の商談 (ビーズログ文庫)

今回えっれええおもしろかったなあ。

未来の夫候補を探すことに決めたレティーツィアはナバニア王国勇敢なる大艦隊総司令に着任した第6王子のソレスで、彼に会うために騎士たちと乗り込んだ商船で王子との劇的な出会いが待ち受けていた。

途中からソレスがCV音也になったから大変だった。でも太陽に照らされて輝く海のように、口を開けた暗闇のように孤独を抱えた青年で艦隊からの人望も厚い自由奔放で距離が近い青年とあって途中から「〜かも」とかいいだしたからよくなかった。

ここまできたらねといわれて本当に海に飛び込むとか勘違いしてもいいのかなとか本当にロマンス展開だなあと思いました。よいバランスだった。

今回は弁護士のように口がたつレティというのが序盤からあったけどまさかそこから弁護士のまねごとをして裁判をひっくり返すところまでいくとは思わず。でも身分がばれたと思ったら「ノーザルツ公国はすごいなあ! 私も行ってみたいと思っているんですよ!」といわれて本気で悔しがっているレティがとても楽しかった。

斯くして歌姫はかたる (ビーズログ文庫)

読んだ後は黄昏色の詠使いみたいだって思ったけどビズログだったら花狩りのロゼがあるんじゃねーの。

歌で自然を操り魔物から人々を守る楽師(カンタンテ)の中でも誉れ高い「歌姫」「次期最高司祭(プティ・エトワール)」と称号を持つエルネスティーヌは、事件に巻き込まれ収束するまで楽師養成の聖フィディール楽院に身を隠すことになった。

目立たないようにとは言われている。しかしプティエトワールとしての生活と才能と、事件の後遺症として残された非常に音痴な歌声で、入学試験でやたらと注目を集めかつ優秀な成績を収めてしまい有名になってしまっている。そんなテーマソング:アゲハ蝶1

身分を隠しての学園生活、突然の魔物の襲撃、そりの合わない堅物優等生
そんな感じです。ビズログです。

  1. ポルノグラフィティ []

狩兎町ハロウィンナイト 陽気な吸血鬼と機械仕掛けの怪物 (ビーズログ文庫)

博多豚骨ラーメンズと2賞同時受賞したやつ。
ビズログだけど恋愛ものじゃない。そもそもメインに女子不在で、かといってニアホモ枠じゃなくて、アドベンチャー枠1
だいたいサブタイトルで説明している系なんですが、吸血鬼に狙われた少年陽太と自称ダークヒーローの陽気な吸血鬼(よいやつ)
博多豚骨ラーメンズと比較すると視点は固定されていて、こっちのほうがライト。
殺人あり、命も狙われる、でも吸血鬼のブラッドさんのキャラもあってか暗くはない。
でも面白いのはどっち? って聞かれたら私は博多豚骨ラーメンズのほうがいいよって言う気がする。この辺は純粋に好みの問題だな。どっちも現代が舞台で、ちょっとありえない要素が入ってる2

  1. そんなのない []
  2. 殺人鬼とか吸血鬼とか []

死神姫の再婚 -甘き毒の聖母- (ビーズログ文庫)

久しぶりの死神姫だ。絵本つきを買うかどうかで1回保留にしたら次買いに行くまでえらい時間が空いた。今回から新章。お前アホじゃないのか度があがっているのですが今度はクルセージュ編です。いきなり豪快に朝チュンしたりしていたからまんまとご懐妊にひっかかったわけですが、ミリアムとクレメアの関係が最強にSacrificeだなあと思いました。
死神姫ももう18冊目で少女向けの長期シリーズってわたしすごい勢いで脱落率高いんですけどまだ当分美味しくいただけると思った1冊でした。

精霊歌士と夢見る野菜 紅色の祝祭 (角川ビーンズ文庫)

精霊と契約して植物を育てる精霊歌士(ちなみに国が認める資格職である)の話。
天才的な歌い手と何故か野菜しか作れない落第生の話2巻。
(あ、1巻の感想書いてなかったんだとこの時点で気がつく)

あの、いきなりネタバレから行くんだけどエイディをひとりぼっちにさせないためにこの曲を歌いたいんだけど無理だって分かってる。エイディも無理だって分かってるからひとりで先にいくんだけど、追いつくからっていうあのシーンがすごい好きでね。天才の孤独と目標。

リーリは最初はこの子はどうなんだろうって思ってたけど私、お金が大好きなの! って言い出してから妙におもろくなった。吹っ切れた瞬間だった。
抜け道をつかって露天を出す所も潰す気で来ているところを野菜ソースで対抗する所とかなんか地面に足がついている感じでおもしろかったなー。
収穫祭の歌のシーンがエイディとのデュオじゃなくて新しい友達を作ってトリオというのもよかった。

幼なじみは前世で魔王! ~エヒト・サーガ~ (ビーズログ文庫)

だいたいタイトルの通り。
前世の記憶を持ったまま現代に転生した元魔王を元聖女が溺愛することで平和が保たれていた世界で、軽率に聖地巡礼の旅に出たことで元勇者やら元盗賊やら賢者(死んでない)と出会ってすったもんだーします。瑞山さんなのでバトルありです。
幼なじみでラブコメですが元聖女ミアは無自覚で元魔王フィンは大好きだけど通じてない。付き合ってないけどやってることはバカップルそのものなので周りはそれを見てよそでやれええええと叫びます。
割と意外だったのが同性愛に関してファミ通文庫レベルで寛容。ビズログでは割と久しぶりに読んだ気がする。具体的には「あの人だったら私女の人でもいけるわ!」っていう感じの。

双界幻幽伝 凱旋は右往左往!  (ビーズログ文庫)

蒼刻さんひどい(褒め言葉)
皇帝からの呼び出しで久しぶりに皇都に。いろんな人がにぎやかに迎えてくれるけど、久しぶりの帰還を果たした天狼さんの元には謎の少年が枕元に立つ事案。
蒼刻さんひどい(大事なことなのでもう1回言いました)
構われてぶるぶるしている朧月が可愛いのでよいですね。見てるこっちは死にます。
たぶん今回も長いんだろうなと思う滑り出しです。あとまさかの静月さんが申し出た例の件はあれがなければそれだけで3冊ぐらい延びる案件だと思うのでグッジョブだと思います。

今回気になったのはまあ、「詩の☆貴公子さま」なんですけど。あそこだけいかにも「ここパロディですよ」って全力で主張するみたいに妙に浮いて見えた。前に読んだのが仮花嫁でレン様のテロの後じゃなかったら投げてた。「諦めたらそこで試合終了ですよ」の手のパロだったら「おぬし、歌っちゃえば良かろう」がセウトかなー。

おこぼれ姫と円卓の騎士 伯爵の切札 (ビーズログ文庫)

6人目の騎士候補。

グイードの侵略シミュレーションは絵描きが生き抜きに落書きするようなものなのかそれともガチなのか。
人身売買組織解明作戦のため自ら売買にかけられることになった王立騎士のアイリーチェ、万が一に備えて彼女を落札してほしいそのためなら自分がレティの騎士となりこの身を捧げても構わないと同時期に進言した2人の伯爵(未亡人とロリコン)。
企みと計画と根回しと。ちゃんと為政者として動いているレティはよいですね。

とても孤独で、寂しい。でも誇り高い。それが王なのだ。

(P168)

(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~円満離婚に新たな試練!?~ (ビーズログ文庫)

弄んで捨てろ指令に変わったフェルですが、まあ必死に誘惑します。
そこから節約勝負になったりジル兄が来ちゃった☆ 誘拐しちゃった☆とかいうあれですが黒龍城お客様相談室しぬほどわろた。笑いのぶっこみ方がすごい。
ついカッとなってやった懐かしい。

コバルト名作シリーズ書き下ろしアンソロジー 2 ちょー聖霊と四龍島 (コバルト名作シリーズ書き下ろしアンソロジーシリーズ) (コバルト文庫 ん 1-19 コバルト名作シリーズ書き下ろしアンソロジー)

コバルトは伝統と歴史はあるからこういうのを出せる強み。ちょー目当てです。
他は「タイトル知ってるけど読んだことはない」レベルなので読んでません。
魔王シリーズやってる時間軸でダイヤとジオとそこで出会った人です。
パラダイスレジデンス以降ちょっとずつ文体変わってるのかなあと思いました。それまではあんまり変わらず場面を切り取る感じだったと思うんです、いやそういうシーンもあったけど。
ダイヤさんはちゃんと親の顔っていうかすごく大人の顔をしていて、あーって思った。
お食事のシーンが大変おいしそうでやばかった。ご飯の後に読んだけどおなかすいた。

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