カテゴリー「 少年向け 」の記事

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ベン・トー 7 真・和風ロールキャベツ弁当280円 (ベン・トーシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫 あ 9-10)

あの長く濃き1章。白粉先生まじクリーチャーさえも超越した何か。
白粉の陰謀まじやばい。デジカメの位置のためにそれとなく移動である。山之森との会話も大概あれなので笑った。きょうは コンビニで フランクフルトを食べる男子高校生を見たので思わず笑いそうになって顔を背けました。

というか今回は佐藤父の「闇プログラマー」にまずジャブ喰らった。あとキムチ鍋食べたいです。

著莪が持ち込むゲームはゲームギアに大変懐かしいものを感じた。
旅行に行くというのでゲームギアと充電器を買った兄、なぜかわたしにゲームギア一式を持たせる。凄く重たかった。とちゅうで押し付けた。シャイニングフォースの記録がすぐ飛んだのでよく怒られた。ゲームギアにシャイニングフォースが刺さっていた時は祈るような気分で抜き差ししたものだ。あの2ページぐらいで思い出が溢れすぎた。

槍水の不在、鳥頭みことの来訪。スーパーの戦いは熱い。
ロールキャベツが食べたい。2週間ぐらいに確か食べた気がする。

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる (GA文庫)

ポリフォニカじゃないGA文庫を読むのは凄く久しぶり。
転校生に弱みを握られて「告白されすぎて鬱陶しいので彼氏のふりをしてください」と脅された鋭太の話。
ミステリアス転校生とあほのこ幼馴染みだったら幼馴染みのほうが圧倒的なんですが、千和はもっと落ち着いてもいい。でも落ち着いたチワワはチワワではないのでたぶんこのままなんだろうな。
ところでラノベでチワワというととらドラの亜美ちゃんである。
1話はなんかアニメ俺妹の京介の声で地の文が再生された。いみがわからない。

ジョジョ淑女は意外に多いよというけどまだ三浦しをんさん以外で見たことがない。
ジョジョは第4部と第5部はジャンプでやってたから読んでたこともあった。

デュラララ!!×9 (電撃文庫)

むっつりエロティカル少女クルリが表紙。本では帯で隠れているブルマがどーん。
「折原臨也さんようなかなか調子に乗ってくれてるじゃないか」と麻袋をかぶせられた男が薄暗い空間で暴行を受けているシーンからはじまる。いやこれ麻袋の下は誰なんだろう誰が入ってるんだろう。まさか臨也は入ってなくね? 情報操作された誰かが入ってるんじゃね? と思ってたら
P271でまじでぎゃーーーーーーーーー(゚д゚)
「裏の裏は表」感を心ゆくまで味わった。

メッセンジャーの名前いじってるセルティ笑った。なにこの満喫している人。
中学生臨也は恋だの愛だの 1かの子様と同じカテゴリ。

シズちゃんがイイヤツすぎる。あとこの巻の臨也は久しぶりに黒幕づいてる。
カラーページはぼっちなのかどうか考察で笑った。

「なるほど。よく解った。死ね。英語で言うと、S、H、I、N、E」
『ローマ字じゃんSHINEて、輝いてどうするんだよ』
「体内で核融合起こして輝き死ねっつってんだよ。灰になれバーカバーカ」

(P194)

はたらく魔王さま! (電撃文庫)

魔王をプロデュース!? が強面で気弱で無職の父ちゃんが魔王(正社員)になる話なら
これは異世界へ漂流した魔王とその従者が東京でバイトをしつつ正社員を目指す話です。
あと魔王を追いかけて地球にやってきて、やっぱりテレアポの契約社員として働きながら以下略の勇者も出てきます。

エンテ・イスラを征服しかけたが勇者に追い詰められ、命からがら逃亡した魔王サタンと悪魔大元帥アルシエルが漂着したのは東京都原宿駅付近。エンテ・イスラへ帰るためには魔力を回復させる必要がある。
それまでふたりは善良なる市民として暮らしていくことを決めたのだ。残されたわずかな魔力で催眠術を使いながらサタンとアルシエルは生活の基盤を整え始める。
具体的には戸籍を作ったり、片言の日本語で交渉しながら保証人不要のアパートに住み始めたり、病院へ救急搬送され高額請求されて「健康保険、まじ大事」と銀行口座を開設して口振手続きをしたり、日雇い派遣へ行く。
この異世界から来たのに「地面に足ついてる」感。
「うちにテレビはありません」とかいってNHK集金人にお帰りいただくシーンとかわたし結構好きだ。

このふたりが住んでいる「ヴィラ・ローザ笹塚」の大家がすごい。どう見てもエスターク。
最初地の文だけで後半で挿絵でも出てきたけど安心と安定の「想像通り」。カラーになったらもっと凄いと思う。

魔王様、現職はマックのバイト店員でなかなかに優秀な子で。
元魔王なんですが郷に従えば郷に従えというか凄く人間じみている。にんげんにくしーというかんじではない。
よいあほのこだなー。

恵美が梨香の家に転がり込んだ時の「震災」の話に驚く。
ここでそれが出るのかーっていう。

レンタルマギカ  魔法使いの妹、再び (角川スニーカー文庫)

久しぶりねの短編集。
いつきの妹が再来したり、穂波と猫屋敷の今とか、その昔のメイザース家。
今巻はアディリシアまじヒロイン。わたしまじ猫屋敷がいればもう満足なんだけど。
3話目よかったよね。エレオノーラ。気高い。

あといつきの父ちゃん喋ってる!って思った。もうこの人ラスボスでいいんじゃね

「困ったわね。こんなに痛いのに、こんなに辛いのに、凄く嬉しい。嬉しすぎて今にも泣いてしまいそう。--あなた、本当に、私を愛してくれていたのね」

(P258)

バカとテストと召喚獣9 (ファミ通文庫)

この212ページ〜213ページがやばい

試召戦争ってなんだかすごく久しぶりな気がするなあ。しかし図解はあるものの、逆にそれがなんだか読みにくい。
まあなんですか1番はなんといっても212ページということでお願いします(゚*∀゚)=3
あと工藤愛子の手紙がなかなかに女子女子してて可愛かったです。工藤愛子ちょっとカタカナ率が増したな。
久保君の好きな人ってどんな人さ質問では脳内で丘の家のミッキーが走っていった。なんという鈍感ぶり。
姫路さんかわいいよ姫路さんあとAクラスも要するにバカだ! 
この学園には頭いいアホと悪知恵の回るバカ以外はいないのか! だがそれがいい!

わたしと男子と思春期妄想の彼女たち 1 リア中ですが何か? (ファミ通文庫)

ファミ通文庫の新人作品。
「少女小説っぽいよー」という話を聞いて読んでみました。
簡潔な感想としては「少女小説ではないけど面白い」「少女小説ではなくてむしろLaLaDX」「佐々木史緒」

峰倉あすみはある朝、怪しげな虚無僧と出会う。
「そなたには悪霊がついておる!」などという怪しげな相手への対処方法としてスルーしようとしたものの、「放っておけば高柳尚人にも悪影響を及ぼすぞ」と言われ言うことを聞き「ふしぎなコンタクトレンズ」をもらう。高柳とはあすみの幼馴染みにして長きにわたる片想いの相手だ。
あすみがコンタクトレンズをつけるとあらびっくり、この世ならざるものが見える視力を手に入れた!
ただし妖怪ではなくて思春期男子の妄想と理想があわさって生まれた「妄想少女」だ。
彼女らが言うことには「理想の女の子がいる男の子には妄想少女はいない」「そして高柳君にも妄想少女はいない」

「高柳君に彼女がいるだと(ガタッ」となってあすみはリサ(利沙をさらに理想化)ユイヒメ(お姫さま)ミウ(ブルマっこ)とともに「彼女は誰だ」探しを始める。

あすみさんがなかなかの直情径行型。よい。ふたりのリサの話もよいものですよいものです。

少女小説ではなくね? と思ったのは高柳くん好き好き恋愛ルートを走り、喧嘩などもしてみたけど終盤はリサの存在が割と大きい。恋愛寄りで走ってきて(片割れは妄想上の存在ですが)女同士の友情で終わるというのは今も昔も少女小説レーベルではなかなか読めない。

次巻はメイドちゃんがんばれ。

カナクのキセキ1 (富士見ファンタジア文庫)

千年前、この世界には「紅の魔女」と呼ばれる過酷な運命を背負ったマールという女性がいた。
彼女が長く滞在した地・親しくした者にはもれなく災厄が訪れたため、彼女は人々から罵倒され恐れられた。
マールもまた不幸な人を作らないように放浪し、人々に魔法を教え弱き者を助け、彼女の想いをこめた石碑を各地に建てた。マールの功績は後世になってようやく認められ各地に偉業をたたえた神殿が築かれ「魔女」は「神」となった。信仰心の厚いマール信徒にとって「マールの石碑」を巡礼することはもっとも尊い行為とされた。

熱心なマール信徒であるカナクは神官を目指し、ユーリエとともに石碑巡礼の旅に出かけた。

何冊かかけてもよかったんじゃないかなと思うぐらいには巻き進行。
話のラストは序盤で大体こうだろうというのはわかってしまうので、あとは裏づけと答えあわせのような……。
何も知らないで「マールの旅」サイドばっかり読みたかった。
世界の話が読めるのかなと思ったけどそうでもなかった。
「危険な石碑巡り」という割にはすごく穏やかな旅で「可愛らしい冒険譚」といった感じ。
「人生に一度はお遍路をと言われたので88ヶ所回った! ただしツアーバスで!」

好きなシーンは卒業式のシーンです。

ソードアート・オンライン(6) ファントム・バレット (電撃文庫)

ファントム・バレット完結編。とても分厚い。電撃新刊タワーの中では唯一陥没しててとても取り難かった。
裏表紙のSDキャラがかわいいなあとしみじみした。
キリトさんかっけー。GGOのキリトさんはMarchenの雪白姫でいいんじゃないだろうかとおもった。
しかしなんだ、「AGI型は屑」っていうのは響きが懐かしいなあ。

“文学少女”と恋する挿話集4 (ファミ通文庫)

挿話集もこれで終わりかー。段々終わりが近づいてくるなあと思ってしょんぼりする。
ななせの話と百年後と見習いの発見がよかった!
いろんな味が楽しめるのはよいな。

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