カテゴリー「 少年向け 」の記事

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youtubeにアップロードしている自作の演奏動画の再生回数を伸ばすため、ほんの気の迷いで女装動画をあげたらこれがバカ受けした村瀬真琴がいろいろあって3人の腕利きの女の子とバンドを組んで演奏するまでの話。

わたしは杉井光が書く音楽の物語が好きで、驚くほど寄せられる好意に気づかない男主人公も、好意が過ぎすぎて多少暴力的な行動に出る女の子も、まあ杉井光の持ち味だからねとおいしくいただいています。
が、今作の「丁々発止のやりとり」に混ざる「おふざけだと言える間柄」で繰り返される「お前は性犯罪者」っていう発言がもう本当に無理。「超高純度の青春ストーリー」と称される物語で女の子が「好意を寄せる男の子」に対して三者三様に「お前は犯罪者」だってたびたび言い放つのはフィクションとして普通の展開なんですかね。「仲がいい間柄で繰り返される愛のあるdisりワード」としてもあまりにもなんかこう……。ドストレートな下ネタのほうがまだましだった。
音楽やってるシーンはよかったので、そこだけは救われました。

デュラララ!!SH×2 (電撃文庫)

デュラ世代交代編の2巻。
「首なしライダーが人をさらう」都市伝説と蛇足の話。 セルティよかったね!

あとどっかで言ってるかもしれないけどリーベイってたぶん越佐のリーレイの親戚かなんかだよな。雰囲気似てる感じ。
あと渡草の名前が三郎って表記されて誰だろうってすげえ考えた。

リラ・ティルトゥース・在野に折原臨也を感じ取ったのはたぶん作中の折原狂信者だけじゃなくてリアル折原ファン(考察とかあの辺が好きそうな感じ)も転がったんだろうなあと思った。そんなアナグラム。
1巻とあわせて前後編っていう感じだけど分割三クールなアニメデュラがあるから当分はデュラの展開が多いのかなと思いつつ、5656はまだ待ちたい。

デュラララ!! 外伝!? (電撃文庫)

デュラ外伝。あちこちに掲載されてたり収録されてたやつ。デュランプとかちょう懐かしいわ。
予想外の喜びは「黒髪中学生シズちゃん」と「成人式のシズちゃん」と「ワゴン組メイン」の話があったことです。
難解いざや城は麒麟川島の声で再生された。くどいわ! って突っ込み入った。

あとアニメ2期放送が割と早くてびっくりした。来年早々からはじまるんだな……

安達としまむら (3) (電撃文庫)

クリスマスの次はバレンタインです。チョコレート交換しようからはじまるだいたい10日間ぐらいを2人の視点から語られます。昨日喰う寝るふたり住むふたりを読んだせいか、同じ出来事を別々の視点から語るというのがとてもおもしろいなあとおもうのですが安達のだんだんあかん感じがよい。しまむらにこれしてよって言われたら断れないんだろうなとか案件。借金の保証人とかにはなるなよ。
昔の友達と一緒に行動するときの疲れる感じは10代じゃなくても今でもずっと続いていくんだよなあ(わたしは「私の職場にいる人のおもしろい人(わたしは知らない人)」の話を延々聞かされたり年金の話だとか将来の話だとか嫌だから飲み会のセッティングも逃げ続けている
あの、しまむらからも(安達は)特別であってほしいという安達の重さなー。「バレンタインに好きな人にチョコレートを渡す」という大事件以外まったくもってふつうの日常で別に大がかりな事件が起こるわけでもなしこの微妙ーーーな距離感を描くのがうまいなーーーーとおもいました。

陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女 (ファミ通文庫)

1冊完結の一夏の恋の話ですね。昔のコバルトで読んだことある感じの心理描写で1冊という感じの言い方悪いんですけど綺麗で地味な話です。

登場人物は中学生数人と家政婦さん、それからネグレクトの両親。
陸には若くして陸を生んだけど男にだらしない母。
千星には昔々から冷え切った仲の両親がいた。千星がこの別荘がある地にやってきたのも両親が離婚の話をする間に追いやられたためだ。陸と千星は最初はとばされた麦帽子を拾って、2度目は陸が早朝の新聞配達のアルバイト中に出会った。毎日顔を合わせるが恥ずかしさもあって特に何かを話すこともできない。

出す宛のない手紙を書いて、笑うことしかできず泣けない千星とろくでもない母親に絡まれて無表情のまま感情を動かすことをできない陸の交流です。

東池袋ストレイキャッツ (電撃文庫)

引きこもって音楽ばかり聴いていたハルは心酔していたバンドのヴォーカリストのキース・ムーアが事故死したニュースを聞いて手持ちのCD全部もって外に飛び出した。つらさの余りにもう捨てようと思ってゴミ置き場へ持って行ったのにそこで見つけたのは真っ赤なギター、キースが使っていたものと同じモデルだった。そのギターにはキースの幽霊がとりついていた。

発売日の大分前にあらすじは見てたんですけどあらすじ見た瞬間にたぶんこれ好きだわって思ったんだけど案の定だった。

幽霊にどやされて池袋で路上ライブをすることになるのですが、ライブはよい。ハルとミウの関係はまあ杉井光スターシステムのあれなんですけど私これどれ読んでも何回ここで転ぶよな。池袋路上ライブを取り仕切るボスの存在とかすげーアナログでよい。神曲プロデューサーをちょっと年齢下げるとこういう感じになるのかなあって思った。
キースはもうちょっと、それこそ一巻ラストぐらいまではいるのかなと思ったけど退場早いな。次巻あたりはES-335を捨てた元の持ち主が出てくるんだろうか。
短編多いなと思ったけど元が雑誌ベースだったようだ。好きなのはそばで見つめていたいとアンプラグドの涙。いいよねー。

しずるさんと気弱な物怪たち (星海社文庫)

富士ミス時代にしずるさん何冊か読んだけど書き下ろし新作を含むの文字にクマー。
上遠野浩平読むの超久しぶり。これ初出見てたら一番古いのでは7年前のドラマガ掲載作品。
ドラマガっていうことは富士ミスが生きてた頃の残滓だろうかー。
モノクロ絵を見てはじめて「そうだ椋本さんじゃないんだ」っていうことに気がついた。
まあだいたいいつもの上遠野浩平でしずるさんなので、安定して面白いしいつものあれ(どっかの病院に入院しているしずるさんの下によーちゃんという女の子が訪ねてきて、最近こんな事件があったんだよという話をしてそれはこういうことなんだよ、っていう話)だよで通じるんだけど、霧間凪がひょこっと出てきてブギーポップまで出てきたときにはでーっと転がるしかなかった。
本当にひょっこり、かつあからさまに他作品とリンクしてくるな。ブギーポップももう何年か読んでないからまた読みたい。

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