まろん の記事

7495件の投稿

14f症候群

14歳の女子中学生は無敵だという短編集。
既読のふりして3年ぐらい本棚に刺さっていたのをようやく読んだ。1話とかはリアルタイムで野性時代で読んでたなあ。

病気の話だ。微熱が出たり関節が痛んだりする日々が続くけど病院にいっても異常はない成長期でしょうと告げられる。彼女らは効能がよくわからない紅白のカプセルを内服していた。それから9日間、不思議な症状が起きる。
昨日までは女だったのに男になっていたりする。ささやかながらあった胸もまったいらになり声変わりもしてナニもついている。そういう感じの短編を含んだある女子グループの話である。

4話の「独占」がすごい好きなのだ。簡単に言うと停滞百合である。女王様と従者。

けれどあたしたちの均衡は崩れた。あたしと七美がこれまで互いを等しく必要としていたのは間違いないが、あたしたちは自分たちで思っていたよりもずっと危うい、ぎりぎりのバランスでもって左右の端に乗っていたのだ。それぞれの持ち物ががちょっと変わったらそのバランスはあっけなく片方に傾いた。

(P209)

ほかの短編は男女間で、これだけちょっと色が違う。少女同士はなんか妖しくて綺麗でどろっとしている。

もりもりと本を読む。あとタイバニライビューを支払う。

買ったものの開封してなかったライラニアとRIM FIREとmoon festaをインポートしてiPodにいれる。
RIM FIREより恋のHEAT WAVEのほうが野音を思い出す。水か水なのか。でも本領はその後のサマーGT09だった。

どっかで「今期は色々アニメを見る」とか書いた覚えがあるんですが「色々」は録画しただけに終わって結局SAOともやしもんと黒子のバスケしか見てない。3作が、というか週21が限界かと思っている。ニコ動じゃ無理。テレビじゃないと無理。
トッカンは1話は見たけど2話以降は華麗に挫折。22時以降の1時間は無理。1時間は長かった。
赤鼻のトナカイはやっぱり早すぎたと思う。積み重ねが足りないと言うかあれ最低2話ぐらい飛んでた。あと倫理コード。

あとRDGのキャラ原案が岸田メルでびっくりである。酒井駒子さん好きだけどあのままじゃ動けないからねー。
アニメRDG公式サイト

  1. もやしもんが火曜の深夜でSAOと黒バスが土曜の深夜 []

マグダラで眠れ (電撃文庫)

眠らない錬金術師クースラと白い修道女フェネシスの物語。

錬金術師は身分は不安定でいつも生死の綱渡りをしているようなもので、多くは職人として立派にやっていけるものが多い。それでも茨の道を行くのは夢と好奇心が抑えられないからだ。人は錬金術師が見ている「その先の世界」をマグダラの地と呼んだ。

何度目かの死罪を言い渡されて助かってきたクースラはおなじ錬金術師のウェランドとともに前戦の街グルベッティの工房へ送られた。戦場近くの工房はクースラ達のような素行不良の錬金術師が配置される場所ではない。前任者のトーマスは不可解な死を遂げており後任者をほいほい連れてこられない。しかし鉄の生産量を上げる必要はある。というわけで捨て駒状態の2人の配置で、監視役としてフェネシスが配置された。

途中で失地回復運動とか出てきて、わたしの脳内では \ 父祖の地をとりもーどせー /とか侵略する者される者が流れてきおった。ああいう感じの時代で1読めばいいのかと思いつつ読む。マグダラの地は約束の地で再生される。
錬金術ですが、地味っていうとあれですがなんか胡散臭さよりも地面に足がついている感じがして、「異教徒」にときめいているあたり本当にSH脳。SH脳スイッチ入ってるから登場時のフェネシスのBGMはあきらかにArkだった。この職務に忠実さ。外見からインデックスだと思ったらホロだった
おもしろかった。

  1. レコンキスタは好きさがあまって資料をあたったりもした。 []

いつものコースー図書館+カラオケ。
今日はkalafina祭を若干開催。storia→君が光に変えていく→to the begining→満天。
オルフェは無理だったけどLast arroundは歌えそうな雰囲気だった。

きょうは人生で初めて鳥に落し物をされた。いつになくハンカチが複数入ってたり犯行現場が名店街ののところだったりでトイレが近かったので直行した。犯鳥は鳩である。おのれ……!

うたう鳥のよるの帯裏に告知があるよっていってたからひっくり返してみたら「大食らいの海女と無愛想な料理人の海洋ファンタジー 2012年秋発売予定」って書いてあって2回見た。
海女がとったどーと叫んだり料理人のもとへ食材を持ち込んで料理しろしてくださいっていう。
つまりカリアラが海女であるという。そういう?

ufotable cinemaで伏が見れるっぽいです。すごいな。
上映開始はまどマギ後編とエヴァの間。

タイバニのライビューは無事取れた。休みをとるか早退するか。がんばる。

星の海にむけての夜想曲 (星海社FICTIONS)星海社カレンダー小説2012(下) (星海社FICTIONS)

カレンダー小説上巻のユヤタンの完全版が同時発売の単行本だっていうから悩んだあげく両方買わないでとりあえず下巻だけ買った。

サマーサイダー

幼い頃は三浦誉と倉田ミズは恵悠の子分だった。
3人の関係は緊張感をもったものになったり子分ではなくなったり形を変えつつも高校になった今も続いている。
廃校になった中学校に残った備品の整理に最後の世代がかりだされ、最終的に残ったのは誉と悠とミズの3人。
3人が過ごした教室は卒業式の雰囲気をまだ残していた。2次会の出席や落書きが残された黒板を見ているとクラスメイトの声が聞こえてきそうなものの、室内は蝉時雨で満たされている。
干からびて花瓶に貼り付いた花が教壇に置かれていた。夏の日に教員宿舎で変死体として発見された担任に手向けられた花だ。3人の中学校の時の担任は「僕は蝉の幼虫なんだ」と蝉に傾倒した佐野青春という変わり者だった。

夏が来るまで寝かせてた。夏の福井が舞台の青春ホラー。
2人の少年と1人の少女(幼馴染み) 廃校になった母校 秘密 異形
といういつもの壁井さんです。ホラーはホラーなんですが、日常が侵食される系の?
鳥篭荘よりもうちょっと現実味がある感じ。いや鳥篭荘も大概ホラー要素があると思うんですが。

章扉がイラスト表紙なんですが、象徴っていうか暗喩っていうか。4章……! っていう。
あの時奥にあったのが「変死体」として処理されたアオハルの抜け殻なんだろうなあ

ラストシーンは脳内で再生するぐらいでちょうどいい。これが忠実に映像化されようものならガチホラーすぎて夏は外に出れなくなる。「ぱー……ぱ?」はやばい。あのながれであれはやばい。ゾクッとするなあ。

「いかにきれいな抜け殻を見つけるか」に重点を置いていた頃はあっても蝉爆弾に出くわしたことはないんだよなあ。フィクションあれだけ鳴いてるのに。隣の人の声が聞こえないぐらい鳴いてるのに。タイミングの問題か「ミンミンゼミは関西には生息してない」みたいなものか。

なんか今日はきゅうきゅうした。いそがしかったわー。全体的にそんな感じである。

P4Gは美津夫をようやく倒す。長い時間だった。途中で飽きた。
失った者は多かったが得るものはあった。オムライス食べる菜々子可愛い。というかこれはP4のシーンか、P4Aからの移植か分からないぐらいにいい感じに混ざり合ってやばい。

今日はサマーウォーズを見ていた。夏だなあ。
テレビ版はもう何度か見ていて、いやテレビ版はかなりカットされているからノーカットをDVDで見てくれってよく聞くけど何回か見たのを再度見るのは面倒だから多分映画を見る前に読んだノベライズを再読するぐらいだな。

サマーウォーズ (角川文庫)

ていうかAmazonだったら1500円切る勢いでDVD買えるよ。

サマーウォーズ 期間限定スペシャルプライス版 2枚組 [DVD]

双界幻幽伝 初恋は永遠不滅! (ビーズログ文庫)

「双界の瞳」の真髄が知りたければ昏星に来よという張宝の誘いにいつものごとく蒼刻に連れ出された朧月。
最近の蒼刻による躾の結果「引きこもり」から「出不精」に進化したというがまあ「帰りたい」は変わらない。
昏星はただでさえ閉鎖的な町であるためふたりは新婚夫婦のふりをして「子宝祈願」のため訪れたという設定である。表紙のドヤ顔もそうですが恋に自覚的に動いている蒼刻はもう本当に爆発するといい。周りの温かい目もそろそろやばい。「さわりたい」という欲がやばい。ばくはつしろ。
ここ見せ場ですよっていうシーンじゃなくても何気なく触れているシーンに私は転がる一方です。

とても暑かった。今日は風がなかった。
RAINBOW DREAMがあまりにもアイドル。

美津夫の影が倒せない。マハジオ→1more→メギドラ2連続は詰む。陽介にマカラカーンかなあ。

花宵の人形師  あるじ様は今日も不機嫌 (角川ビーンズ文庫)

姉の人形を直してもらおうと訪れた人形工房であかねは貴重なアンティークドールをなぎ倒し負った負債実に3000万。
家を離れて仕送りをもらいつつバイトもしての生活で、借金返済に充てられるのは実に5000円が限界である。
少しでも返済に充てるために人形工房に引越しとなる。

ビーンズでは珍しいガチ現代ものである。
全体的にダウナーなキャラが多くて、スロースターターな気配があちこちにある1
たとえば「ひとつ屋根の下の恋物語」という煽りですがいずれそうなるのかな? という感じです2

あとあかねの兄がシスコンポジションで出てくるんですが、何かこの人が気味が悪い。
正気ぶってるヤンデレみたいな。危ないラインは超えてるけどそれを認識していないのが気持ち悪い。
もうちょっとおさえめにするかもっと歪むか突き抜ければいいのに! とおもった。

  1. 好意的な解釈である。話の種を巻いてる感があちらこちらにあるので []
  2. 正味1巻だけではそのアオリはないわと思う []

なんかもうひさしぶりに脳フル回転したなっていう感じがした。そして私の腕がもげる時期が近づいている。

昨日水底フェスタを読んでからのリンホラのライブ費用を試算していた。
飛行機+ホテル+チケ代で33000円。物販とごはん代と現地交通費で1万ぐらい。

P4Gはこれからボイドクエスト頂上へいってきます。

PAGE TOP