#おたく楽しいに再度飛び入りするぞ!
ネーム交換はたのしい!#おたく楽しい - スーパーデラックス
こちらに感銘を受けたからだ!
ということで今日はみんな軽率にうすいほんを作ろうぜという話をします。
わたしは小説同人誌しか作ったことがないので、前提としては文章メインの話です。
本の内容を決めよう
同人誌だからといって別に2次創作でなくてもいいしなんならtwitterログの萌え語りまとめを作ってもいい。
うすいほんは 自由しかないぞ!!!
よくそれは自分で決めようぜ! としか言えないアンケートが回ってくるけど、お店屋さんごっこをしてもいい場所なんだ。値段も見た目も全部自分が好きなようにしていいんだぜ。
でも明らかに読みにくいのはやめような! 読みにくい例としては
・文庫なのに複数段組
・過剰にぎゅうぎゅう詰め・すかすか
・本文のベースのフォントが行書体とかちょっと変わり種。
どんな文面が読みやすいかは究極には自分の好みだけど、サンプルが欲しい人は手元の「作りたいサイズの本」と同じサイズの本を適当に開いて、文字数と行数を数えてそれでwordでもなんでもで文字数設定するとそれだけでもそれなりに読みやすいものが仕上がります。
あとWordのテンプレートを配布しているサイトもあります。
楽描堂
最近一太郎が同人ものかきにすごく優しいものを開発していると聞くのでその辺のまとめはこちらをご覧ください。
一太郎2017が同人小説屋を狙い撃ってきて、手厚い保護をしてくれている件 - Togetterまとめ
表紙を作ろう
1:自力で頑張る
例えばこんな方法。
文字書きさん向け表紙のお話(【絵心の無い文字書きさんも、お絵かきソフトがなくっても、ちょっと表紙をいじっちゃおっか】)
もしくは世の中には便利なフリー素材があります。それらを使って何とかがんばる案。
「【小説表紙素材】タイトル入れるだけ!A5同人誌フリー素材」/「あかねこ」のイラスト [pixiv]
2:できる友達に土下座する
持つべきものは友達、相談に乗ってくれる人から、とりあえず原稿をエア土下座しつつ差し出せば入稿できるファイルを作ってくれる人までいろいろいます。いろんなことを聞きつつ知識を奪うのだ。
ちなみに実際のわたしの土下座メールがこちらになります。
そして作ってもらったのがこちら。
【通販やってます】【冬コミ新刊サンプル】SUPERNOVA by まろん on pixiv
3:金の力で解決する。
いつかは使ってみたいオタの憧れプリントオンさん。その中にこんなものがあります。
わくわくドキドキデザインセット
何から何までプロのデザイナーさんが作ってくれるというセット。
他にも「〜〜までおまかせ」なわくわくドキドキセットがあるのでどうぞどうぞ。
使ってみたレポがPixivに割とあります。「わくドキ」の画像投稿作品の検索 [pixiv]
印刷所を決めよう
夏コミ冬コミだったら「できるだけ締め切りが遅いところ」みたいな選択肢もあると思うんですが、
わたしだいたいコミックモールさん。
文庫新書の小説本を作るならだいたいどこよりも安いし仕上がりにも満足している。
友達は「分厚い本を作るなら緑陽社マジオススメ」って言ってた。
浸かってみたい印刷所はOneBooks | 株式会社RED TRAINさんで10冊ぐらいしか刷らない本を作りたい。具体的にはさっき出したSuperNova収録作の前日譚を書きたいんです。あとツイログまとめ本。
そんな感じのいろんな印刷所派手マのまとめがこちらになります。
#この同人印刷所の良いところ まとめ - Togetterまとめ
頒布しよう
まあ一番いいのがイベントに出ることです。
イベントに出ることによって、この日までに本を机の上に並べるためには○日には入稿しなくてはいけない、見直しをするためにはこの日までには初稿を、表紙とか自分で作るのか作ってもらうのかどちらにせよ仕様を確定して連絡をせねば、というデッドラインが発生します。
最後に人を動かすのは、希望でも情熱でもない 締め切りだ。(by友人)
明けない夜はない、終わらない原稿はない、締め切りに間に合わない原稿はある(by友人)
とえらいひとたちがいっています。締め切りは大事です。
とはいっても、そう気軽にイベントに出られない人たちもいます。大きなイベントに出ようと思ったら遠征を強いられる人たちがいます。
そう、俺だ。
「YOUはいろいろとあれだけど、地元でオンリー開催してくれるのはYOUしかない」っていうのたまに見るんですが、おらがまちではそもそも企業主催のイベントは10年単位で昔に撤退して、今はCOMIESSという個人主催のイベントがあるぐらいです。
とらのあなみたいなお店はありません。
ではわたしはどうやっているのかというと、というのは二種類あって、ひとつはイベントに出る友達に土下座して机に置いて貰う1
あともうひとつはboothです。boothは審査があるわけではなく著作権的に問題なければ2次創作でも場所を借りられます。
「お金のやり取りだけまかせて発送は自分でやる」
「お金のやり取りも発送も全部boothにおまかせ」(以下倉庫発送と称します)
とか選べます。多少booth側にマージンが発生するのですが、微々たるものです。そんな少額でサービスを維持できるのかな大丈夫なのかなと思うぐらい。
ご利用の流れ - BOOTH
倉庫サービス - BOOTH
ただし、倉庫発送はこちらが荷物を送って、実際通販が可能になるまでめちゃくちゃ遅いです。
7日〜14日かかりますって言われてたけど、大型イベントの前後でもなかったけど2週間本当にかかった。
今年に入って倉庫発送を利用した友人は通販可能になるまで1カ月かかったと言ってました。
いざ通販が始まってからは発送はスムーズ、コンビニで入金できるしクレカも使えるんだけど、通販がはじまるまではめちゃくちゃ遅いので、スピードを重視する人には自宅発送をお勧めしたい。
あと「いや、それ宅急便じゃなくても送れるよね!?」ってサイズでも宅急便指定になったりするのですがまあそれはサービス代かなと思います。
ちなみに倉庫発送でオーナー側で確認できるのは「メールアドレス」「支払い方法」ぐらいなので、よっぽど個性的なメールアドレスでもない限り身バレすることはないので、安心して買ってほしい。
うちのboothこれです。はと文庫 - BOOTH(同人誌通販・ダウンロード)
あと倉庫発送がオススメな理由をもう1個あげると、boothは格安で預かってくれるのです。
初回3か月は無料、以降1000円/3か月(消費税別)。
オタクはモノが多い。段ボール1箱でも減らしたいと思いませんか。そんな感じでずっと継続しています。
うすいほんはいいぞ。
紙はいいぞ。
燃えたらなくなるけどPixivよりは読みやすくて消えないぞ。
軽率に性癖をオープンにしていこう。
とりあえずここで一旦締めて本文はどうやって作っているのかという話をしようね。
わたしが今メインでごりごり書いているのは先日のおたく楽しいエントリでも書いたスプフレです。
あほみたいに書いてます。夏だけで3万字書いてた。移動した感覚は全くなくてうたプリもめっちゃ普通に書いてるんですけど、スプフレは自給自足しないと何もない。
イラストはまだあるのかな。メインで更新してる場所はPixivではないわたしが言えた義理ではないんですけど、小説はまじでないんですよ! そしてわたしはそんな不毛な大地でもえり好みをする! たまには人が書いた小説が読みたいけど解釈が合わないものは読みたくないという我儘な人間なので自給自足します。
わたしが書きたくなる動機というのはだいたい2つです。
・何か(公式の動向から誰かの発言、ファンアートまで)に刺激を受けて。
・twitterのここの隙間を埋めたい
前者の例が
雨の日のST☆RISH | 鳩の巣
クリスマス(2) (桐生開志と垣内秀也と相川玲) | うさぎのねどこ
後者の例が
きょうはルーレット記念日 | 鳩の巣
そこのふたりいいかげんにしろ(相川玲と三島峻介と沖田奈緒) | うさぎのねどこ
そして「書く筋力をつけたい」という動機ではじめるのが診断メーカーとかからのお題生成、そしてそれそれを打ち返すというあれです。
#深夜の真剣文字書き60分一本勝負 「夢の中で」「交差点」「カンカンカン」 | 鳩の巣
「桐生開志」と「飲み会(外)」 | うさぎのねどこ
「ぼくわたしが考えた最強の乙女ゲー2」とかもかきましたが、こういうのは今後は紙媒体になる予定です。
世界線が違うので、誰でも簡単に(WEB上で)読めるようにはしません。人を選ぶ内容になるので、ハードルを設けるためには「金銭を支払う必要がある」「通販などをする必要がある」というのがとてもやりやすいのです。
そんな感じです。
できるだけ本人に近づけたいので、いっぱい知りたいです。
こういう人かなあ、こういうことすきかなあということも書きます。
好きな人のことを考えている時間というのはとてもよいものです。
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