〈運び屋〉リアン&クリス 永遠なんか知らない (新書館ウィングス文庫)

近未来よいバディもの2巻にしてシリーズ終了。

帯にある「預かったのは、禁断のイキモノ。しかもそれが巫女姫」巫女姫、それ単独なら少女小説的になんら不思議ではない単語ではあるけどまさかのカルト教団により生物兵器化された赤ん坊。すげえ!

「永遠なんか知らない」は後に行けばいくほどじわーっとするいいはなしだなー。すごくいいはなしなんだ。
徐々に人間味を覚えていくクリスの行く道がよければいい。
読了後しばらくしてもしんみりとして寂しくて切ない感じがずっと続いた。