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ソードアート・オンライン(6) ファントム・バレット (電撃文庫)

ファントム・バレット完結編。とても分厚い。電撃新刊タワーの中では唯一陥没しててとても取り難かった。
裏表紙のSDキャラがかわいいなあとしみじみした。
キリトさんかっけー。GGOのキリトさんはMarchenの雪白姫でいいんじゃないだろうかとおもった。
しかしなんだ、「AGI型は屑」っていうのは響きが懐かしいなあ。

毒吐姫と星の石 (電撃文庫)

国に捨てられ世界を呪った姫君と、夜の王に祝福され異形の手足を持つ王子の恋のおとぎばなし。
デビュー作ミミズクと夜の王の続編。

占の国ヴィオン。
エルザが生まれた時「彼女の誕生は凶兆である」という天啓に従い産まれてすぐ下町に捨てられることになった。
10数年経ったある日ヴィオンに再び凶兆のしるしが現れ、エルザは下町から罪人を捕らえるようにして連れ戻され再び天啓に従い今度は「ヴィオンの姫君」として聖騎士を擁するレッドアークに嫁がされることになった。
レッドアークの王子クローディアスは、夜の王に祝福された不気味な肌の色とあざやかに彫られた文様の隠すことなくエルザを出迎えた。

エルザをつれまわすオリエッタちょーつよい。オリエッタちょーかっこいい。
オリエッタのために「鳥篭の姫と聖剣の騎士」が掲載されてる電撃文庫マガジンを買おうと思います。
クローディアスとオルデルタの対面、あとエルザの乱入のシーンが好きだ。

著者近影を見てこうぎょくさんとべにたまさんは同一なんだなあとしみじみ思う。ひじつざいこうぎょくさん。

「呪ってやる。呪ってやる呪ってやる呪ってやる! 魂のすべてをもって呪ってやる! この毒吐きの名にかけて!! 星よ落ちろ、光よ消えろ、命よ絶えろ!! 占い狂いのこの国は、業火に焼かれて生きた地獄に成り果てればいい!!」

(P13)

クロノ×セクス×コンプレックス〈3〉 (電撃文庫)

小町はどうにも俺妹の麻奈実っぽい。おばあちゃん女子。「家」っぽい子だなあ。
今回はついに朔太郎とミムラがエンカウント。ミムラが随分とぶっ飛んでいる女子であった。
アシュトンを黒っぽくするとミムラになるのか。

ミムラ×三村も美味しいですが9時間前のオリンピアと9時間後のオリンピアの戦いも素敵です。
「あなただって9時間前に踏み台にしたんでしょ」のあたりはなんかこう、既視感を感じたんだけどこれはあれだ。
実写版タイム・リープの「明日あなたがそう言ったのよ」的なものだ。

タイムトラベルロマンスがごりごりあとがきであげられていたけど、前に出たアンソロジーでは不思議の扉 時をかける恋 (角川文庫)が面白かったな。

いやしかし小町関連まじ過酷。

月光 (電撃文庫)

サスペンスちっくな学園モノ。
野々宮はある日完璧で謎多きクラスのアイドル月森葉子のノートを拾った。そこには「殺しのレシピ」と書かれた小説のような謎のメモが挟まっており、「人を殺す方法」が幾通りも書かれており中には偶発的なものに頼っているものや稚拙なものも多くあった。「あの」「完璧な」月森葉子がこんなものを一生懸命書いているのか? と、野々宮は動機や相手を想像する。日々がつまらなく感じる野々宮にとってそれはとても刺激的なことだった。

そしてしばらくしたある日、月森葉子の父が交通事故死する。クラスメイトの近親者の死を悼む者ばかりのなか、野々宮は殺しのレシピの中にあった「自動車事故に見せかけて殺すレシピ」を思い出して興奮せずにはいられなかった。

ワインよりオレンジジュース派だよ! ワインはいい。ワインはいいがオレンジジュースのストレートさはやばい。
話の大筋にがっつり絡むことなくオレンジジュースの出番は終了するがやばい。
月光がただのラブコメなら読むことはなかったと思うのでワインあってのオレンジジュースである。

月森と野々宮は天才とか天才に触れた人とかそんな感じではあるけど、なんかまっすぐだよね!

イラストマジックのせいか虎南刑事はP4の足立刑事で変換される! 足立ードジッ子+軽薄さ。黒さ据え置き。

ゴールデンタイム〈1〉春にしてブラックアウト (電撃文庫)

竹宮ゆゆこ新作。
「大学の時疎遠だった人と卒業後話をするようになり『なにそのだいがくせいかつ!』」って思うような感じが再び。
「わたしのときはそんな生活じゃなかった」っていうのと「あったあったそういうの」っていう二種混合。
ちなみに私の時は宗教ではなくエステでした……。
香子は光央限定ストーカー気質の重い女の子どことなくベイビィ・LOVEのせあらか……と思うなど。
いや香子のほうが期間長くて気合入りすぎなんですが。一途といえば聞こえはいいですがただの迷惑だよなあ。

おまけんで阿波踊り踊り始めてて笑った。うむ浮いて踊るのがコツです。
慣れてくると指先も綺麗に見えるようにするといいと思います。

リアル高校生1がこれを読んで「大学って楽しそうだなあ」とか思っていざ進学してみて現実との落差にウボァとなる展開もきっとあるはずだ。わたしが「天使なんかじゃない」を読んで高校生活に夢とか期待とかそんなものを抱いたように。

幽霊ってなんですかーとか千波かわいいとか千波何者だとか思いつつ続きは春予定。まだまだ先だなー。
楽しみだなー。2次元君の名前がユヤタンみたい2だと思ってすみません。

  1. しかも1年生ぐらい。もしくは中学生 []
  2. 佐藤隆哉 []

クロノ×セクス×コンプレックス〈2〉 (電撃文庫)

イラストが変わって久々登場のクロノさん。
何気なくカラーページを開いたらオリンピアがセーちゃんに見えた。その頭で次のページを開いたもんだからバーニーがアーサーに見えたという話。モノクロ絵では思わないんだけどな。オリンピア可愛い。
ちなみに公式のセーちゃんとアーサーではなくPixivにいるほうのセーちゃんとアーサーである。

冒頭からタイムリープっぽい! と思った。現象としてのタイムリープではなくてタイム・リープ—あしたはきのう (上)のほう。そしたら本文中にもそのものが出てきてwktkした。
バーニーがいきなり物分かりのいい若松君みたいだな! ていうか翻弄されるバーニー可愛い。
ミムラ視点のミムラは普通に朔太郎なんだけど、バーニー視点のミムラがふつうに可愛い女の子でバーニーがアホかわいい。

ソードアート・オンライン〈5〉ファントム・パレット (電撃文庫)

しばらく気づかなかったけど表紙キリトだったのか……
ちょっと前に「(同じハーレムの主っぽい感じでも)上条さんはフラグメーカーでキリトさんは女ホイホイだよね」ということを言ってたんだけどまじパねえ。キリトさんまじパねえっす(ギャンブルゲームとか)

冒頭の「AGIとかもう古い」に懐かしさを覚える一方です。
ROやってたころはVIT騎士がネタ職だったころからAGI職とかまじありえねーって言われるようになった一連を思い出す。幸いにわたしはGvに関わりがなく、まあ接続時間的にもソロが圧倒的に多かったので劣等感とか羨望とかそういうのに悩まされることはありませんでした。
むしろASPD遅いのとか耐えられなかったしアサシンちょーもえだったのでAGI職ばっかりだったな!
長引いた揉め事もありましたが人当たりもよいほうだったと思いますよ。

あと「ミルフィーユ」だけで笑えるのはどうかと思う。死体に土塊死体に土塊死体に土塊。
「それが、いつかあなたを倒す者の名前」に聖戦と死神のゲーフェンバウアーを思い出す。
? 貴様を殺す男の名を忘れるな! /

エアリエル—緋翼は風に踊る (電撃文庫)

空戦か! と思って買ってみたはいいものの蓋を開けてみればボーイミーツガールのほうに重心が。

舞台は架空の国設定になっているけど多分イタリア。
レヴァンテの戦い方とか戦争の理由とかから第1次世界大戦のあとぐらいかなーとか思います。

カメラが趣味のマコトは「人殺しの道具を作って成り上がってかつ、マコトに政略結婚を勧める家」に嫌気が差していた。家を飛び出して写真をとっていたところ銃撃戦にあい、知らぬままに反政府組織の船に乗りそのままカメラマンとして雇われることになる。
マコトが住むことになった家は反政府組織「レヴァンテ」のエースパイロット「赤い亡霊」ミリアムが住んでいる。

個人的には2章がクライマックスだった。もうこの話ミリアムとマルだけでいいよと思った。女子組はいい。
しかしマコトのカメラバカエピソードはキモいっていうか気持ち悪い。どんな英雄的行動を起こしたとしても帳消しになるぐらいドン引きした。お風呂ハプニングは多少見たり触ったりしても不幸な偶然による事故がありえるよねっていう。でも写真を撮るというのはすごく自発的な行為だよ。常識をぶっとばしすぎだ。あれをラブハプニングで済ませるにはあまりにも犯罪ちっく。ぶっちゃけ車椅子でミンチにされてもおかしくはないと思った。屋敷の人超寛大。

同じくイタリアを舞台にした第1次大戦後の飛行機乗り、「紅の豚」は来月7月2日に放送されます(n'∀')η
「カッコイイとは、こういうことさ。」

デュラララ!!×8 (電撃文庫)

ラストとチャットにおける臨也が可哀相過ぎて笑った。
黒幕っぽく振舞える程度の実力があるからいいけどそれがなければこの人のだめの大河内君だよな。

今回はさらっとバッカーノとリンクしてたなー。シャロンとクローディアってそれ葡萄酒とシャーネの孫だかひ孫だかだ! バッカーノ1710はまだ積んでいるので崩していきたい。

渡草さんがなかなか残念な人だった。ラストの台詞とかあとがき的に今後ワゴン(主に遊馬崎)の人々の出番は増える巻はあるのだろうかそれとも削られっぱなしなのだろうか。とてもきになるところだ。
特典には弾かれがちな我が地元でもYUMASAKI WALKERは配布対象だった。びびった。

張間さん可愛い。そして杏里がエロティカルタユンだった。
あと今回の見所は頭上に猫なシズちゃんより「お兄ちゃん」をしてるシズちゃんだと思いました。

とらドラ・スピンオフ〈3!〉—俺の弁当を見てくれ (電撃文庫)

あちらこちらで発表した短編の総集編。
完結してもう1年。もう「完結しました作品箱」に入ってしまっているのと舞台設定がものによっては1?5巻程度だったりするので、ニセとら以外は初読なのに再読したかのような懐かしい感じがした。

「バッドエンド大全」の北村・実乃梨の未来がとてもいやな感じでした。
「高校のときはどんなに万能感溢れてても現実ってこんなもの」感がすごい。あと竜児が歌ってた中国の古代から今に至る国名シリーズのうたがなつかしい。

210ページ付近の「ちょろぎを知らないなんて!」のあの台詞と挿絵はいい仕事をしている。
なんというイリヤの空。タイトルとあとがきをよんでにやにやした。
しかし本当にちょろぎは馴染みがない。ぐぐって現物も見たけど本当にこちらでは見ない。

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