ふたつめの月

連作短編。ミステリがからんだ恋愛モノ?
加納朋子のななつのことかスペースとかよりはもうちょっとぐじゃぐじゃしてる。これはうーーん……という感じだった。主人公の性格がうじぐじしているのでどうにもこうにも合わない。とりあえずもう1冊2冊読んでみる。

 だけど、彼は久里子の彼氏でもなんでもないのだ。ただ、久里子が彼のことを好きで、毎週休みの日はふたりで遊ぶほど仲がよかっただけの話。
 本当は、少し前までは久里子だって彼氏みたいに思っていた。ふたりとも照れ屋で、言い出せなくて、ぐずぐずしているだけで、きっと弓田くんも久里子のことが好きなんだと思っていた。(P13)