イギリスっぽい感じの異世界が舞台。というかロンドラってなんかでも見たなあ。貴族探偵エドワードかな。
主人公は助手としての修行を終えて検死官になったサイラス・クレイトン27歳。検死官として赴任することになったのはギルドフォード自治区という、自ら膝を折り併合される代わりにある程度の自治を許された土地だ。
赴任したはいいものの、この土地では検死官がまったく必要とされていない。
事件が起こりにくい鄙びた地域ということもあるが、ここにはネクロマンサーがいる。死者の弔いも事件捜査も彼に委ねられている。暗に帰れといわれつつもサイラスはこの土地に居残りネクロマンサーと相対する。
そんな死者をめぐる物語。なんだライトな鬼籍通覧にガーベラじゃねーの。
男性バディものでnotニアホモです。検死官とネクロマンサーのバディじゃなくて1基本は検死官と検死官を拾った薬師の話です。殺人事件もおきます。それの謎解きだな。
「死体は語る」とかつて検死のえらい人はいいましたがネクロマンサーが入るので本当に「死体が喋る」のです。
「俺はあいつに殺されたー」って言うのです。でもそれではお話にならないのでもう1回転します。
いやしかしこの表紙はメディアワークス文庫感で溢れている。
- その要素もあるにはあるけど [↩]
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