NOTTE-恋情の十字架- (小学館ルルル文庫 ゆ 2-2)

エクソシスト見習いから昇進したイリスとその後のルカの物語。
帯「読者支持、急上昇中! 6月7月連続刊行決定!」 折込チラシ「完結!」
終わるんかい! とまず突っ込んだ。
出発地があって目的地があって、目的地に行ってなにかするんじゃなくて目的地にたどり着く前に色々する話が圧倒的に長い。1巻読んだときも思ったけど連作短編みたいな感じなので1巻読んでなくても2巻は読めると思う。
後半に出てくるマトフェイがおいしくて、でも出番が少なくてそれが残念だ! このひとが主人公のスピンオフ(特に過去)とかあったら読みたいね。

今回はイリスとルカが北の都へ行くに当たり監視がつくんですが、この監視役がナイス当て馬。
女なのに当て馬状態って珍しいなあと思ったけどなんか毒されてる。
いやだって少女向けは 男−女 ←男 であることが多い感じで今回は 女 男←女だからね。しかも若干のヤンデレの気配。

アビール涙目笑った。マトフェイは台詞がいちいち脳内で音声再生される。関西弁め!