『悪魔』でも恋に生きる—真・運命のタロット〈5〉 (講談社X文庫—ティーンズハート)

《死神》とのフェーデ終了。
勝ったはずなのにすごく容赦ない展開だった。ん? えええええ?って感じの。
ゴーリキー一家……。今後救いとか光とか見えたりするのかな……とおもった。
《女帝》と《皇帝》の登場がわたしにとっては救いだった……そして黒《恋人たち》へ。

それはさておき《審判》の持ち曲、緋色の囁きに反応した。どことなく綾辻行人っぽい。

「前に向かって進むしかないんよ」
文華がいう。「起こってしもうたことに、"改変"以外の方法で向き合うしか、うちらにはできへんのよ」

(P18)

「《女教皇》がもし、三十億の人間たちを、その小さな背中に背負っていたとしても《魔法使い》は《女教皇》を抱きしめるのにためらいはしない。《女教皇》が、その小さな背中に罪の刻印を背負っていたとしても、《魔法使い》は《女教皇》を抱きしめるのにためらいはしない」

(P163)

「生きていく代償を支払えばいいのよ!」

(P262)