光炎のウィザード恋は電光石火 (角川ビーンズ文庫 42-14)

これはいいゼストガ×リティーヤ(゚д゚)俺ヤムセ派だけど!

前短編に出たゼストガのママ上が登場した。後今まで名前だけは出てたけど表舞台に出ることはなかった魔術師組織のうちのひとつが登場した。

 リティーヤはゼストガに甘えている。ゼストガは甘やかしてくれる。
 自分たちは距離のはかり方を間違えている。
 自分たちの距離は最近不意に離れたり、近づいたりする。そういうのは正直心臓によくないし、多分あんまり正しくなくて、たまにこういう間違った距離を取ってしまう。
 自分たちは、自分は間違っている。
 だからリティーヤは顔をあげた。

(P165)

ここすんごいシリアスな展開なんだ。雪山だし2人だけだしさっきまで衝突してた。
うおおおおとなるようなところなのにページめくったら

鼻水がでろり、とコートについて糸を引いた。
「あ」
「うわあああああっ、さっさと離れてくださいー! 何考えてんですかちょっと!」

(P166)

この落差にめちゃくちゃ笑った。

色々謎を振りまきつつ終了。あとがきによれば次巻は師弟(つまりヤムセとリティーヤ)の話だそうなのでとても楽しみだ゜+.(・∀・)゜+.