天翔けるバカ flying fools  コバルト文庫

確か去年の今頃、ミラコンの時にsoundseaさんに唆されて買った本……
第1次世界大戦のイギリス航空部隊(not空軍)の話です。ちょっと殺伐とした紅の豚。飛行機はロマン。
しかし偶然にも芙蓉と同時期の本を読んだものです。本に呼ばれた現象。

リックの初戦がとても衝撃的だった。直球にぐろい描写なんぞほとんどないけどパラシュートもなく炎に巻かれて飛行機から飛び落ちていくシーンとか「10分おきに緩めないと血が通わなくなって腕が腐り落ちる」「死ぬよりマシだろ」「本当にそう思うのか」とか大層薄ら寒いものがあった。
「この戦争は3ヶ月ぐらいで終えて自国の勝利で終えてワイン片手に思い出話ができる『平和のための戦争』だと皆思ってたけどそうじゃなかった」とかどえらいせつない。

スコアが血を吸った上に存在する禍々しい称号だとしても空戦一騎打ちはロマンだなあとおもった。

余談。

ただ、今年の二月にウィルソン大統領が、「ドイツむかつく。ウチは中立なんだからアメリカ船攻撃するのやめてよ」といった趣旨の議会演説をして、ドイツと国交を断絶したところからみると、ドイツは敵のようだ。

(P18)

ヘタリアで再生された……(何てこったい……
「陰気で生真面目なイタリア人パードレ」とかは反応しないので国名指し発言に反応してるのかなあと思うなど。国名名指しといってもニュースから聞こえてくる音声とかテロップはまた別物。

「私の考えが既に時代遅れとなりつつあることは、重々承知だ。おそらくこれから先、技術が進むにつれ、戦闘はますます殺伐としたものとなるだろう。同胞愛や忠誠、全力を以って戦うことへの歓び、そうしたものは全て失われ、むしろ嘲笑の対象となり、兵士はただ全体の中で機械的に戦い、ますます一人の命は軽いものとなるだろう」(略)
「それは仕方のないことだ。だが私は、そういうやり方には決してなじめそうもない。あらゆる意味で、貴族が貴族らしく生き、戦うことができるのは、この戦争が最後となるだろう」

(P205)

芙蓉千里

最初厚さにびびっていたのですが1読み出すとこれが凄い勢いで時間を忘れる小説でした。本読みながら「やばいもう寝んと」と思ったのはなんだか久しぶりな気がするなあ。

時期的には第1次大戦のちょっと前、日本はまだ明治時代の20世紀初頭、中国ハルビンが舞台。
「大陸一の女郎になる!」と自ら人買いに志願して東北地方から大陸に渡ったフミ、フミと一緒に売られてきたタエ、2人が売られた女郎屋酔芙蓉の格好いい姐さんがたの話です。

フミは最初から女郎志望で、タエは女郎になることをとにかく嫌がっている女になりたくないと思ってる実に対照的な2人。フミはどう見ても流血女神伝でいうところのカリエポジションなので、フミはサジェだったらどうするよ……救われるのはグラーシカお姉さまかな……と思ってたらうまいこと共存共栄みたいな感じだったのでほっとする。

近現代に舞台が置かれているため史実もすごく自然なかたちで絡んできます。
蘭花姐さん……!

ちなみに私は山村派です!(何か主張しておかないといけない気がした
しかし黒谷への啖呵切る&宣戦布告シーンは美味しい……

とりあえずsarisariの短編かな……11月の上旬ぐらいまでは公開されてるらしい。
sarisariはエッセイだけは読んでるんですが、携帯で小説とかまじ読みにくい。

「それと同じだよ。踊らなきゃ生きていけなかったから、必死に練習しただけ。辻芸も、畑仕事も、体を売る女郎も何も変わらない。それに私はもう、生娘じゃないからね。今さら、どうってことはないよ」
息を呑んだのタエの顔が、みるみるうちに青ざめていく。フミはひどく残酷な気分になっていた。

(P107)

離れろ。その一心で、ひた走る。離れろ。離れろ。死の空気から。敗北と絶望から。

(P136)

「だから、早く来て。ほんとに来て。私が、諦めてしまわないうちに」
フミは目を閉じた。睫毛が震え、ひとすじの涙が零れる。ああ、夢でもいい。また会いたい。

(P235)
  1. 400ページ近くあります []

今日ふと「俺妹イベント行く人・行こうか悩んでる人のための徳島観光ガイド」というネタを受信したのでごりごりと書いてみます。
徳島駅周辺はるるぶとか見てもさらっと流されているのでまあ誰かの役には立つんじゃないかと思って作成。

とりあえず「あったほうがいいだろう」と思うことは書きましたが何かありましたら突っ込みお願いします。
わたしはイベント関係者ではないのでどのぐらいの規模でどこで何があるのかとかは分かりません。

基本的に記載がない限りは「徒歩前提」です。

2010/3/28追記
@kuroneko_datenに捕捉されたので一部修正更新。
これはvol.1開始前に作成したものなので会場が眉山山頂となっていますが、vol.3の会場は主に東新町周辺です。
vol.3会場付近のガイドは
colorful - 観光ガイドとウェルかめ終了と。
colorful - 「俺の妹がこんなに可愛いわけない」イベントGWに徳島再上陸。
をご覧ください。
あと夜行バスでいらっしゃる方は
colorful - GWマチアソビ夜行バス組向け早朝の暇つぶし、あと地図。
もどうぞ。

このエントリは2009年度版です。
2010年度版はこちらへ→colorful - マチアソビ来県者向けはじめての徳島ガイド2010

マチアソビ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない著者トークイベント

見た瞬間めっちゃ笑った。一言で感想いうと「なんでやねん(゚д゚)」に尽きるんですよ。
元々行く気ではあったんですが、笑える展開だなあ。

関連:エヴァ/謎フェスタ/このラノ

RDG2  レッドデータガール  はじめてのお化粧 (カドカワ銀のさじシリーズ)

泉水子は自分の力に向き合うため生まれ育った玉倉神社を出て東京へ行く。
入学した鳳城学園は高尾山の北側にあり全寮制の高校である。泉水子は無試験で入学したが、試験免除で入学できる生徒はそうはいず、中等部までいてもエスカレーター式で進学できなかった者も結構いるほど学力レベルは割と高い。寮は基本的に2人組で、泉水子のように遠方から入学してくるものには学園によく慣れたものが同室として選ばれる。

2巻は「大きな物語への序章」っていう感じで、割と顔見せみたいな感じがします。
しかし相楽父子はとてもよいです。主にはお父さんがよいです。
同室の宗田真響とのあれこれや、ずっとしていた眼鏡を外したり、部活とか生徒会とか。
真響を頼りに他クラスまでやってきたはずなのに深行を呼び出す泉水子とか、それを見て邪険にするでもなく世話をしている深行とかにいちじるしいときめきが。

物語の終盤で日舞がちらちらとできます。なんか最近日舞と縁がある気がします。

ところで、

「南無飯綱大権現と唱えるんだよ。ご本尊は飯綱権現だ」

(P243)

イヅナと聞いてうっかり誰かの嫁を思い出した。

「うかつには近づけない気がする。魅力がありすぎてきっと危ない。とてつもなく悪い人かとてつもなくいい人だけど、はっきりしたころには磁力で離れられなくなっているから、どっちだろうともう遅い——そういう人に見える。遠巻きにしているのが利口かもね」

(P231)

そのとき翼は舞い降りた (角川ビーンズ文庫)そのとき鋼は砕かれた (ビーンズ文庫)そのとき君という光が (角川ビーンズ文庫)

プリハーに出てると聞いて気になって古本屋でチェックしてましたがこの前ようやく発見したので読む。
TAKADONO OTHERS5が届いた頃だったのでちょうどよかった。

舞台はプリハーからさらに遡って残虐王ミルドレッドの時代。
何の根拠もなくシリアス寄りの小説かと思ってたらとてもギャグだった。超笑った。
既読者のさりさん曰くあんまり一般受けする笑いではなかったらしい。なぜだ!
しかしタングレードの呪いは最悪で切ない。どれだけ好きな人でも忘れないでいて欲しいひとでも自分の記憶だけが消えてしまうのだ。誰にも覚えられていないのって最初から存在しないのと同じだよなあ。

絶対無敵団のポーズはギニュー特選隊風に再生された。
ていうか無敵団の血筋はコック団にしっかり受け継がれたと思う。
おやつ愛とか麦酒愛とかアホだなあ(*´∀`)とかによによした。

鋼はべりー性的だった。うれしはずかし初夜作戦でも大概腹筋パンチだったんですが、天空都市は性的にオープンでフリーダム過ぎる。野合の街とか数年に何回か発情期があるとか。情緒やはじらいはおとといきやがれなムードである。
ていうかミルドレッドは自分のことが好きすぎだ!
ミルドレッドの腹心の部下のエルゼリオは名前を見るたびにエルゼリオをおもいだす。

打ち切りだと知っていたけど「君という光が」はここで切れるのかーと嘆く。続きどこー!
セルマゲイラとミルドレッドが可愛い。ロマン。「これが愛か!」「これが愛です!」とか言ってるところと水中のシーンのギャップにときめいた。

思わぬ再登場を果たしたリリエラはがくがくぶるぶるする。
「俺からフランを取らないでくれ」にきゅんとする。

OTHERSとそのあとがきで若干補完されたけどあれがどうやったらプリハーのあれになるのだ。
うなぎ超ふいた。

第三次領土拡大遠征凱旋記念「国王生誕祭」コンプリートDVDボックス

AmazonでDVDボックスが登録されてましたよ。8880円です。
ブルーレイのほうは1枚4439円でした。

あとクロニカ学習帳に載ってなかったので気付かなかったアニカンもいつの間にか出ていた。

アニカンR MUSIC 09 angela アリプロジェクト 石川智晶 志方あきこ JIMANG 妖精帝國 supercell 榊原ゆい[雑誌]

まだ買ってないんですが内容紹介見るとSHいた。あとうみねこの関係か志方あきこ/じまんぐもいます。
じまんぐの「la divina tragedia?魔曲?」はあさって発売のようです。

la divina tragedia~魔曲~ TVアニメーション「うみねこのなく頃に」EDテーマ

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