らったったとソロカラ。とりあえずマトリョーシカを入れてみる。
穴があったら掘りたい!とかが表示されないのは想定の範囲内だったんですが、あれなんかルビが振られてない。DAMなのに入ってない? いやマトリョーシカだったらルビなしでも歌えるけど……と歌う。
最後に出てくる衝撃的な一文。
(アーティストの意向によりルビは表記しておりません)
(゚д゚)!!!!!
まじでーと思ったけど本当に他の曲も入ってないんですよね。やばい。歌おうWIKIとか見てないからその辺はまだ補完してない。それっぽく!(←合言葉
ちなみに「奴隷市場」が歌いやすいかなあと思って実際に歌ってみたら
「死せる乙女その手には水月」と「死と嘆きと風の都」が歌いやすかった。奴隷市場はこの次ぐらい。
textを更新して、一番下に9/12~15の東京日記を足しました。
「秋の牢獄」が好きだな!「神家没落」はタイトルも作者も認識していなかったけど野性時代で読んでた。内容全部覚えてた。「幻は夜に成長する」はうーん……というところ。
ぼくたちの本体はとっくに進んでいて、ぼくたちは本体が十一月七日に脱ぎ捨てていった影みたいなものじゃないのか。世界は毎日、先へ進むたびに、その時間に影を捨てていくのかもしれない。
(秋の牢獄 P67)
11月7日を延々と繰り返すことになった私こと藍の話。
11月7日は繰り返している人は他にも多くいた。人を殺しても事故を起こして死んでも遠くへ行っても、次の日の朝には何事もなかったかのようにベッドで目を覚ます。何十回と過ごす11月7日の話。
実は読んでなかったんだよ乙一デビュー作。
9歳の夏の日だった。木の上にいた五月は弥生に押されて地面に落ちて死んでしまった。弥生とその兄、健は五月の死体を隠そうと奔走する。というのが五月視点で語られる。
しかし私雰囲気もえとしては「優子」のほうが好きだ。
戦争が終わって間もないころ、鳥越家で住み込みで働くようになった清音と主人夫婦の話。
旦那様も奥様も変な方だ。清音は思う。政義も優子も自分の前ではわざと襖を開けないようにしている気がして清音はたまらなかった。自分の廊下を歩く、きゅ、きゅ、という板のこすれあう音に二人耳をすませて警戒でもしていそうで、背筋がぞくりとなった。鳥越家の長く薄暗い湿った廊下は遠くのほうや隅っこのほうに闇が溜まり、その中にたまらなく嫌な視線を感じてしまう瞬間がこの家に来て何度かあった。
(優子 P153)
ROMってる某PBWのお気に入りな人たちが次々にお亡くなりになったので、病んでる分を補給しなくてはいけない!と思い立ち再読。
有海の携帯にはたびたび幼い男児の声で謎の留守番電話が入るようになっていた。着信日時は10年ほど前を示している。かけなおしても、「おかけになった電話番号は現在使われておりません」と流れるのみ。
本気でどろどろするほどスキになったら殺したくなるかもしれない——春川の台詞が頭に浮かび、自分の中にぞくりとした暗い感情が芽生えるのを感じた。自分のものにならないなら、航兄なんて死んじゃえばいい——。
(P79)
⊂´⌒つ*。Д。)つ
有海はいかにして従兄弟である航祐を殺したか、という話ではなく。
有海と春川(2個上だけど同学年)の欠陥と行き当たりばったり感と薄暗い青春にあふれたラブの話です。